ゼミ Pick Up!

豊富に用意されたゼミのなかには、教室での通常の演習以外に様々な活動を積極的に展開しているゼミもあります。ここでは、特にユニークな活動をしている人気ゼミをピックアップしてご紹介します。

伊川ゼミ(租税法)

本ゼミは、例年、他大学ならびに若手税理士との間で行われる「税法ディベート大会」に参加することを最終目標として、税法ディベートの活動を中心に行っています。

本学のほか立命館大学、青山学院大学、関西大学の四大学が出場して11月に行われる「四大学税法ゼミディベート大会」には、4年生ゼミのメンバーが出場しています。2015年度の大会では、本学は2勝1敗で準優勝という結果に終わりました。

また、本ゼミ3年生が出場する「三大学税法ゼミディベート大会」は例年12月に行われ、2015年度は立命館大学との間で対戦を行いました(もう一大学はオブザーバー参加)。

さらに、名古屋青年税理士連盟との間で行われる「名古屋青年税法ディベート大会」では、本ゼミの4年生が、現役若手税理士とディベートで対戦しています。またディベートとは異なる形式でのディスカッションも実施し、本ゼミの3年生が出場しています。2015年度は、ディベートとして、「塾講師が受ける報酬が給与所得・事業所得のいずれに当たるか」というテーマで対戦しました。またディスカッションの部では、重加算税に関するテーマを学生・税理士双方があらかじめ調べた内容をともに検討しました。

ディベートは、相手の主張を聴き、自分の立場の正当性を主張する討論ゲームです。主張を支える知識、それを活かす柔軟な思考力、相手の主張を理解し反論するコミュニケーション能力など総合的な力が要求されます。個々の力を結集し、チームとして戦うため、チームワーク、統率力、役割分担など、社会で求められるさまざまな力をディベートを通じて身につけることになります。

ディベート活動は大変ですが、その分やりがいと充実感を味わうことができます。学生たちはゼミの取組みを通じて、仲間や先輩・後輩と協力して一つの物事をやり遂げることの難しさ、大切さなど多くのことを学んでいます。

柳澤(武)ゼミ(労働法)

労働法ゼミの3年生は、毎年、近隣大学の労働法ゼミと合同合宿を行っています。近年では、愛知大学、中京大学、との三大学で開催されることが多くなりました。合宿では、各大学がテーマを決めて、それぞれのテーマについての研究成果を報告します。

名城大学の報告は、ロールプレイング的な劇を交えたり(報告者がパワハラ上司を演じてみる)、この報告のためだけに動画を作成して上映したり(職場のLGBTがテーマだったので何が問題が分かるように)、ユニークな形式で行うことが多いです。どれも、学生が自分たちで話し合って、考え出した手法です。

これらの報告に対しては、他大学の学生から、様々な質問がなされます。大学によっては4年生が参加することもあり、しっかり準備をしておかないと、答えられないこともあります。そして、相手先大学のテーマは事前に分かっているので、こちらも事前に勉強して、議論が深まるような、鋭い質問を試みます。つまり、最低でも3つのテーマを事前に予習あるいは準備することになります。

報告に点数や順位はつきませんが、他大学の先生から厳しくも暖かいコメントがもらえることが、とても励みになるようです。そして、研究成果の報告会が終わった後は、食事会や懇談で交流を深めます。翌日は、帰りがけの道中で、ちょっとしたレジャーを楽しむこともあります。

現在では、ゼミの伝統行事となっています。

News & Information