考動力

後期に開講する「考動力」では、就職活動の心構えや効果的な対策など、より実践的な内容で学生の皆さんの就活をサポートします。

2023年度 スケジュール

第1回(9月19日)

オリエンテーション

進路選択と進路決定、進路へ向けた計画的な取り組み

講 師

伊川 正樹
1996(平成8)年卒・名城大学法学部教授

第2・3回(9月26日)

進路を決めるにあたってやるべきこととは!?

今から始める就職活動

講 師

内山 立祐
1988(昭和63)年卒・会社員

受講した学生から

  • 今回の講義で最も身に染みたのは、就職がいかに厳しいかということです。AIの発達によって将来徐々に人間の仕事が減少していくことが予想される現在、自分の得意なことを伸ばし、それをアピールすることの大切さが分かりました。また、就職活動において重視される協調性や柔軟性、臨機応変さなど、今の自分にもそれなりに備わっているものと、これから身に付けていかなければいけないものとが、講義を通して明確に理解できました。
  • 現在の就職活動の実情を知り、1年生だからといってゆっくりしていられないと痛感しました。これまで私は転職回数が多いのは好ましくないことだと考えていましたが、内山先生の講義を聞いて、自分のキャリアアップを図るためにも、転職が選択肢のひとつになりうることを知ることができました。
  • いま3年生の私は就職活動に対する多くの不安を抱いているのですが、どのようにして会社を選ぶべきか、面接時に何が見られているのかなど、様々なことを具体的にお話しいただき、とても充実した講義内容でした。名城生は就活を始めるのが遅いとおっしゃっていたので、他大学のライバルたちにも負けないように、準備できることは残らず実行しようと気持ちを切り替えるきっかけになりました。

第4・5回(10月3日)

自分を未来へ導こう

今すぐ役立つ自己分析と自己PR術

講 師

矢島 裕子
1996(平成8)年卒 ・ キャリアサポーター

受講した学生から

  • 就活活動において必要なことを詳しく知ることができました。なかでも、就活のベースとなるのは、自分を知る、相手を知る、相手に伝えることであるという言葉が強く印象に残りました。自己PRを実際に書くという課題が私にはとても難しく、自分自身のことをよく知らないということを痛感させられました。これから就活活動を実際に始めるまで、日々の生活の中で自分を見つめ直し、自己分析を深めていこうと思いました。
  • すぐに役立つ自己分析と自己PR術について学ぶことができました。これまでの経験や考え方を振り返って整理することや、自己分析をすることで、仕事選びについて本格的に考え始めるきっかけになりました。将来の就職活動に向けて自分の適性や価値観を1年生のうちから考え、これから自分と向き合う時間を継続的に取ろうと思える、とても有意義な講義でした。
  • 私は夏休み期間中、2つのインターンシップに参加させていただき、自分の強みと弱点に気付きました。その経験もあり、自己分析に焦点をあてた今回の講義は、自分を整理する貴重な時間になりました。自分自身の新たな側面を発見し、他人に対する印象を改善する方法を学ぶとともに、素直さと謙虚の重要性を再認識することもできました。

第6・7回(10月10日)

コミュニケーション能力

自己PR実践講座

講 師

青山 紀子
1990(平成2)年短大卒 ・ コミュニケーションコンサルタント/元東海ラジオアナウンサー

受講した学生から

  • 就活の面接で最も大切なのは、第一印象であり、話すときの表情や面接会場での歩き方が大事であると学びました。その練習として、傾聴力を鍛えるために、隣に座っている学生とペアになって話し方や相手の話を聞く時のリアクションの仕方などを実践しましたが、相手の話に対してリアクションをとり、目を見て聞くことが、それをしない場合との比較を通じて、いかに重要かが身に染みて分かりました。
  • 私は前期の「大志を抱け」でも青山先生の講義を受けましたが、今回はそのときには学びきれなかった部分を学ぶことができました。今回の講義では発表がメインだったため、具体的なアドバイスが多く、とても参考になりました。特に、喋ることに対する意識を磨き、話し言葉と書き言葉の区別をはっきりさせること、ゆっくり話すこと、リズムのバランスをとることなどの大切さを学べたことが非常に有意義でした。
  • これまで私は、コミュニケーション能力というものを話す能力だと思っていました。しかし、今回の講義を聞いて、話す力と同じように、聞く力もコミュニケーション能力として必要だということがよく理解できました。相手の目を見る、相槌を打つ、最後まで聞く、お礼を述べるなど、これらのことを日々の生活でも実践してコミュニケーション能力を向上させていきたいと思いました。

