2012年度 講師一覧

4月10日
オリエンテーション

第1回(4月17日)

自分の人生をプロデュースしよう

自分の人生はいうまでもなく自分のもの。しかし「気がつけばこうなっていた」、「これしか選択肢がなかったから仕方ない」などという「しぶしぶな生き方」をしている若者も存在する。なぜそうなってしまうのか、自分の手で思い通りに人生を選択するにはどうしたらいいのか、過去に出会った大勢の学生あるいは活躍する社会人の例を挙げ、わかりやすく解説する。

講 師

矢島 裕子
(株)学情・大学非常勤講師

プロフィール

名城大学法学部卒業後、株式会社学情に入社。企画営業部に配属され、以後数百社にのぼる企業の採用活動支援経験を持つ、人事担当者の本音を知り尽くした採用支援のエキスパート。

2,000名を超える学生の面接経験を持ち、東海地区を中心とした40校以上の大学・短大で就職ガイダンス講師も務める。

現在はフリーのキャリアサポーターとして、各大学でのキャリア関連講座、就職活動関連講座の講師を務めるほか、愛知文教大学非常勤講師として「キャリア支援」講座を担当。

レポートのテーマ

あなたが名城大学へ入学した理由、目的は何ですか?また、1年生の方はその目的を果たすためにこれからどのように学生生活を過ごすか、具体的に書いてください。2~4年生の方は、現時点でどのくらいその目的を達成していますか?まだ未達成の方は、今後の学生生活をどのように過ごすか具体的に書いてください。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 5月8日(火)18時30分

受講した学生から

  • 私はまだ明確な就職理由を持っていなかったので、「面接の相手が自分の未来」という話が印象に残り、今後の就職目標の参考になった。
  • 主体的に何かに取り組むということが大切だとわかった。何も行動を起こさないで、日常をぼんやり過ごすのではなく、今までの日常にプラスして何かに挑戦してみようと思った。
  • 「社会には色々な所で名城大学を卒業した先輩方が活躍しており、”名城大学”という見えない何かで繋がっている」という言葉が心に残った。

第3回(4月24日)

一度かぎりの人生、楽しくしなければもったいない。

自分の居場所にはやく気がついた者が勝ち。誰にでもチャンスは必ず1度や2度はある。いつかやってくるそのチャンスを自分のものにする為の準備を怠るな。これだ!と思った事には徹底的に好きになり、はまって欲しい。真剣に懸命に向き合っている姿勢に周りが応えてくれるものです。

学生から社会人になる(就職する)という時、サラリーマンや公務員だけでは無い選択。<起業する>という人生の選択。地方出身で出来の悪いひとりの学生が、何の地盤や信用の無い名古屋でのビジネスが何故支持を得られたのか?キーポイントとなる人達との出会いなど、少しでも皆さんの参考になればうれしく思い、ざっくばらんにお話させていただきます。

講 師

平田 邦治
(有)SIN代表取締役・(株)タチヤ前代表取締役社長

プロフィール

和歌山県出身。

名城大学法学部在学中、(株)タチヤ取締役就任。卒業と同時に代表取締役社長就任。<ひとり一人が商売人><最強の100億円食品スーパー>をモットーに独自の商法で<生鮮食材の激安プロショップ・タチヤ>を展開し、年商100億円の企業へ成長させる。ユニークな経営手法が数々のメディアで取り上げられ注目され、2005年M&Aにて東証1部上場(株)バローのグループ企業となる。

現在、投資会社を経営する傍ら、<100人の社長を育てる>を身上に日本各地の若手企業経営者の相談役を勤める。

レポートのテーマ

<自分の人生のロードマップの作成> 20年後のこうありたい自分の40歳をイメージし、30歳までに何をするべきか、25歳までにどんな行動をすれば良いのか、ならば学生生活をどうすごすのか、なりたい自分から逆算した自分史の設計図を考えてみてください。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 5月15日(火)18時30分

