- 氏 名
- 金 康浩(准教授)
- KIM Kangho
- 担当科目
- 研究分野
- 商法・会社法
- 研究の紹介
会社法は、主に、会社に出資した株主、会社の経営者である取締役、および、会社の取引先である債権者の利害を調整するための法律です。
私は、これらの利害関係者のうち、株主が会社に対して有する権利を中心に研究しています。株主が会社に対して有する権利には様々なものがありますが、中には諸外国の会社法上の権利と比較可能なものもあります。私は、アメリカ法と日本法とを比較することにより、日本法上の制度の趣旨に対する理解を深めることを目的としています。
- 主要業績
- 学生へのメッセージ
法律の勉強は、ある程度全体像を理解して自分の頭で考えられるようになると面白くなると思います。勉強していく過程で、内容だけでなく文献の調べ方等を含めてわからないことがたくさん出てくると思いますが、講義や演習で手助けをできればと思います。
大学生活では、勉強以外にも色々な経験をして良い思い出をたくさん作ってください。
学 部 | 基礎演習1、応用演習2、専門演習1、企業法3 |
大学院 |
論文 | 「不実開示責任の追及における機関投資家および個人投資家の役割(1)、(2・完) ―アメリカ私的証券訴訟改革法における主任原告条項(Lead Plaintiff Provisions)の構造―」早稲田法学会誌71巻2号167頁(2021)、同72巻1号57頁(2021) |
論文 | 「株主の権利行使における持株要件の形成および展開(1)、(2・完) -アメリカ会社法における株主閲覧権制度および株主代表訴訟制度ならびにSEC規則における株主提案権制度を対象として-」早稲田法学会誌70巻2号39頁(2020)、同71巻1号55頁(2020) |