2021年度講師一覧


第1回(4月13日)

オリエンテーション


    講義の概要や受講上の注意などを説明します。 

第2回(4月20日)

自分を見つめる・名城大学の歴史


    先輩講師の経験談を聞く前に、自分自身を見つめなおし、問題意識を明確にします。また、自分が通う名城大学のルーツと歴史について学びます。

第3回(4月27日)

先輩の声を聞く・レポート作成法


    講師を務める先輩方からのメッセージを読み、講義内容のイメージを膨らませます。 また、レポートを書く場合の注意点について学びます。

第4回(5月11日)

大学生活の過ごし方・法律の学び方

講 師

伊川 正樹1996(平成8)年卒 / 名城大学法学部教授

伊川 正樹

  • 大学で「まなぶ」ことの意味・法律の学び方
  • 物事を多角的にみることの大切さ
  • 教員としての指導経験の中から感じること

受講した学生から

  • 「まずは受け入れてみる」という考えを、今後の生活の中で意識し、実践してみようと思いました。私は、自分の考えと異なるものと出会った時、それは間違っているのではないかと疑い、頭からはねつけてしまう傾向があります。しかし、今回の授業で、今まで自分には無かった考え方だからこそ見えてくるものがあると学びました。今後は、どんな意見にも耳を傾け、多角的な視点で物事を判断できるよう、少しずつ成長していきたいです。
  • 今回の授業で、これからの4年間の学生生活をどのように過ごしていけばよいのかをよく学ぶことができました。先生が言っていた「謙虚であること」「客観視=相手の立場で考えてみること」「まずは受け入れてみること」、私はどれもあまり意識したことがありませんでしたが、これからは意識して行動してみようと思います。
  • 新たな環境の中で「やってみようかな」「いや、やっぱ怖いからやめようかな」というような挑戦に対する気持ちのループが続くときがあります。そのようなときに、「やってみなければ自分に向いてることや楽しいことも分からない。だからとりあえずやってみよう!」という、失敗してもいいから飛び込んでみるという考えが、とても参考になりました。

第5回(5月18日)

自分の人生をプロデュースしよう

講 師

矢島 裕子1996(平成8)年卒 / キャリアサポーター

矢島 裕子

自分の手で思い通りに人生を選択するにはどうしたらいいのか。活躍する社会人の例を挙げわかりやすく解説します。


受講した学生から

  • 経験の量が人生を変え、将来につながっていくということが新たな発見でした。私には挫折といえるような経験も少なければ、学んだことを人に語れるほどの経験もまだありません。矢島先生のように「とりあえずやってみる」精神で、とにかくいろいろなことに挑戦し、取り組んで、自分自身を成長させていきたいと思いました。それが自信につながり、必ず人生を変えていくのだと確信できるお話でした。
  • 自分から主体的に取り組むことの大切さを矢島先生のエピソードから学ぶことができました。他人の「モノサシ」(判断)に頼らずに、自分の「モノサシ」をしっかりともち、自分の価値観で考えることの重要さを心に刻みました。
  • 講義を聞く前は、就職活動はただきつくて辛いものだとしか思っていませんでしたが、違う面が見えてきました。自ら考えて行動すれば楽しくなるし、言われたから仕方なくやるでは楽しくない。自らの意思で行動することの大切さを改めて痛感しました。

第6回(5月25日)

まだ見ぬ自分の可能性を引き出す方法

講 師

青山 紀子1990(平成2)年短大卒 / フリーアナウンサー・東海ラジオパーソナリティ

青山 紀子

  • 講師自身の経験から、学生が可能性を引き出すコツを伝授する
  • 自分の中にはどんな才能があるのか?どんなことが出来るのかを探る
  • 新しい分野にチャレンジしていくことの大切さ、楽しさを伝える

受講した学生から

  • 自信のつけ方や好感の持てる話し方など、就職活動だけでなくどんな時にでも役に立つことを教えていただき、とてもためになりました。特に、夢は一つではなく、変わったとしてもそれは自分が変わっただけ、成長しただけという言葉が心に刺さりました。
  • 今回の講義で、受動的ではなく能動的に動き、自分でできる力(自分力)を身に付けることがいかに重要なことか、よく分かりました。誰かに言われたからやるとか、周りがやっているから自分もなんとなくやるでは、本当に自分のやりたいことができなくなったり、やりたいことに気付けなくなったりしてしまいます。どうせ働くなら自分の「好き」を仕事にできた方が人生が楽しくなること、そのためにいつもより積極的になって、面白そうなものにどんどん挑戦して、自分の適職を見つけていくことが大切であること、これらを学ぶことができました。
  • まだ見ぬ自分の可能性を引き出す方法について知ることができました。私はこれまで、人生のなかで仕事こそ最も重要なものだと考えてきました。生活するには安定した収入がいるからです。そして、安定した収入が入るならどの職業でもいいと思っていました。しかし、青山先生のお話を聞いて、自分が好きなことをやった方がモチベーションが上がるし、やりがいを感じて人生もより豊かになると気付かされました。また、「好き」と思えるようになるにはその分野に一生懸命に取り組むことが大切であるとよく理解できました。

