氏 名
近藤 敦(教授)
KONDO Atsushi
担当科目
学 部基礎演習1、基礎演習2、応用演習1、専門演習1、専門演習2、憲法1、国際人権法 
大学院憲法特殊研究指導1、憲法特殊研究指導2、憲法特殊研究指導3、憲法特殊研究2、憲法5、憲法2(人権保障)、憲法5(多文化共生) 
研究分野
外国人の人権、国際人権、移民政策、多文化共生政策、市民権、国籍、議院内閣制
研究の紹介

国際的な研究チームによる編著『Citizenship in a Global World』(Palgrave Macmillan, 2001)』、『New Concepts of Citizenship』(CEIFO, Stockholm Univ. ,2003)、『Migration and Globalization』(Akashi Shoten, 2008)、『Migration Policies in Asia』(SAGE, 2020). 国内の研究者を中心とした編著『外国人の法的地位と人権擁護』(明石書店、2002)、『移民政策へのアプローチ』(明石書店、2009)、『多文化共生政策へのアプローチ』(明石書店、2011)、『外国人の人権へのアプローチ』(明石書店、2015)、『移民政策のフロンティア』(明石書店、2018)などの研究を踏まえ、総務省・愛知県・名古屋市・可児市・小牧市・春日井市・安城市・田原市・西尾市・各務原市の多文化共生推進プランづくりに関与した経験から、日本での法制度づくりを視野に入れた『国と自治体の多文化共生の比較研究』という科研費の研究をメインテーマとしている。

Routledge Handbook of Constitutional Lawに寄稿した”Rights of non-citizens” (with Dragoljub Popović) のように、憲法と人権条約の整合性が最近の研究関心であり、近刊予定の『国際人権法と憲法』(明石書店)では、憲法と国際人権法の架橋を試みており、国際的な人権の発展傾向を踏まえた現代の人権問題を解明する。

主要業績
著書『「外国人」の参政権:デニズンシップの比較研究』(明石書店 1996年)
著書『外国人の人権と市民権』 (明石書店 2001年)
著書『多文化共生と人権』 (明石書店 2019年)
著書『人権法 <第2版>』 (日本評論社 2020年)
著書『移民の人権』 (明石書店 2021年)
学生へのメッセージ
学生時代は、人生のうちでも、とても貴重な時期なのだから、いろいろなことに挑戦して、大学生活を謳歌してもらいたいものである。ゼミの論文作成は、後期からはじまる。前期の判例百選の中から選んだ事件をグループで分担して報告するのではなく、各自が好きなテーマを選ぶことからはじまる。調べたり、書いたり、議論したりすることに興味をもってもらいたい。学問に熱中する時間をもてることの楽しみを味わって卒業してもらいたいものである。

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