受講した学生から

  • 社長というもののイメージが今回の講演で変わった。物を売る、買うというビジネスでいかに安く、いかに多く、を考えながら工夫する。その数々の方法を教えて頂き、自分の予想を上回る世界に刺激を受けた。
  • 自分の数年後のイメージを持って、いろいろなことに貪欲でありたい。「人の倍働くことで、成長する」ことを心の中において、私も周囲の人の倍、いろいろなことに挑戦したい。
  • 「頑張った分だけ評価される」なら、頑張って勉強して将来自分が過去の自分に感謝するぐらい努力したいと思った。

第4回(5月1日)

自分の視界を、世界を広げよう! ~人との出会いを大切に~

私の今までの人生は失敗の連続でした。ただ、その度に多くのことを学んで人生の教訓にしてきたつもりです。

人生に失敗は付き物ですが、その経験から何を得るかが重要だと思います。

相手に対して何かを伝えようとした時に、自信を持って伝えられるのは、自分が経験したことだけです。

皆さんにはどんなことでもいいのでより多くの経験を積んでもらいたいと思っています。そのための方法をお教えできたらと思っています。

講 師

樋口 義博
名城大学学務センター職員

プロフィール

富山県出身。

平成13年3月に名城大学法学部卒業、学校法人名城大学へ入職。法人部門を3年間経験し、学務センターへ。

平成16年7月に「ボランティア協議会」を設立。その年の10月に「新潟県中越地震」が発生。学生とともに被災地で計10回復興支援活動。東日本大震災においても被災地での活動に加え、支援活動を学生とともに行なっている。

レポートのテーマ

今までを自分の人生を振り返って、ターニングポイントだと思った部分はどんなことですか。

そのターニングポイントを経て、どのように変化がありましたか。

ターニングポイントと思えることがない人は、今までで最大のピンチはどんなときでしたか。

そのピンチをどのように乗り越え、その後、どんな変化がありましたか。

※ 字数の目安 : 1,000字程度
※ 提出期限 : 5月22日(火)18時30分

受講した学生から

  • 人生において、失敗することで学ぶことがある、ということが改めてわかった。今の時期にいろいろ行動してみることが大事だと思った。
  • ボランティアの大切さと、人が団結した時の強さを学んだ。自分もちょっとしたことでもいいからできることをしたいと思った。
  • たとえ嫌われたとしても、伝えなければならないことは、伝えるべき時に伝えなければいけない。後悔してからでは遅いと学んだ。

第5回(5月8日)

私の過去・現在・未来

理論よりは、自分の「感性」を大切にする。

君たちも私も、地球という惑星に暮らす「宇宙人」である。したがって、グローバルリズムは必要であるが、「宇宙」的精神を持つ時代がやがて来るでしょう。

他者を尊重することも大事であるが、自己中心にならない「自己の確立」が大切である。

人生は短い、己の生き様を大切に。

講 師

木村 裕三
名城大学法学部教授

プロフィール

1944年に新潟県上越市に生まれる。

貧乏であったが、楽しく、友達も多士済々で人並みの学生生活を送る。

大学院に進学し、修士課程を終了後、福岡市の西日本短大に常勤講師として着任する。

英国ケンブリッジ大学に留学し、刑事政策を学ぶ。帰国後、名城大学法学部に着任し、現在に至る

レポートのテーマ

あなたの積極果敢な「過去・現在・未来」を述べよ。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 5月29日(火)18時30分

受講した学生から

  • 大志は寸志の積み重ねである。僕は今1日1日を大切にできていないと思った。毎日何かの目標を立て、寸志を積み重ねていこうと思った。
  • 先生の昔話が一番印象的でおもしろかった。思い出は大切にしてもいいけれど、過去にしばられてはいけないというのが参考になった。
  • 第一に現代を見る眼を持たないと、積極果敢な未来は築けないことがわかった。一方で、現代を見るには過去を知る必要もあることがわかった。

第6回(5月15日)

進路を決めるまでの過ごし方

  1. 仕事の概要
  2. 弁護士になるまでの経緯
    • 迷いをもって過ごした2年間
    • 法曹になりたいと再認識した瞬間
    • 目の前のことに真剣に取り組むということ

講 師

藤谷 久美
弁護士(藤谷・加藤法律事務所)

プロフィール

弁護士を目指し、平成12年に名城大学法学部応用実務法学科に入学しました。平成16年に大学を卒業した後、名城大学の法科大学院に進学しました。

平成19年に新司法試験に合格。1年間の司法修習を経て、平成20年12月に愛知県弁護士会に登録しました。平成24年1月からは独立開業し、「藤谷・加藤法律事務所」にて弁護士業務に従事しています。