第8・9回(10月17日)

企業側から見た学生

業界研究・企業研究

講 師

田中 颯
2022(令和4)年卒 ・ フジケングループホールディングス社員


起業家・経営者から見た学生

起業家・経営者が求める人材

講 師

古家 秀樹
1999(平成11)年卒 ・㈱飛鳥コンサルティンググループ代表取締役

受講した学生から

  • 近年の就職活動がインターシップや早期選考などで年々開始時期が早まっていること、および情報戦の側面があり業界研究を行うことの重要さを知ることができました。また、採用担当者が見ているところは、将来の可能性を想像できるか、学校と仕事の違いを理解してるか、目標やキャリアプランを持っているかなどであり、いかにもっと会って話したいと思わせるかが最低限の選考基準だという指摘は、これからの就活にとって大いに参考になりました。
  • 就職活動の準備では情報収集が重要であることは分かっていましたが、自分に適した仕事を見つるのにどのようなことをすればよいかや、どのようなツールがあるかなど、具体的なことについては全く無知でした。今回の講義では、業界を選ぶ方法や自分に合う業界を見つける方法はもちろん、企業とのマッチングを知るうえで企業理念が大切であること、企業側は新卒に対してポテンシャルを期待しているといったことなども知ることができました。
  • 今回の講義で、今の自分には先生たちのような行動力が足りないということを改めて実感することができました。また、job tag を使って自分に合う職業を探す実習は、興味のある職業の細かな情報を知ることができ、就活前の自分にとって非常に有意義でした。また、面接時の採用担当者が見ている点についてのお話は、今まで大切だと思っていたことが実はそうではなかったり、意外なことがすごく大切だったり、とても重要で貴重なことを知ることができ、充実した時間になりました。

第10・11回(10月25日)

民間企業のしごと

人事担当者は学生のどんなところを見ているか?

営業職ってどんな仕事?

会社にはどんな仕事があるのか?

講 師

下平 泰久
2017(平成29)年卒 ・ IT企業人事部社員


當眞 将生
2018(平成30)年卒 ・ 積水ハウス株式会社社員

受講した学生から

  • 公務員と民間企業の違いについて、雇用形態や追求する目的、福利厚生、給与体系など様々な面から詳しく説明を聞くことができました。これまで漠然としかイメージしていなかった両者の違いが明確になり、これからの進路選択にとって有意義な指針を得ることができました。
  • 私は不動産業に関心を持っているため、実際に不動産業界で働いておられる當眞先生のリアルなお話はとても参考になりました。また、IT関連は文系から進むには少し難しい業界だと思っていましたが、下平先生のお話からそうでもないことが分かり、将来に向けての視野が広がりました。
  • 企業活動において人事部や総務部などがどのような役割を担っているかについて浅くは知っていましたが、今回の講義で各部署の具体的な仕事内容を知ることができました。また、どの部署においても業務遂行には法知識が不可欠であり、法学部での学びが就職後も生きてくるということがよく分かりました。

第12・13回(10月31日)

