考動力

後期に開講する「考動力」では、就職活動の心構えや効果的な対策など、より実践的な内容で学生の皆さんの就活をサポートします。

2025年度 スケジュール

第1回(9月30日)

オリエンテーション

進路選択と進路決定、進路へ向けた計画的な取り組み

講 師

伊川 正樹
1996(平成8)年卒 ・ 名城大学法学部教授

第2・3回(10月7日)

進路を決めるにあたってやるべきこととは!?

今から始める就職活動

講 師

内山 立祐
1988(昭和63)年卒 ・ 会社員

受講した学生から

  • 今回の授業を通して、大学入学時に抱いていた志を思い出し、初心に立ち返ることができました。大学生活に慣れていく中で、当初の目標や将来への意識が薄れていたことに気づかされましたが、先生のお話や学んだ内容を振り返る中で、自分がこの学問を選んだ理由を改めて考える機会になりました。また、自己分析に取り組んだことや、模擬面接を見学して就職活動を意識した学びが得られたことも、大きな刺激になりました。このまま何となく過ごすのではなく、残りの学生生活をより充実させたいという気持ちが強くなりました。将来の可能性を広げるためにも、今できることに全力で取り組み、さまざまなことに挑戦していきたいと感じました。
  • 自分を見つめ直す良い機会になりました。これまで就職活動はまだ先のことだと思い込み、自分には関係がないと考えていました。しかし講義を通じて、早めに準備を始めて一歩先を意識することが大切だと気づきました。また、グループワークで「人生で成功する人と失敗する人の違い」について話し合ったことで、今の自分の姿やこれからの生き方について考えるきっかけになりました。自己分析にも取り組みましたが、思うように言葉が出てこず、自分のことを意外と理解できていないことにも気づきました。この経験を通して、自分について深く考えることや、新しいことに挑戦する行動力が必要だと感じました。今後は自分の将来の可能性を広げられるよう、日々の行動を見直しながら成長していきたいと思います。
  • 私は2年生で、就職活動はまだ先のことだと思い込んでいましたが、講義を通じてその考えが変わりました。就活はもう目の前にある現実的な課題であり、早いうちから自己理解を深めたり基礎的な準備を進めたりすることが大切だと実感しました。特に、実際に採用面接を担当されている方のお話から、面接では答えの内容だけでなく姿勢や人柄も重視されることを知り、自分の準備不足に気づかされました。また、「資格は努力の証明になる」という言葉に励まされ、今取り組んでいる勉強を続けていく意欲にもつながりました。残りの大学生活では、将来につながる行動を意識しながら積極的に成長していきたいと考えています。

第4・5回(10月14日)

自分を未来へ導こう

今すぐ役立つ自己分析と自己PR術

講 師

矢島 裕子
1996(平成8)年卒 ・ キャリアサポーター

受講した学生から

  • 自分自身を見つめ直す機会を得られたことがとても有意義でした。授業では、自分のなりたい理想像や性格、長所・短所、これまでの経験などを紙に書き出すという課題に取り組みました。書き出すうちに、自分の行動の背景にある考え方や価値観が整理され、今の自分を客観的に見られるようになってきたのを実感しました。その結果、自分の強みや課題がより明確になり、今後どのように成長していきたいかという目標を再設定することができました。また、これまで漠然としていた将来のイメージも具体的な形になってきて、普段の学びや行動への意識も変わりました。自分を客観的に見つめ直せたこの経験は、これからの大学生活や進路を考えるうえでも、とても大きなヒントになりました。
  • 就職活動では「自己分析」が大切だとよく言われますが、自分ひとりで取り組むのは難しく、この授業を通してじっくり考えることができて本当によかったです。いざ「自分の強みや特技を挙げてください」と言われても、すぐには思い浮かばず、書き出すのにも苦労しました。しかし、小学生の頃の自分の性格や夢、得意だったことなど、普段あまり思い出さないような過去にも目を向けることで、自分の中にある意外な変化や一貫している部分に気づくことができました。また、自己分析だけでなく、「働くうえで大切にしたいこと」や「自分にとって欠かせないもの」を早い段階で整理できたのも、今後に向けた大きな収穫だと思います。授業で得た学びや自己分析の結果を活かし、これからの準備やインターンシップにも前向きに取り組んでいきたいです。
  • これまで、自分について深く考える機会があまりなかったので、この授業を通して「自分が大切にしたいこと」や「強み」を改めて見つめ直すことができて、本当によかったです。幼い頃から大切にしてきた価値観は、今でもあまり変わっていないと気づきましたが、年齢を重ねる中での学びが、少しずつ今の自分の内面を形作ってきたのだと実感しました。書き出すのが難しい項目もありましたが、時間をかけてじっくり考えたことで、自分をより深く理解できたと思います。今後、就職活動などで自己PRをする機会が増えてくるので、この授業で学んだことを活かして、「この人にもっと話を聞いてみたい」と思ってもらえるようなアピールをしていきたいです。また、後半の講義で学んだ自己PRのコツも印象に残っています。これまでは、限られた文字数の中でできるだけ多くの強みを盛り込むことが大事だと思っていましたが、「本当に伝えたいことをしぼって、もっと知りたいと思わせること」が大切だと知り、驚きました。友達の回答と見比べてみると、それぞれの個性が表れていて、とても興味深かったです。