レポートのテーマ

2題とも解答すること

今、真剣に取り組んでいることは何ですか。その理由は。
それに真剣に取り組むことで何が得られますか。それは将来どのように役立ちますか。また、デメリットはありますか。あれば、デメリットに対する対策を考えて下さい。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 6月5日(火)18時30分

受講した学生から

  • 名城大学で弁護士になる事をバカにされたことをバネにして絶対に合格してみせると誓ったという話を聞いて、悲観ばかりして止まらずに将来をちゃんと見据えて何事も乗り越えようと思った。
  • 弁護士は法廷に立ったり、書類を書くだけの仕事と思われがちだか、小学校などで法律について教えたり、様々な事をしていることがわかった。
  • 藤谷さんは自分の将来をしっかり見すえて、人生設計しているなと思った。藤谷さんは学生時代ものすごく頑張ったから今があるのだと思う。自分もこれからは、自分の将来を考えて行動し、しっかりと人生を考えて行動したい。

第7回(5月22日)

オープンマインドで進もう

人生は予期しない出来事の連続です。さまざまな経験を積んでいくうちに、新しい好奇心が湧いたり、偶然の出来事や出会いをきっかけに、それまで考えもしなかったような進路を歩んだりすることもあります。

学生の皆さんが、いまから自分の未来のキャリアを考えることは大切ですが、まだはっきりしないからといって悩むこともないと思います。私自身、大学を卒業してから、いろいろな職業を経験し、多くの人と出会いました。

そのなかで考えたこと、感じたことをお話ししたいと思います。受講生の皆さんには、気軽に講義に参加していただきたいと思います。

講 師

鈴木 康幸
大府市役所職員

プロフィール

愛知県出身。

名城大学法学部を卒業後、教育関連企業に入社し、兵庫県で企画営業を担当する。

同社を退職後、長野県の農家に住み込み、農業を経験する。

その後、ホテルのマーケティングを担当、さらにショットバーの店長を経て、現在は大府市役所に勤務する。

レポートのテーマ

下記の2つのテーマから1つを選択して、2,000字程度でまとめること。

あなたはどのように大学生活を過ごしますか。
大学生活を充実させるため、今年度の小さな目標を立てて、自由に書いてください。
あなたは、あなたの目標にどのようにして出会いましたか。
目標を達成したらあなたや社会(周りの人)はどのように変わりますか。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 6月12日(火)18時30分

受講した学生から

  • 今、就職活動をしているが、色々なことに挑戦してから自分のやりたいことを見つけていく方法もあることを知った。「就職しなきゃ」と考えてばかりだったが、視野を広く持ち、好奇心を持って様々なことに取り組んでいく事の大切さを学んだ。
  • 日常生活の中で行動する時、何をしている(何をしていた)かではなく、なぜしている(していたの)かを考えることによって、一つ一つの行動に責任が持て、自信や経験を多く積むことができるとわかった。

第8回(5月29日)

新しい自分との出会い

 日本は小さな島国です。そして、名古屋はその日本の一つの都市。今や世の中はグローバリゼーションが当たり前。みなさんの活躍の場は、東海地域だけではありません。日本全国はもちろん、アジア、世界、と拡がっているのです。 みなさんの人生にはたくさんのチャンスと選択肢があります。それを活かすのも無駄にするのも自分次第です。減点主義ではなく加点主義で、どんどん挑戦してください。仕事は自己実現の場、あなたを輝かせるステージです。失敗をおそれず、小さなことを気にせず、どんどん挑戦してください。リハーサルのない一度だけの人生を大切に生きてください。

講 師

伊野 恵理
経済産業省中部経済産業局職員

プロフィール

名城大学卒業後、経済産業省中部経済産業局に入局。中小企業、エネルギー、地域国際化など多岐にわたる業務に携わった後、2003年から経済産業省の派遣で米国 Wisconsin 州の Marquette 大学に留学。College of business administration で経営学、マーケティング、会計学等を学ぶ。帰国後、経済産業本省において愛・地球博の国際支援業務を担当。中部経済産業局において外資系企業誘致業務を経て現在は総務企画部企画課に所属。

レポートのテーマ

TPP交渉参加に関する協議が始まっています。日本の対外経済政策はどうあるべきだと思いますか?

