- 氏 名
- 松田 恵美子(教授)
- MATSUDA Emiko
- 担当科目
- 研究分野
- 東洋法制史
- 研究の紹介
- 社会における秩序形成には何が必要であるか、そのために何が法に求められるかを考えている。近代法の限界、理性的ではなく関係性の中に生きるというような現実の人、人の生み出す権力性、フェミニズムのもつ根源性、徳と礼と法など、様々な角度から検討を加えているところである。
- 主要業績
- 学生へのメッセージ
- 現在は何が正しいか、どう生きるべきかなど誰も教えてくれません。自信をもってそれを語れる人がほとんどいないからです。そのため自分で考えなければなりません。多くのものを見、多くのものを読み、多くの人の話を聞いて、自分でもたくさん話して下さい。その中できっと人としての生き方が見えてきます。またそうすることで、自分自身の頭で思考できるようになるはずです。そしてまた美しいものをたくさん見て、美しいものの中でゆっくり時を過ごすよう心がけ、豊かな心を育てて下さい。
学 部 | 基礎演習1、応用演習2、専門演習1、東洋法史論、日本近代法史、外国語文献講読(中国語)、特設科目B(中国法文化1)、特設科目B(中国法文化2)、特設科目B(法女性学1) |
大学院 | 外国法1(英米法)〔英語〕、基礎法特別(東洋法史論) |
論文 | 「縁坐を通じてみた日本・中国の法比較(一)(二・完)」(『法学論叢』127-2、127-6、1990年) |
論文 | 「伝統中国の法と社会への一試論」(『名城法学』47-3、1997年) |
論文 | 「現代中国大陸民事裁判理論の課題と伝統中国法の視角」(『名城法学』49-1、1999年) |
論文 | 「『青鞜』論争から人と法へ」(阿部照哉先生喜寿記念論文集『現代社会における国家と法』、成文堂、2007年) |
論文 | 「魯迅の描く『人』と届かない『声』、そして法」(『社会科学研究』58-2、2007年) |