第6・7回(10月21日)

コミュニケーション能力

自己PR実践講座

講 師

青山 紀子
1990(平成2)年短大卒 ・ コミュニケーションコンサルタント

受講した学生から

  • 今回の青山先生の講座では、普段の生活ではあまり意識しない「話し方」について学ぶことができ、とても新鮮でした。特に印象に残っているのは、相手の話をしっかり聞くために必要な姿勢です。相づちを打つ、話を少し繰り返して確認する、目線を合わせる、笑顔を忘れない……そうしたちょっとした工夫で、相手に安心感を与え、会話がスムーズになることを実感しました。実際にペアワークで会話してみて、自分でも「聞く姿勢」の大切さを体感できたのが良かったです。また、発声練習では、ただ声を大きく出すのではなく、どうすれば相手にしっかり届く声になるのか、その出し方も具体的に学ぶことができました。人前で話すときは、なるべく早口にならず、声に抑揚をつけたり、文の最初は少し高めのトーンで、後半にかけて下げていくよう意識するだけでも、聞き手の印象が大きく変わるということが、先生のお手本を聞いてよく分かりました。「伝わる話し方」とは何かを改めて考えるきっかけになり、就職活動だけでなく、日常生活でも活かせる内容だったと思います。
  • 就職活動に向けての心構えや、コミュニケーション能力、そして自己PRの大切さについて学びました。実際の面接を想定した練習では、自分の考えを相手にわかりやすく伝えることの難しさを改めて実感しました。また、話す内容だけでなく、表情や姿勢、声のトーンといった“言葉以外”の部分も、相手に与える印象に大きく関わっていることを知り、とても勉強になりました。自己PRの作成では、自分のこれまでの経験を振り返る中で、自分がどのように成長してきたかを見つめ直す良い機会にもなりました。将来は公務員として地域社会に貢献したいと考えているので、今回の講座で学んだ「伝える力」や「聞く力」は、これからの活動にもきっと役立つと思います。今後も、自分を客観的に見つめながら成長を続けていけるよう努力していきたいです。
  • 今回の講義で特に印象に残っているのは、コミュニケーションの取り方について学んだことです。相手に信頼してもらうには、会話の中で目を合わせる、合いの手を入れる、相手の言葉を繰り返すなどのポイントが大切だと知りました。ただ、それをやりすぎると逆に不自然になってしまうので、適度に取り入れることが大事だという点も印象的でした。大学生活や就職活動など、これからの場面で必要になるスキルだと感じたので、しっかり身につけていきたいです。また、授業の後半で行ったアナウンサー流の発声練習は、初めての経験で新鮮でした。お腹から声を出す練習や、早口言葉をスムーズに読む練習は思っていたより難しくて、アナウンサーのすごさを実感しました。家でも取り組めそうな内容だったので、時間がある時に少しずつ練習してみようと思います。

第8・9回(10月28日)

企業側から見た学生

業界研究・企業研究

講 師

田中 颯
2022(令和4)年卒 ・ フジケングループホールディングス社員

受講した学生から

  • 採用担当という立場の方から、学生が見落としがちな点や就職活動の大切なポイントについてお話を伺い、とても参考になりました。特に印象に残ったのは、「取り組むタイミングやかける時間に注意」とのお言葉です。就活はリアルタイムで進んでいくからこそ、早めに準備を始めることの大切さを実感しました。売り手市場とはいえ、焦らず企業研究をして、自分に合った企業を見つけることが必要だと感じました。企業研究は「とりあえず調べる」ものだと思っていましたが、実際に取り組んでみると、ホームページから得られる情報が意外と多く、企業ごとの違いも興味深かったです。グループワークで他の人の調べた企業を聞くことで視野も広がりました。企業研究と自己PRを組み合わせて考えることの重要性にも気づけたので、今後の就活に活かしていきたいです。まだ2年生で進路ははっきりしていませんが、今回の講義がよいきっかけになりました。
  • 実際に気になっている企業について調べる時間があり、条件面や仕事内容、企業理念、今後の展望などを知ることができました。今日調べた内容は、これからさらに深掘りしていきたいです。また、「自分がその企業の採用担当者だったら、どんな人を採用したいか」という視点から考えることもでき、とても新鮮でした。企業は、入社後に継続して働いてくれるかどうかを重視しており、その不安を解消するには、自分の目標やキャリアプランが企業の方向性と合っていることが大切だと知りました。さらに、企業が最も重視するのは「人間性」であり、それは知識ではなく、これまでの経験から見えるものだというお話が印象に残っています。これからは、当たり前のことを当たり前にできるよう、日々の行動を大切にしていきたいと思います。
  • 自己分析はこれまでの講義で何度か経験してきましたが、企業分析は今回が初めての体験でした。採用がゴールではなく、入社後に「思っていたのと違った」とならないためにも、企業分析は自己分析と同じくらい大切だと感じました。分析する中で、自分がどの項目を重視するのか、優先順位を意識しながら考えることができたのも良い経験でした。たぶん、この講義がなければ、実際に就職活動が始まっても企業分析をきちんとやらずに進めてしまっていたと思います。 実際に企業ページを見ながら、どんな情報に注目すればいいのかが分かり、自分の理想や価値観を改めて見直すきっかけにもなりました。企業分析も、自己分析と深くつながっているのだと実感しました。就職活動では面接が本番という印象がありますが、今回のような自己分析や企業分析を通して、すでに勝負は始まっていると気づかされました。企業と自分がどうマッチするかを考え、しっかり準備することで周りと差をつけていきたいです。

