氏 名
髙松 淳也(教授)
TAKAMATSU Junya
担当科目
学 部応用演習1、応用演習2、専門演習1、専門演習2、行政学、特設科目B(地方自治論)、特設科目B(法文化2) 
大学院政治学2(行政学) 
研究分野
行政学、政治過程論、現代政治論(日本とイギリス)、公共交通政策
研究の紹介
民営化や規制緩和といった新自由主義改革がその後の政策形成にどのような影響を与えたかについて、日本とイギリスの交通インフラ政策(主に鉄道や空港)を中心に研究しています。2026年にはそれまでの研究成果をまとめた単著を出版しました。そこでは、その国の政治過程全体における新自由主義というアイディアの浸透度合いよりも、個別領域において改革時に採用された制度の方が、その後の政策形成に影響を与えるということを歴史的制度論にもとづいて明らかにしました。今後はパンデミックや戦争といった影響を受けてどのように変化していくかを研究していきます。
これに加えて、人口減少が著しい日本の地域社会において公共交通をどのように維持していくかについても研究しています。
主要業績
著書『交通インフラ政策はどう決まるか:日英における新自由主義改革後の鉄道・空港』、法律文化社、2026年
著書「第14章 公共交通とまちづくり」、入江容子・京俊介編、『地方自治入門』(共著)、ミネルヴァ書房、2020年
論文「空港政策における規制緩和とアクター間関係の再編:空港コンセッション導入の効果」、『公共政策研究』、25号、2025年
論文「規制緩和と地域公共交通ガバナンス : 茨城県における地方鉄道存廃問題の政治過程」、『名城法学』、65巻、1・2号、2015年
論文「新自由主義改革以降における政策ネットワークの様態:日本とイギリスにおける運輸政策を事例に」、博士号請求論文、神戸大学、2009年
学生へのメッセージ
政治・行政という事象は、表面的な状況のみを見て議論されがちです。しかし、生成AIによってされに手軽に多くの情報や時にはその分析も得られる現代、それが本当のことかどうかを判断する能力が必要となります。データを揃え、論理的な分析枠組みに基づいて対象を観察すると違った風景が見えてくることが往々にしてあります。表面的な議論(メディアに出てくるような「一見すると偉い人」の言説、最近ではSNSや生成AIによる言説)に惑わされずに、「それはホンマか?」と疑問に思い、自分で考える姿勢を常にもつことが必要です。

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