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 6月19日(火)18時30分

受講した学生から

  • 仕事をしていかなければいけないことを不安に思っていたが、仕事は自分を輝かすことのできる場所だと分かり失敗をおそれずどんどんいろいろなことに挑戦していこうと思った。
  • 日本だけしか知らないまま人生を終えるのはもったいない、もっと視野を広げてみようと思った。そのためには外国の文化や人にふれなければならないので、もっと英語に力を入れて勉強したいと思った。
  • 何事もやる前から「出来ない」とは言いたくないと改めて思い知らされた。どんなことにもあきらめずに挑戦する力を身につけていきたい。

第9回(6月5日)

いつも前向きに夢をもって進みましょう

タイトルのように学生がいつも前向きに進んでくれるように自分の経験・体験から学生に話をします。

講 師

後藤 吉正
税理士(吉正税理士事務所)

プロフィール

大学(文学部)を卒業後、民間会社(デパート)に勤めましたが、1年で退職しました。

公務員を目指して名城大学大学院法学研究科に入学し、名古屋市役所へ就職することができました。

市役所時代も名城大学の国家試験研究会との関わりをもち、勉強を続けていました。

平成12年に名古屋市役所を退職して税理士となり、平成14年に税理士事務所を開業して現在に至ります。

レポートのテーマ

自分の強み(長所)を3つ箇条書きに挙げてください。
そしてその強み(長所)を更に伸ばす方策を考えてください。

※ 字数の目安 : A4で2枚(1,600字程度)
※ 提出期限 : 6月26日(火)18時30分

第10回(6月12日)

メンタルヘルスがよのなかを救う、変える、面白くする!

メンタルヘルスをつうじて、社会人として活躍するヒントとアイデアを提供します。講義では、社会人や企業経営者あるいは社会保険労務士になったつもりでメンタルヘルス対策について実践的に取り組みます。

講 師

田村 喜彦
社会保険労務士(はたらく社会保険労務士事務所 代表)

プロフィール

平成8年に卒業後、新聞社を経てキャリアチェンジ。その後一貫して人と組織の成長と発展にかかわってきました。2009(平成21)年12月、日本を代表する企業から創業間もないベンチャーまで1,000社超への採用・人事コンサルティングにかかわった経験をいかして、「はたらく社会保険労務士事務所」を開設。2011(平成23)年4月に特定社会保険労務士登録。

レポートのテーマ

「メンタルヘルスについて考えてみよう!」
メンタルヘルスについて、以下の質問(①~⑤)に答えられる限りにおいて、自由に論じてください。質問ごとにまとめても、思いつくままの箇条書としても結構です。

「メンタルヘルス」とは何か?
なぜ、メンタルヘルスが社会問題化しているのか?
もし、あなたがメンタル不調になったら、どうやって快復させるのか? もし、あなたの家族、恋人、友人がメンタル不調になったら、どのようなサポートができるのか?
あなたが経営する会社でメンタル不調者ゼロを達成するためには、どんな取り組みが必要なのか?
メンタル不調者ゼロが達成できたら、どんなよのなかが実現するのか?

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 7月3日(火)18時30分

第11回(6月26日)

税理士と司法書士の役割と共同作業

法律関係の資格というと弁護士を思い浮かべがちだが、司法書士、税理士といった法律実務家が世の中でどのような働きをしているか、仕事の魅力を伝えられたらと思います。

講 師

桂 一朗
税理士(桂会計事務所)

プロフィール

名古屋市緑区に生まれる。

現在:桂会計事務所所長(税理士、1級ファイナンシャルプランニング技能士(資産相談業務))

愛知大学法経学部経営学科卒業、同大学院経営学研究科修了の後、社会人入試により名城大学大学院法学研究科法律学専攻に入学。

法律学の基礎的知識不足に苦しみつつ、桂会計事務所にて働きながら夜間講義を受け、どうにか修了(平成13年3月) 現在に至る。

講 師

大﨑 宏則
司法書士(大﨑司法書士事務所)