第7回(6月1日)

異なる価値観の中で試される自身と自信

講 師

坂本 篤1996(平成8)年卒 / 外務省職員

坂本 篤

  • 自分の常識と違う文化に飛び込んでみること
  • 自身の殻を破って得る自信
  • 自分と違う“物差し”を持つ人たちと分かり合えることの大切さ
  • 世界の広さを感じて、新しいことを知る楽しさ

受講した学生から

  • グローバル化が進む現代において社会に出て働くようになれば、否応なく世界の人々と関わりあっていかなければなりません。坂本先生のように世界各地で活躍されている方から、貴重な体験談や学生時代の今やっておいたほうがいいことなどを聞くことができ、とても参考になりました。
  • 今回の講義を受けて、外国には日本で生活しているだけでは気付かなかったり理解できなかったりすることがたくさんあり、外国の文化に触れることによって従来の考え方が変わるということがよく分かりました。これまで私は、インターネットが普及し情報があふれている現代では驚くような異文化なんてそうそうないと考えていましたが、その場に行き実際に体験してみなければ理解できないことはいくらでもあると分かり、胸が躍るような気持ちになりました。
  • 未知の世界に一人で飛び込んだというお話を聞いて、興味をもったらまずはチャレンジしてみることが重要だと痛感しました。親や友達などから勧められて嫌々はじめたことは楽しくないし、長続きもしないけれど、坂本先生は興味があることに自主的に取り組まれたからこそ、嫌なことや挫けそうなことがあっても続けてこられたのだと思いました。

第8回(6月8日)

転職するなら惜しまれて辞めよう

講 師

栗山 貴志1984(昭和59)年卒 / 税理士

栗山 貴志/内山 立祐

  • 会社を辞めたくなる時は必ずある。
  • どのようにして辞めるのか?


ゲームに勝つためには。

講 師

内山 立祐1988(昭和63)年卒 / 会社員


  • サッカーも野球も、そして人生という名のゲームも勝つことが大事。
  • ゲームに勝つために最も大切なこと。

受講した学生から

  • 栗山先生の「過去は変えられないけど自分と未来は変えられる」という言葉を聞いて、過去の失敗で悩んで先に進めないのは無駄なことだと気づきました。私は過去の失敗をいつまでも引きずってしまう性格ですが、どう思い悩んだとしても過去を変えることはできないのですから、これからは次に何ができるということを考えながら行動したいです。また、内山先生のコロナ禍でどんなに社会情勢が悪くても「自分だけ勝てばいい」という言葉を聞いて、動けない今だからこそコロナを理由にせず、やるべきことをしたいと思うようになりました。自分だけ勝つために、役に立つことに取り掛かってみようと思います。
  • 私は現在、学生として勉強や部活動などをして生活していますが、雇う側と雇われる側の両方の経験をされている方からの経験を聞け、とてもためになりました。就職活動の際、企業の情報収集や面接の準備などだけでなく、言語能力や知識・論理思考・キレなどの勉強をしていかなければ社会で生きていけないということに気づかされて、勉強を継続していくことの大切さを実感しました。
  • ほとんど対照的なお二方のお話を聞いて、栗山先生には夢を持ちそれを強く願って未来を変えていくことを教えてもらい、内山先生には転職をしても自分なりに勝ちだと思える人生を送るための攻めの姿勢を教わりました。

第9回(6月15日)

時間は有限である ~何を決め、何を捨てるか~

講 師

三輪 貴哉2006(平成18)年卒 / 社会保険労務士

三輪 貴哉

  • 社会保険労務士とはどんな仕事?
  • 私たちに与えられた時間とは?
  • 考え方を知ることで行動が変わる
  • 成功者から学ぶ考え方

受講した学生から

  • 法学部の先輩である三輪先生の学生時代の話や社会に出てからの経験談など、成功したことだけでなく失敗したことも率直にお話していただき、自分の今後を考えていくうえで参考になることが多々ありました。また、社会保険労務士という仕事のことを私は全く知らなかったのですが、今回の講義を聞いて企業と働く人たちの環境を整える役割を担っていることが分かり、これからの進路選択に役立つ新たな知識を得ることができました。
  • 上手くいく人と上手くいかない人の行動の違いを知ることができました。上手くいく人は考える前に動くということ、これは大きな発見でした。私は、今まで考えてから行動することもあったり、行動することが先だったりバラバラだったので、これからは常に動くことを意識していきたいと思います。
  • 長いようで短い大学生活を、どうやって過ごしていけばいいのか、どれだけこの4年間が大切なのかがよく理解できました。また、物事を前向きに捉えることの大切さや、ありのままを受け入れること、好奇心をもって何事にも全力に取り組むことの大切さがよく分かりました。

第10回(6月22日)

20年後のあなたの未来をデザインしませんか?

