2019年度 講師一覧

第1回(4月9日)

オリエンテーション

講義の概要や受講上の注意などを説明します。    講義概要 

この講義への期待

  • 先輩方の話から、自分の世界の広げ方を学びたい。様々なことに挑戦することは良いことだと分かっているが、変わらない日々を過ごしている自分に、変わるタイミングをいただきたい。そして挑戦する楽しさを教えていただきたい。
  • 自分の目標に向かって何をするべきなのかや、大学中にやっておいた方が良いことなどを知りたい。また、いろいろな職業の方たちのお話を聞いて自分の人生の可能性も広げたい。
  • 名城大学に入学したての今、将来や進路について漠然としており、何か自分がやりたいことを見つけたり、先輩方の経験をもとに、自分を見つめ直す良いきっかけになれば良いと思う。
  • 先輩方の失敗談や、大学時代に何を目標にして生活していたか、また、その目標が自分の能力とかけ離れていることが分かった際にどのようにして解決していたかなどを聞けることを期待します。

第2回(4月16日)

自分の人生をプロデュースしよう

自分の手で思い通りに人生を選択するにはどうしたらいいのか。活躍する社会人の例を挙げわかりやすく解説します。

講 師

矢島 裕子1996(平成8)年卒 / キャリアサポーター

矢島裕子

受講した学生から

  • これまで私は、他の人と一緒のことをやっていればいいと、周りに流され気味に行動していた部分が多々ありました。今回の講義で先輩がおっしゃった、「自分の意思でやるか、やらないか」という言葉が強く心に響きました。これから自分の意思をしっかり持ちたいと思います。
  • 挫折することは悪いことではなく自分が成長するためにはかかせないことなんだと分かりました。そのため失敗を恐れず色々なことを取り組んで行けたらいいなと思いました。
  • 大学生活をどう過ごしていけばよいか深く意識していませんでしたが、主体的に行動することの大切さがよく分かり、その経験が社会に出たときに役立つと痛感することができました。印象に残っていることは、「主体的」というキーワードです。就職活動や大学のイベント、友達づくりなどどんなことでも自分から積極的に行動しないとたくさんの知識や経験が得られないことを講義を通して知ることができたのは、特に大きな収穫でした。

第3回(4月23日)

社会人基礎力をみつめてみましょう

学生時時代はどんな学生生活を送り、今に至っている状態、自分の支えとなっているものなど、等身大の私の経験をお話します。

講 師

石原 知昂2008(平成20)年卒 / 株式会社ONTEC

石原知昂

受講した学生から

  • 私はキーワードの「社会人基礎力」という言葉そのものを知らず、「どうせコミュニケーション能力のことだろう」と漠然と決めつけていましたが、コミュニケーションはもちろんのこと、その他にも『アクション』、『シンキング』、『チームワーク』といった能力と12の要素に分かれていて、やはり働くということは単純なことではないと改めて思い知らされました。
  • 自分の苦手なことを見つけて、それを認めることが大切ということを学ばせて頂きました。「人に仕事を頼むことが苦手」とおっしゃっていました。私自身も人に何かお願いをするということが苦手です。今日の講義で、苦手なことは必ずしも克服しないといけないわけではないと言っていただき、少し気持ちに余裕ができました。
  • 石原さんが「仕事で辛くて困ったときは上司の方に相談する」とおしゃっていたことに共感しました。私は最近バイトをし始めたのですが、環境や仕事内容、言葉づかいなど、慣れないことばかりでどうすればよいのか分からず、ストレスを溜め込んでしまっています。しかし、これからは石原さんがなされていたことを真似て、何か困ったときは一歩踏み出し、勇気をもってバイトの先輩方に相談してみようと決めました。そして、あらゆる物事に対して、「なぜ」という問題意識をもって生活していこうと思います。

第4回(4月30日)

時間は有限である ~何を決め、何を捨てるか~

私たちに与えられた時間とは!? 考え方を知ることで行動が変わる。成功者から学ぶ考え方

講 師

三輪 貴哉2006(平成18)年卒 / 社会保険労務士

三輪貴哉

受講した学生から

  • 時間の使い方に関して今回は大いに学んだ気がします。自分たちが大学を卒業するまで約1460日と聞いた時に意外とすぐに来るものだなと感じました。毎日2時間これから未来への投資に使ったら、人より4年後には1ヶ月先に進むことになると聞いて、それはものすごく大きいものであり、すぐに私も実行していこうと思いました。
  • これまで社会保険労務士という職業を耳にしたことはありましたがが、具体的な職務内容までは知らなかったので、今回の講義はとても参考になりました。また、与えられた時間を有効に使うことの意義を学ぶことができました。
  • 以前から、目標達成にはより具体的な計画を練る必要があると思っていたのですが、想像以上に難しく、足踏みしてしまう機会が多々ありました。しかし、今回教えていただいた「11の項目」によって、以前よりも計画が具体的に落とし込めるようになれたと思います。