公務員の魅力

第1部 県庁・市役所職員

第2部 警察官

講 師

宇野 明子
1999(平成11)年卒 ・ 岐阜県庁職員


鈴木 康幸
2005(平成17)年卒 ・ 大府市役所職員


芝 瑞紀
愛知県警警察官


木村 真也
愛知県警警察官

受講した学生から

  • 私はこれまで、公務員は決まった仕事を淡々とこなし、安定した給料をもらえる職業だと思っていました。しかし、部署は2~3年で変わり、決まった仕事は3割ほどしかなく、多くの場合には一つ一つの問題点の最善な解決策は何なのかを考えながら仕事を進めなければならないということが分かり、イメージが180度変わりました。公務員の方から直接話を聞かないと分からないことが多く、今回の授業は私が進路を決める上でとても参考になりました。部署によってジャンルの異なる法律の知識があると対応しやすいということも分かったので、法学部の授業に真剣に取り組もうというモチベーションも高まりました。
  • 宇野先生と鈴木先生のお話から、公務員の仕事でも、AI化の進展にともなって人間のアイディアが求められるようになっていること、定期的な人事異動があるたびに新しい法律の知識を学ぶ必要があることなど、絶えず自己研鑽していかなければならない忙しい業務だと知りました。また、県・市役所の職員はいかに限られたリソースを効率よく使っていくか、限られた枠の法律の範囲内で何をするかなど、考える力が求められることも分かりました。
  • 木村先生と芝端先生の講義を聞き、私自身も警察官に興味を持つようになりました。警察官の業務は手続きに関わる部分が多く、外で駆け回るよりも取調べやデスクワークに多くの時間を割いているということは意外でした。また、大きな事件が起こると誰かが体を張って先頭を切らなければならないことや、防犯カメラのデータなどは2~3日で消えてしまうことが多いため総がかりで調べるなど、多忙な業務の一端を知ることができました。現在、愛知県警の一万四千人余りの職員のうちおよそ千人が名城大学出身だということで、私も早いうちに目標を定めて、計画的に準備を進めていこうと思います。

第14・15回(11月7日)

豪華士業セミナー

法律を活かした仕事の実態

総まとめ

講 師

藤谷 久美
2004(平成16)年卒 ・ 弁護士

宮城 拓 
 1996(平成8)年卒 ・ 司法書士


三輪 貴哉
2006(平成18)年卒 ・ 社会保険労務士


栗山 貴志
1984(昭和59)年卒 ・ 税理士


古家 秀樹
1999(平成11)年卒 ・ 行政書士/宅地建物取引士


受講した学生から

  • 前期の「大志を抱け」も受講していたので、各士業の業務の内容は知っていましたが、一つの事件や事象にさまざまな士業の方々が関わり、どのように連携して解決に導いていくかということは、今回の講義によって初めて知ることができました。専門家たちが、直接ではなく間接的に関わることもあり、相談を受けた仕事の特色から自分ではできないと判断したときは他の士業の方を紹介するなどして、単にうちでは扱えないと門前払いされるわけではないということも分かりました。自分が法に関わる専門家に相談する必要が生じた場合にも役立つ内容であり、とてもためになる講義でした。
  • 今回の授業では、士業という枠に限定されない、社会人になる上での大切なことをいくつも学ぶことができました。成功する人の共通点としては、否定も肯定もせず素直に受け入れること、知らない人に対して興味を持つこと、指示待ち人間にはならないことなどが挙げられました。まず行動に移すことの重要性と、一歩踏み出す勇気やきっかけによって意識を変えることができるということを改めて認識しました。また、社会で生きていくためにはミスを隠さないことが大切であるということも貴重な学びでした。ミスを素直に認めて謝罪することには誰しも心理的抵抗感がありますが、そうすることによってかえって信頼を得られたり自分の成長につながったりするチャンスに変えうるという指摘です。これからの人生に生かしていきたいと思います。
  • 私は不動産鑑定士を目指しています。勉強をしていく中で不安になることが多く、改善策や勇気づけられる何かを探していました。今回、チャットを利用した質問を通じてさまざまな専門職の方の経験談を聞くことができ、とても参考になりました。また、難関資格の方の合格までの勉強スケジュールを聞いたことで、私自身のスケジュールを見直すよい機会になりました。

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