法学会
法学会は、法学部所属の専門科目教員ならびに大学院生および法学部生によって構成されている組織で、会員の学術研究活動を支援することを目的としています。
活動の内容
主な活動としては、紀要「名城法学」や学術論文集「名城大学法学会選書」の発行、法学部資料室の管理・運営などを行っています。また、法制史研究会・公法研究会などの専門分野ごとの研究会や、国内外の研究者や実務家を招いて学術講演会を開催し、学術研究の発展に寄与しています。
法学部の学生のみなさんの学業の成果に対しては、卒業式時に成績優秀者として法学会賞を授与しています。また、「ゼミ対抗スポーツ大会」など学部主催の行事やゼミ活動への支援も行っています。さらに、学生の資格取得への補助である「資格等取得奨学金」も法学会の活動の一つです。
このように、名城大学法学会は、法学部の学術研究活動を支援することにより、学部全体の発展の原動力となる組織として重要な役割を占めています。
法学会選書
法学会選書は、法学部の教員が執筆した研究成果を広く社会に広め、法学・政治学研究の発展に寄与することを目的に1995年に創刊されました。これまで世に送ってきた14冊の著作は、いずれも珠玉の労作として学界から高い評価を得ています。
巻 | 著者名 | 書 名 | 発行年度 |
---|---|---|---|
第1巻 | 小早川 義則 | ミランダと被疑者取調べ | 1995年 |
第2巻 | 木村 裕三 | イギリスの少年司法制度 | 1997年 |
第3巻 | 小山 剛 | 基本権保護の法理 | 1998年 |
第4巻 | 小高 剛 | 損失補償研究 | 1999年 |
第5巻 | 佐藤 文彦 | ドイツ国際氏名法の研究 | 2003年 |
第6巻 | 駒林 良則 | 地方議会の法構造 | 2006年 |
第7巻 | 柳澤 武 | 雇用における年齢差別の法理 | 2006年 |
第8巻 | Hisao Kuriki (栗城 壽夫) |
Beitrage zur Geschichite der deutschen Staatsrechtswissenschaft | 2009年 |
第9巻 | 出水 忠勝 | 現代北欧の法理論 | 2010年 |
第10巻 | 柳 勝司 | 委任による代理 | 2012年 |
第11巻 | 肥田 進 | 集団的自衛権とその適用問題 「穏健派」ダレスの関与と同盟への適用批判 |
2015年 |
第12巻 | 片桐 善衛 | 区分所有法の探究 | 2016年 |
第13巻 | 渡邊 亙 | 法律の留保に関する比較研究 | 2019年 | 第14巻 | 伊川 正樹 | 譲渡所得課税に関する基礎的研究 | 2023年 |
第1巻 | 1995年 |
小早川 義則 | ミランダと被疑者取調べ |
第2巻 | 1997年 |
木村 裕三 | イギリスの少年司法制度 |
第3巻 | 1998年 |
小山 剛 | 基本権保護の法理 |
第4巻 | 1999年 |
小高 剛 | 損失補償研究 |
第5巻 | 2003年 |
佐藤 文彦 | ドイツ国際氏名法の研究 |
第6巻 | 2006年 |
駒林 良則 | 地方議会の法構造 |
第7巻 | 2006年 |
柳澤 武 | 雇用における年齢差別の法理 |
第8巻 | 2009年 |
Hisao Kuriki (栗城 壽夫) | Beitrage zur Geschichite der deutschen Staatsrechtswissenschaft |
第9巻 | 2010年 |
出水 忠勝 | 現代北欧の法理論 |
第10巻 | 2012年 |
柳 勝司 | 委任による代理 |
第11巻 | 2015年 |
肥田 進 | 集団的自衛権とその適用問題 「穏健派」ダレスの関与と同盟への適用批判 |
第12巻 | 2016年 |
片桐 善衛 | 区分所有法の探究 |
第13巻 | 2019年 |
渡邊 亙 | 法律の留保に関する比較研究 |
第14巻 | 2023年 |
伊川 正樹 | 譲渡所得課税に関する基礎的研究 |