第5回(5月7日)

「7回も転職するなんて、信じられん」と言ってた先輩Bは、今もあの窓辺でたたずんでいた。

今までの転職人生を振り返り、転職の実態に迫ると共に、正反対の道のりを歩んだ先輩Bのケースと対比し、将来の仕事人生をどう歩んでいくべきか?を共に考えていきます。

講 師

内山 立祐1988(昭和63)年卒 / 会社員

内山立祐

受講した学生から

  • これまで私は、転職にはデメリットしかないと感じていました。特にマイナスだと思っていたのは退職金などのお金の面です。さらに、年功序列での職場であったりすると圧倒的に不利だと思っていました。ですが、経験を蓄積できたり、条件アップにもつながったりするメリットもあり、常に自分の市場価値を高めていけば転職した方がかえって良いということが分かりました。
  • 先輩自身の転職して成功された例を示していただき、とても刺激になりました。自分は一度決めたことに固執しすぎて他の方法に目を配ることなく今の道が一番いいと思い込んでしまう傾向があるのですが、一度冷静に考えて他のものと比較することの大切さが分かりました。
  • 人事担当として採用の仕事にもたずさわっていた内山さんの話はとてもためになり、いかに人事担当の人に興味をもってもらえるかが第1ステップであるのだと知ることができました。興味をもたれる人間になれるよう、これから多くの経験を積極的に積んでいきたいと思います。

第6回(5月14日)

まだ見ぬ自分の可能性を引き出す方法

講師自身の経験から、学生が可能性を引き出すコツを伝授・自分の中にはどんな才能があるのか?どんなことが出来るのか?

講 師

青山 紀子1990(平成2)年短大卒 / フリーアナウンサー・東海ラジオパーソナリティ

青山 紀子

受講した学生から

  • 「過去の自分に何ができたではなく、いま自分に何ができるかだ」という言葉が心に響きました。自分もよく過去のことを気にしてしまう質で、なかなか前に進めないところがあるので、これからは自分力を高めるために常に未来の自分のための投資をし、頑張っていきたいと思います。
  • 自分力をつけ、またそれを磨くことが大切だと知ることができました。特に、一歩を踏み出す勇気をつけるためには勇気を出すことに慣れることが必要であり、あいさつなど当たり前のことからワンランク上を目指していきたいと思いました。
  • アナウンサーという職業の具体的な仕事内容について、とても興味深いお話を聞けました。また、アナウンサーといえば、ずっとアナウンサー志望だった人が専門の学校に通ってなるものだというイメージを抱いていましたが、銀行員からアナウンサーに転職した先生のお話はとても参考になりました。「自主的に動く」を実践したご本人からの話はとても印象的でした。

第7回(5月21日)

私、今日から就職活動しない!宣言

将来の選択肢を増やすために情報を得て、考え、行動できることの大切さ・起業家として従業員への指導経験の中から感じるできる子とできない子との差・小さな経験から得る、創造力と解決力

講 師

古家 秀樹 1999(平成11)年卒 / ㈱ 飛鳥コンサルティンググループ代表取締役・行政書士・宅地建物取引士

古家 秀樹

受講した学生から

  • 人生を変えるには、やみくもに自分を変えようとするのではなく、環境や職業を変えたり、出会う人を変えたりすることが大切だという話がとても参考になりました。
  • 出来る社員と出来ない社員の違いは、自主性と主体性があるかないかであり、主体性とは何をやるか決まっていない状況でも自分で考えて判断し行動することだと知りました。自分が出来る社員になれるよう、今のうちから主体性を意識して行動したいと思います。
  • 今まで日本人は優秀で勤勉な国民だと思い込み、外国人労働者の大量受け入れが始まると聞いても、特に自分への影響などは考えていませんでした。しかし、自分を高め磨いていかないとたちまち外国人労働者に取って代わられかねないという現実を知り、危機感を持ちました。