講 師

佐々木 陽子1996(平成8)年卒 / 名古屋経済大学市邨高校教諭

佐々木 陽子

「学ぶ」とはどういうことか。学校教育現場での変化とこれからの若者に求められる力とは何かについてお話しします。

受講した学生から

  • 佐々木先生の講義を聞いて、忘れていた気持ちを思い出すことができました。小学校までは楽しく思っていた勉強も、成長するにつれ、苦しいものに変わっていました。ですが、先生のお話を聞くうちに、勉強して新しい知識を得ることのわくわくする感覚がまざまざと蘇ってきました。これからは、ただ受け身で授業に出るのではなく、知りたいと思ったり疑問を持ったりして意欲的に授業を受けていきたいと思います。
  • 今回の講義で特に参考になったのは、「知識量ではなく、技量」が大切であるということです。私は、社会人になるには知識を多くつける必要があると思っています。しかし、知識だけでは立派な社会人にはなれないのだということが、佐々木先生自身の学生時代の経験談などをお聞きすることで、よく理解できました。知識だけでなく、技量も磨いていくために、また、時代の流れを自分の頭で考えることができるように、今後は勉強以外の様々なことに積極的に取り組んでいきたいと思います。
  • 自分を変えるためにはまず行動をしなければならないということを、改めて強く認識することができました。佐々木先生が自分もそうだったとおっしゃったように、私も色々なことをやらされていると感じてしまう人間です。やらされているという考えではなく、自分のためにやっているという考えを持ちたいと何回も考えましたが、なかなかできません。その考え方を変えるためにも、自分のためになりそうなものをまず探して、そこから変えていけるようにしたいと思いました。

第11回(6月29日)

our turning point

講 師

伊藤 剛康1994(平成6)年卒 / KDDI株式会社

伊藤 剛康

次第の変革と生活の変化をどのように見据えるか。10年後や20年後はどのような世界になっているかを考えてみたい。



法律資格を活かして根拠なき自信にて起業をする

講 師

古家 秀樹1999(平成11)年卒 / 行政書士・企業コンサルタント

古家 秀樹

  • 将来の夢なし、希望なし、自信もない私が起業できた理由
  • 学生のうちに取得して損がない法律資格とは
  • 起業の魅力

受講した学生から

  • 伊藤先生のお話で特に参考になったのは、社会が転換している中で何が必要とされているのか分析して行動することが重要だということです。私は先を予想して行動するのが苦手で、それは結局のところ賭けにすぎないなのではないかと思っていましたが、しっかり情報収集することによって不安ではなく自信をもって先を見据えた行動ができるのだと認識が変わりました。古家先生のお話では、三本の柱ということが印象に残りました。私はやりたいことがあっても少し手を出して諦めてしまうということがありましたが、三本の柱を立てることによって、やりたいことを明確にし、ぶれずにやっていけるという指摘がとても参考になりました。
  • 今回の講義ではお二人の講師のお話を聞くことができましたが、伊藤先生のお話では、4G、5Gのように約10年ごとに時代は変わっているので先を見据えた行動が大切であると学びました。また、古家先生のお話では、非常識が常識になる可能性があることを学びました。
  • 伊藤先生から、未来の日本を見据えるというお話がありました。私はこれまで、新しい技術が生まれ、活用されるとなった時、ただ「すごいな」としか考えてきませんでした。しかし、その技術が自分にとってどんな影響を及ぼすのかを思考することの大事さを学ぶことができました。また、古家先生のパートでは、失敗してもやり遂げることに意味がある、というお話が参考になりました。私は「成功」が大事だと考える節があります。しかし、お話をお聞きして、その考え方に少し変化が生まれました。「やり遂げる」ということが大事だと。これまで、やり切っても失敗したと感じていたことについて、もっと肯定に見ることができそうです。

第12回(7月6日)

Connecting The Dots ~点と点をつなごう~

講 師

鈴木 康幸2005(平成17)年卒 / 大府市役所職員

鈴木 康幸

  • マインドセットとは何か
  • 人生は予期しない出来事の連続
  • Connecting The Dots ~点と点をつなごう~
  • 学生時代の過ごし方