プロフィール

平成12年(2000年)3月 名城大学法学部を卒業し、卒業と同時に家業を継ぐために司法書士試験の勉強を始めました。

平成14年に司法書士試験に合格し、平成15年に愛知県司法書士会に司法書士登録しました。

平成15年1月から3月まで債務整理(借金整理)で有名な司法書士の先生の事務所で配属研修を受け、平成15年4月からは父親と同じ事務所で働いています。

不動産登記、商業登記、少額の交通事故の簡易裁判所の代理事件を中心に業務を行っている。テレビや地下鉄の広告でお馴染みの債務整理はほとんど受託していない。

レポートのテーマ

あなたの長所や人より優れた能力は何ですか。それを生かす職業や資格は何だと思いますか。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 8月3日(金)17時

第12回(6月26日)

なりたいと思う仕事・そとから見える仕事 ~正しい情報をゲットして自分の志望を模索しよう~

弁護士と裁判所職員とのコラボ、学生のニーズという観点から、①それぞれの立場で主観的な職業観と客観的な職業観を対比することで、それぞれの職業の実像を浮き彫りにし、②併せて、学生に対して、自分が志望する職業を決める上で、多種多様な正しい情報(様々な職業の係る情報)を収集し、これを基に、早期の段階で自己の意思決定し、目標に向かうことの有用性を伝える。

講 師

川崎 修一
弁護士・愛知大学大学院法務研究科准教授

プロフィール

平成7年に法学部を卒業し、大学院に進学しました。大学院の指導教授から司法試験受験を勧められ、司法試験の勉強を始めました。

司法試験は、平成8年から受験を初め、7回目の平成14年に合格しました。

その後、司法修習生を経て、平成16年10月に愛知県弁護士会(当時は名古屋弁護士会)に弁護士登録し、平成20年1月に独立し現在に至っています。

また、弁護士登録と同時に名城大学法科大学院の教育支援員をさせていただき、平成21年4月から愛知大学法科大学院で准教授として採用されました。大学院では、民事訴訟法や要件事実の講義を担当しています。

私が大学生のころは特に勉強もせず、ゼミに出ている程度でしたが、ゼミの仲間は非常に優秀で、かつ、前向きな人たちが多かったです。そのため私も刺激を受けたことを覚えています。皆さんも、何事にも前向きに取り組む姿勢や諦めない姿勢を身につけて欲しいと思います。

講 師

佐久間 勝德
裁判所事務官(名古屋地方裁判所事務局人事課課長補佐)

プロフィール

平成7年3月名城大学法学部を卒業し、平成10年3月同修士課程法学研究科を修了し、同年4月名古屋高等裁判所に裁判所事務官として採用され、平成11年4月から約1年の研修生活を経て、平成12年3月裁判所書記官に任官しました。

書記官任官後約5年間は、立会書記官として主に民事通常事件の事件処理に携わった後、平成17年4月から3年間は最高裁判所で、平成20年4月から2年間は名古屋高等裁判所で、それぞれ事務方の仕事をしました。

平成22年4月から名古屋地方裁判所民事部の主任書記官として主に医療事件に携わり,平成24年4月から人事課課長補佐として事務局の仕事をしています。

学生時代は、学部のゼミ・修士課程を通じて憲法を専攻し、国家試験研究会や体育会剣道部にも所属していました。

当時から六法を使う職業に就きたいと考えていましたが、現在の職に就くことを想定していたわけではありませんでした。さまざまな経験や思考を重ねつつ現在に至りますが、今では現職が自分にとって最良の選択だったと思っています。

レポートのテーマ

現時点であなたが将来就きたい職業は何ですか(複数挙げていただいても結構です。)。そして、その職業に就くために必要な能力としてどのような能力が必要だと考えていますか。現在、自分がその能力を身につけるために努力していることなどを指摘しながら説明してください。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 7月17日(火)18時30分

第13回(7月3日)

このグローバルビジネス時代をいかに充足感を感じて生きるか

グローバルビジネス時代を充足感を感じて生きるための心構えについての提案。

  1. 欧州自動車プロジェクト市場開発責任者としてのプロジェクト運営実績。
  2. ドイツ子会社営業担当副社長としての経営経験。
  3. 中国子会社総経理助理としての会社営業戦略実行業務経験。