第8回(5月28日)

先輩に聞く①

これまでの講演について、受講生のみなさんから寄せられた質問に対する先輩講師からの回答を紹介します。

印象に残った言葉

  • 矢島裕子先生の「自分のモノサシを持ち、目盛りを刻む」という言葉が心に残りました。私は、今まで他人の意見に流されてばかりいましたが、自分のモノサシをしっかり持ち、自分で目盛りを刻むことによって、物事を正確に見られるようになりたいです。
  • 石原先輩の回答を聞いて印象に残ったことは、社会人基礎力として無理な要求に対応できる力が必要だと言うことです!
  • 私は、三輪先生の「すべての人に平等に与えられている時間をどう過ごすか」という言葉が印象に残りました。今後の大学生活を送る上で1番大切なことであり、常にこの言葉を意識しようと思っています。
  • 「自分の将来は誰も決めてくれない」という内山先生の言葉が印象的でした。まだ自分は将来何になりたいのか明確に見えておらず、ぼんやりと手探りをしている状態なので、何かはっきりとした目標を見つける必要があると痛切に感じました。
  • 青山先生の、「過去の自分に何ができたのかではなく、今の自分に何が出来るか」というお言葉が最も心に残っています。今の私を見直すきっかけになったからです。ここから意識改革することができました。
  • 古家先生がおっしゃった「年賀状を送る知り合いを1,000人作れ」という言葉が印象に残りました。大学時代に人生を劇的に変えるためには自主性と主体性を身につけるべきで、これは人の背中を見て真似ることで身につくと聞きました。これらをより深く身につけるには、真似る人の数を増やすしかないと考えるようになり、「知り合いを1,000人作れ」という言葉がさらに輝きを増しました。

第9回(6月4日)

入学してからこれまでの学生生活

現役大学生の先輩がどんな大学生活を過ごしているか、生の声を聴きます。

講 師

古田 佳那

法学部4年生

古田 佳那

近藤 悠太

法学部4年生

近藤 悠太

三輪 久美子

法学部2年生

三輪 久美子

受講した学生から

  • 年齢の近い、また入学の経緯も似ている先輩たちのお話が聞けて、自分が今しなければいけないことを考えることの大切さや、「これから」に目を向けることの重要性を知る、とても良い機会になりました。
  • 大学生活でやりたいことはたくさんありますが、さすがに欲張りすぎなのかな、と思っていました。けれど、大学生活は色々なことを味見してみて、合わなかったらそれはそれでいいのだ、ということ教えて頂き、勇気づけられました。有意義な大学生活を送れるよう、積極的に色々な経験を積みたいと思います。
  • 主体的に行動する先輩たちのお話を聞いて、自分から行動を起こすことの重要性がよく分かりました。私もそういった機会に巡り会えたとき、思い切って一歩踏み出して、新しい経験にチャレンジしていきたいと思います。

第10回(6月11日)

自分らしく情熱的に生きる

目標にチャレンジした大学時代と現在までの道のり・大学時代の経験が人生に与える影響・諦めないことの大切さ

講 師

宮城 拓1996(平成8)年卒 / 司法書士

宮城 拓

受講した学生から

  • 僕は、今までしっかりとした目標設定をしたり、その目標にたどり着くための具体的な予定を立てて実行に移すということを意識的にしてきていませんでした。今回、目標をしっかり立てて、その目標達成のための計画を練ることの意義と大切さを深く知ることができました。
  • 目標達成にとって、やみくもな努力だけでなく、目標設定がいかに大事であるかがよく分かりました。モチベーションを上げ、維持するためにも、無理な目標設定はせずにコツコツと行動するよう、意識を変えていきたいと思います。
  • 努力が報われないこともあるが、それでも自分を信じて頑張れるかが大切だと聞き、一番大切なのは自分の意思なのだという発見がありました。

第11回(6月18日)

自分を信じて、前進!

たとえ失敗したとしても人生は続いていきます。失敗を恐れず、一歩ずつ進んでいきましょう。前進するためには教養はなくてはならないものです。

講 師

山下 博子1994(平成6)年卒 / 税理士

山下 博子


あなたはこれまでの人生、満足していますか?