受講した学生から

  • 自分たちのキャリアの80%は、偶然の出来事によって形成されているというお話が、とても参考になりました。その出来事には成功や失敗など様々ありますが、それに対して自分がどう向き合い、最善を尽くすかが一番重要だということがよく分かりました。スティーブ・ジョブズの言葉にもあった通り、今やっていることが何かにつながるということを信じて、行動していく必要があると感じました。また、それを受け身で待つのではなく、自分から行動を起こしてチャンスをつかめるようにしたいと思いました。
  • マインドセットという概念について例を挙げて説明していただき、経験や先入観などから構成される心理状態であることが理解できました。物事を能動的に捉えるか受動的に捉えるかによって「失敗」に対する考え方も変わり、次の行動を前向きに捉えて失敗することを恐れなくなるなど、今後の生活が有意義なものになると学ぶことができました。
  • これまで夢や目標をもつことの大切さは幾度となく聞いてきましたが、目標を立てなくてもいいと言われたのは初めてだったので、驚きました。多くの人が目標を立て、それに向かってコツコツと努力するべきだと言うなかで、あえて目標を立てず、偶発的な出来事に最大限の尽くすという形で人生を形成していくという柔軟な考えがとても新鮮でした。

第13回(7月13日)

大学は人生の通過点のひとつ

講 師

山下 博子1994(平成6)年卒 / 税理士

山下 博子

  • どうやったら失敗を恐れずに一歩踏み出せるのか
  • 自信を持つとはどういうことか


「自分を知って」見えてくるもの

講 師

中村 理香1993(平成5)年卒 / 税理士

中村 理香

  • 自分を肯定することが大切
  • 自分を知ること・自分について考えること
  • なりたい自分と、なりたくない自分とは

受講した学生から

  • 山下先生のお話から、税理士になるメリットや税理士試験の勉強に向いている人の特徴を知ることができました。また、中村先生のお話からは、自分の好きなことや嫌いなことを認めることの大切さと、結果だけを見て自分を卑下するのではなく、頑張りなどを認めて自分を肯定してあげることの大切さが分かりました。
  • 山下先生からは、税理士といった職業の内容や、やりがいや良いところの他、どのような経緯で税理士になられたのか、どんなところが向いていたのかなどの自己分析についても聞くことができ、これからの刺戟になりました。中村先生からは、税理士としての話ではなく2人の大学生の母親として、お子さんたちがどんな悩みを抱えていて、それにどんなアプローチをすることで乗り越えようとしているのかなど、私たちに近い視線でのお話をしていただき、とても参考になりました。
  • お二人のお話から、自分を認めることの大切さや、自分を肯定することの大切さを学ぶことができました。私は、ミスした時や緊張した時ほど自分を肯定するのができず、「自分はダメだ」と思ってしまうことがよくありますが、自分を認めてあげることですぐに切り替えて頑張ることができるという考え方を、これから実践していきたいと思います。

第14回(7月20日)

これまでの大学生活で取り組んだこと

講 師

三輪 久美子(法学部4年生)
後藤 亜希(法学部4年生)
蔵下 望羽(法学部4年生)

    


現役大学生の先輩がどんな大学生活を過ごしているか、生の声を聴きます。

受講した学生から

  • 4年間もある大学生活の中でこれから何をするべきなのか、自分にできることは何か。今回の先輩方の講義を受けて、失敗することを恐れず様々なことに挑戦し、自分の可能性を広げていこうと思えるようになりました。同じ大学生ということもあって共感する点が多々ありましたし、これまで知らなかった大学の様々な施設やプログラムの存在を教えていただけたことも非常に有意義でした。
  • 今回の講義で3人の先輩方の話を聞き、就活までに準備をしっかりとすることの大切さを痛感しました。就活を意識し始めたらキャリアセンターで分からないことや不安なことをなくし、言語化できるまで自己分析するということを実践していこうと思います。また、自分から積極的に動き、普段とは少し離れた経験をしてみるような新しい挑戦をしていくことが大切になってくるのだということがよく分かりました。
  • 今回の講義は4年生の先輩たちの話ということで、非常に身近な話が聞けました。特にコロナ禍での就職活動の様子や、ゼミでの活動、そして留学や海外での経験についてそれぞれの視点から実感したことを聞けたことが貴重でした。入学時から抱いていた大学生のうちに留学したいという気持ちが、より強くなりました。

第15回(7月27日)

先輩に聞く・総まとめ


講義全体についての総まとめをします。また、これまでの講演について、受講生から寄せられた質問に対する先輩講師からの回答を紹介します。

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