講 師

鈴木 正人
SMC株式会社

プロフィール

生年月日 : 1962年1月7日生(50歳)。

学   歴 : 1984年3月名城大学法学部卒業。

職   歴 : ①SMC(株)営業部入社(1984年)
②イギリス駐在(1992~99年)
③ドイツ駐在(1999~2008年)
④本社社長付(2008~2011年)
⑤中国駐在(2012~現在)。

趣  味 : 旅行(歴史がある街の訪問)、読書、映画鑑賞、美術鑑賞。

レポートのテーマ

自分の夢と目標とその実現のために名城大学学生時代にやるべきことの具体的プラン。(何を、いつまでに、どうやって行うのか?)

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 7月24日(火)18時30分

第14回(7月10日)

夢と志、ふるさとへの貢献(私の名城大時代とふるさとでの教師生活)

  • 名城大学で「志」を立てよう(私の名城大学時代から)。
  • ふるさとを愛する人間になろう(ふるさとでの教師生活から)。
  • 働くということと教師という職業を考えてみよう(小学校における「ふるさとキャリア教育」から)。
  • 自分の「夢と志の変遷」を名城大生に語ってみよう。

講 師

伊藤 博忠
秋田県能代市立二ツ井小学校長

プロフィール

1977(昭和52)年11月 秋田県公立学校教員採用試験合格(中学校社会科)
指導教官(網中政機先生~法学部憲法ゼミ、齋藤勉先生~教職課程部教育学ゼミ)

1978(昭和53)年3月 名城大学法学部法学科卒業

レポートのテーマ

以下より1題以上、選択 (1題のみでも可)

思い出の学校と先生について
どんな思い出ですか。その学校で先生方からどんなことを学びましたか。今どんなことで役立っていますか。
あなたの夢と志について
あなたの夢の変遷を教えてください(小学校~高校卒業まで)。その理由も書いてください。また、名城大学に入学し、「志」をもっていると思います。その「志」をもつにいたった理由を教えてください。
ふるさとの活性化と貢献について
あなたのふるさとを紹介してください。どんな課題がありますか。活性化案(自案)はありますか。どのようなことで「ふるさとに貢献」したいと思っていますか。

※ 字数の目安 : 2,000字程度
※ 提出期限 : 7月31日(火)18時30分

第15回(7月17日)

始まりは憧れから

将来、何がしたいのか。先の見えない時代だからこそ、迷い、悩むはず。私も大学1年の頃、不安ばかりでした。

今、心のどこかに、やりたいこと、なりたい職業、入りたい会社、取りたい資格がありませんか。せっかく夢や希望があるのに、何もしないうちから「どうせ無理」と諦める人が、少なくありません。人より一歩早く準備すれば、必ず夢はかないます。敵を知り、己を知れば、百戦危うからず、です。

私も、「憧れ」から仕事選びを始めました。学生生活や就活の様子などを紹介しながら、みなさん中に眠る無限大の力を刺激できれば、と思います。

講 師

林 辰浩
朝日新聞記者

プロフィール

1976年、岐阜市生まれ。名古屋市東区で育つ。

名城大学法学部では、憲法ゼミに所属。サークルは歴史部で、毎週末の学習会や史跡巡りに明け暮れる。

99年4月、朝日新聞社入社。岡山、京都、秋田の各総局・支局を経て、07年5月より名古屋本社編集センターに異動、現在に至る。

総・支局時代は、取材記者として県警や司法、県政や経済、高校野球、選挙、文化財などを担当。編集センターでは、見出しやレイアウトなどを担当する編集業務に従事している。

趣味は城郭研究、古書店巡り。

レポートのテーマ

次の①②の両質問に答えてください。

あなたが普段、世の中の動きを知るために活用する媒体(例:テレビ、新聞、雑誌、ネットなど)は何ですか。また、その媒体の長所・短所を書きなさい。
若者の新聞離れが進んでいます。もし、あなたが編集長なら、どのような新聞を作って、若者の新聞離れを防ぎますか。具体的に提案してください。

※ 字数の目安 : 2,000字程度(①②あわせて)
※ 提出期限 : 8月3日(火)17時

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