人間力とは・何事も前向き思考・小さな成功の積み重ねで大きな成功を掴む

講 師

加藤 宏基2004(平成16)年卒 / 株式会社名古屋銀行

加藤 宏基

受講した学生から

  • 今回は2人の先輩にお話を聞かせていただき、すごくリアルな内容でしたので、とても参考になりました。特に、銀行員の加藤先輩のお話は、あまり知らなかった銀行の業務ついて理解するよい機会になりました。
  • 山下先生の話のなかで、勉強のできる人と一緒に勉強をすることによって、勉強のコツや、やり方などを学べたという話を聞き、まさにその通りだなと思いました。スポーツで上手い人と練習をすることによって技術が向上するように、勉強でも同じことが言えるということが分かりました。
  • 教養を身につけて壁を乗り越え、豊かな人生へ進もうという言葉が印象的でした。教養とは、自分の考えを持ち、違う角度からものを見ることができる力であり、これから社会で必要とされる人間は教養を持っている人だということが、今回の講義での発見でした。
  • 知識だけ持っていても人間力がないと仕事はうまくやっていけないのだと学びました。人間力を高めるためにも、これまで以上に積極的に人と関わり、様々な経験を積んでいこうと思います。

第12回(6月25日)

教壇からみえること・伝えたいこと

大学で「まなぶ」ことの意味・大学生活で触れてほしいこと・身に付けてほしいこと・教員としての指導経験の中から感じること

講 師

伊川 正樹1996(平成8)年卒 / 名城大学法学部教授

受講した学生から

  • 黒板に書いてあることを写真に残したり、ただ写すだけではなく、メモを取って考えるという作業が物事を行う上で上達する秘訣だと分かりました。これから積極的にメモを取って、理解を深める努力をしていこうと思います。
  • 私は、コミュニケーション能力は「相手に自分の伝えたい内容をいかに上手く的確に伝えられるか」が基準だと考えていました。しかし、伊川先生の考える「相手が必要としていることに応える力=コミュニケーション能力」という内容に、とても刺激を受けました。これから自分の話す内容に気を配るだけでなく、相手の話にもしっかり耳を傾けて、「聞く」から「聴く」へと変えていきたいです。
  • 留学は、ただ英語を話せるようになるためだけに行くのではなく、考え方の違いを経験したり自分の知らない世界にでて自分自身を知ることのできる機会だということを聞き、今まで私は留学=英会話を身につけるとしか考えていなかったので、このことも踏まえて留学をどうするか改めて考えようと思います。

第13回(7月2日)

名城大学のルーツ・プレゼン準備

名城大学の歴史を知る。次週のプレゼンテーションの準備を行う。

受講した学生から

  • もうすぐ90周年を迎えるくらい古い歴史があることは分かっていましたが、創設者の方のことや、元々は法商学部という学部から始まったことは初めて知りました。大学院の設置がそんなに早かったことには驚きました。
  • 過去に名城大学で深刻な紛争が起きたということは初耳でしたし、当時の学生たちが大学の存続のために戦ったということもはじめて知りました。
  • 私は本学の附属高校出身なので、だいたいの事は聞いたことがあり、名城大学事件というものの存在もうっすらと知っていましたが、大学創立者である田中壽一氏の真の思いを知った時は感動しました。

第14回(7月9日)

プレゼンテーション実践①

これまでの先輩方の講演の中で、特に印象に残った言葉やエピソードについて、自分の経験に照らし合わせてプレゼンテーションを行うための準備をします。

受講した学生から

  • 共感した言葉として比較的多くの方があげていた、「巻き込まれるのではくて巻き込む人になれ」には、私もとても共感を持ちました。私自身、よく周りに流され、自主性があまりないタイプの人間なので、心に響きました。
  • 一歩踏み出す勇気がいるという言葉がとても共感できました。普段私はバイトなどで分からないことがあっても、先輩に聞いたり、声に出すことをためらっていました。しかし、意識的に一瞬の勇気を出すようにすることで、今では積極的に声に出すことが増え、行動量も増えたと実感しています。
  • 皆さんのプレゼンを聞いて最も共感できたのは、自分の意思がなく、人に流されやすいという点です。私は、何を決めるのにも自分の意志がなく、周りを気にして人と同じ選択をしがちです。ですので、今後は物事を自分の目で見て、自分で決断し、自分に合った選択ができるようにしていきたいです。

第15回(7月16日)

プレゼンテーション実践②・総まとめ・先輩に聞く②

プレゼンテーションの実践、講義全体についての総まとめをします。また、これまでの講演について、受講生から寄せられた質問に対する先輩講師からの回答を紹介します。

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