氏 名
髙松 淳也(准教授)
TAKAMATSU Junya
担当科目
学 部行政学、応用演習1、応用演習2、専門演習、卒業研究演習 
大学院政治学研究指導1、政治学2(行政学) 
研究分野
行政学、政治過程論、現代政治論(日本とイギリス)
研究の紹介
新自由主義改革がその後の政策形成にどのような影響を与えたかについて主に運輸政策を中心に研究しています。昨年夏に神戸大学に提出した博士論文ではこの問題関心について日本とイギリスをケースに比較分析しました。そこでは、新自由主義というアイディアの浸透度合いよりも、民営化における実際の政治過程でどのような制度形成が行われたかということが、それ以降の運輸政策の形成に影響を与えるということを明らかにしました。今後は国政レベルの運輸政策の研究を続けると共に、財政難や高齢化に直面している地方における持続可能な運輸政策についても研究して行きたいと思っています。
主要業績
論文「新自由主義改革以降における政策ネットワークの様態:日本とイギリスにおける運輸政策を事例に」、博士号請求論文、神戸大学、2009年7月
論文関西圏域における広域行政研究会、『最終報告書』、2008年3月、(伊藤光利と共著)
論文「イギリスにおける民営化以降の運輸政策:鉄道を事例として」、『年報行政研究』、第42号、pp124-142、2007年6月
論文‘Paradox of Privatisation: the Case of Railway Policy’, ICCLP Publications No.9, pp 221-245,2006.3
論文「社会資本整備の政治過程における決定のルールとアリーナ:整備新幹線と空港整備をケースとして」、『レヴァイアサン』、第35号、pp59-85、2004年11月
学生へのメッセージ
政治・行政という事象は、特にメディアにおいて、表面的な状況のみで議論されがちです。しかし、データを揃え、論理的な分析枠組みに基づいて観察すると違った風景が見えてくることが往々にしてあります。表面的な議論(メディアに出てくるような「一見すると偉い人」の言説)に惑わされずに、「それはホンマか?」と疑問に思う姿勢を常にもち、政治学、行政学にとどまらない幅広い多くの知識やデータと論理的思考によって、自分自身で社会について考える機会を私は作っていきたいと思っています。

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