第10・11回(11月4日)

民間企業のしごと

営業職ってどんな仕事?

会社にはどんな仕事があるのか?

どうやって会社を選んだのか?

講 師

滝野 雄大
2017(平成29)年卒 ・ 株式会社名古屋グランパスエイト社員

當眞 将生
2018(平成30)年卒 ・ 積水ハウス株式会社社員

遠藤 真帆
2018(平成30)年卒 ・ 川上産業株式会社社員

受講した学生から

  • 今回の講義では、実際に民間企業で働く先生方から現場のリアルなお話を直接伺うことができ、非常に有意義でした。滝野先生、當眞先生、遠藤先生それぞれのご経験に基づいたお話は、教科書やインターネットでは得られない、具体的で現実的な内容ばかりで、特に印象に残りました。営業部でのやりがいや難しさ、他部署との関係づくりといったテーマを通して、企業内での連携の重要性を実感しました。また、転職やキャリア形成についてのお話もあり、自分の将来を考える上で貴重なヒントを得ることができました。グループで直接質問できる時間もあり、より深く内容を理解することができました。社会で働く自分の姿を、以前よりも具体的に思い描けるようになったと感じています。
  • 自分が目指している民間企業の、さまざまな業界で働く方々のお話を聞くことができ、とても参考になりました。今の時点では、法学部で学んでいることが将来どのように役立つのか、はっきりとイメージできていませんでしたが、実際に社会で活躍されている方々のお話を伺い、少しずつ将来の姿を思い描けるようになりました。グループワークの中で、「大学生のうちにやっておけばよかったと感じていること」を質問した際、當眞先生も遠藤先生も、勉強ではなく「海外旅行」と答えていたのが印象的でした。今しかできない学びに加えて、長期休暇など学生ならではの時間の使い方も大切にしたいと感じました。また、當眞先生には「AI化を実際に感じる場面はあるか」という質問をしました。不動産業界でもAI化が進んでいるという話を聞き、正直驚きました。遠藤先生には資格についてお聞きし、自分が今後取得しようとしているものだけでなく、これまで知らなかった資格についても教えていただき、モチベーションが高まりました。就職活動において何を軸に企業を選ぶのかというお話もあり、自分自身も「譲れない価値観」をしっかり持って企業を選んでいきたいと思いました。今回の講義を通して、勉強も遊びも資格の取得も、今まで以上に意識して取り組みたいという気持ちが強くなりました。
  • 私は公務員志望のため、これまで民間企業に対する関心はあまり高くありませんでした。しかし今回、実際に民間企業で働く先輩方から直接お話を伺い、想像していなかったような働き方や考え方を知ることができ、大変参考になりました。講義を受ける前は、「営業職=自分には合わない」という漠然としたイメージを持っていましたが、営業の具体的な業務内容や、よくあるイメージと実際のギャップについて聞き、自分の考えがより明確になったように思います。結果として、やはり自分には合わないかもしれないと感じましたが、それもまた貴重な気づきでした。これまで民間企業で働く自分の姿をうまく想像できなかったのですが、先輩方の実体験を交えたお話を通じて、少しずつ具体的なイメージを持てるようになりました。また、どの業種・職種に進むとしても、資格を持っていることで選択肢が広がるというお話が印象に残り、今後の進路を考える上で大きなヒントを得ることができました。

第12・13回(11月11日)

公務員の魅力

第1部 県庁・市役所職員

第2部 警察官

講 師

宇野 明子
1999(平成11)年卒 ・ 岐阜県庁職員


三浦 透 
2011(平成23)年卒 ・ 大府市役所職員


鬼頭 拓也 
愛知県警警察官


續木 麻衣奈
長野県警警察官

第14・15回(11月18日)

豪華士業セミナー

法律を活かした仕事の実態

総まとめ

講 師

藤谷 久美
2004(平成16)年卒 ・ 弁護士

宮城 拓
 1996(平成8)年卒 ・ 司法書士

佐藤 和之
2008(平成20)年卒 ・ 社会保険労務士

小菅 祐介
2010(平成22)年卒 ・ 税理士

古家 秀樹
1999(平成11)年卒 ・ 行政書士/宅地建物取引士

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