2020年度スケジュール
第1回(9月15日)
オリエンテーション 進路選択と進路決定、進路へ向けた計画的な取り組み
講 師
伊川 正樹
1996(平成8)年卒・名城大学法学部教授
第2・3回(9月29日)
進路を考える際に必要なこと 今から始める就職活動
講 師
内山 立祐
1988(昭和63)年卒・会社員
受講した学生から
- 内山先生のお話から、実際の社会や仕事がどのようなものなのか知ることができました。労働環境の実態や社会において求められるものなどは知る機会があまりないので、今回はとても良い機会になりました。社会に出たときにはコミュニケーション能力や協調性、柔軟性などが求められ、また、人間的に成長しているかが見られると分かったので、日常生活においてこれらのことを意識し、経験を積んで就活に向けて今から準備をしていきたいと思います。また、「唯一無二の存在になることが重要」という先生の言葉がとても印象深く、どのような職場でもそのような存在でいたいと痛感しました。自己分析をしっかりとし、どのような職で自分の良さを生かせるのかを考え、人から求められる存在になりたいと思います。
- 私自身3年生であることもあって、企業や公務員に務めることの厳しさや、今の自分にとって何が必要めあるかなどの点を明確にお話しいただけたので、参考になる事が多かったです。また、就職活動をするにあたって必要な用語やスキルなどもご教授いただき、これから役に立てていきたいと思います。
- 就職活動や仕事の実態を、決してやさしい言葉でくるむのではなく、現実を突きつけられるような話を聞くことで、就職することに対して危機感を持つことができました。一刻も早く就職準備をしようと思えたことが、今回の講義で得られた一番の収穫でした。
第4・5回(10月6日)
自分を未来へ導こう 今すぐ役立つ自己分析と自己PR術
講 師
矢島 裕子
1996(平成8)年卒 ・ キャリアサポーター
受講した学生から
- 私は就職試験での自己PRというものを、普通の自己紹介と同じように、自分の長所や性格などを述べればいいものだと思っていました。しかし、今回の講義で、「ありのままの自分」ではなく「自分を雇うメリット」を述べること、抽象的な表現方法ではなく、数字や固有名詞を用いて具体的な自分の体験談を話すことが重要だと学びました。また、自己分析のおかげで、自分の様々な情報を確認できました。今までは「何のためにその職業に就きたいのか」を詳しく考えたことがありませんでしたが、今回の自己分析を通じて、「自分の持っている力」と「誰の何のために働きたいのかという目的」を明確にすることができました。
- 自分のことを分かっているつもりでしたが、講義を受け、いざ自己分析をしてみると、プリントをすべて埋めることができず、自己分析の甘さを痛感しました。良いところばかりを探そうとして見つからず行き詰まっていた自己分析が、自分の今までを細かく書き出していくことで傾向を見つけることができ、てとてもためになりました。そして、書いてみることで自分には圧倒的に経験が足りないなと感じました。事前課題にあった自己PRにおいて、具体的に書けることがありませんでした。「自分は○○です」ではなく、その理由を具体的で濃いものにできるように、今まで以上に自分と向き合っていきたいと思いました。
- 就活する際に自分の強みを企業側に伝えることの大切さを知りました。また、私は自己アピールが得意ではないということと、自分のことを全く知らないのだということを痛感しました。私は警察官になるつもりで、その決心は揺るぎませんが、警察官になるには面接は避けて通れない道であるし、面接が大変重要であるものだということは重々承知しているので、今回の講義で使ったワークシートはその時に使わせてもらいます。また、私自身が知らない自分の一面を友人や家族に尋ねてみます。貴重な講義をしていただいて本当にありがとうございました。
第6・7回(10月13日)
コミュニケーション能力 自己PR実践講座
講 師
青山 紀子
1990(平成2)年短大卒 ・ フリーアナウンサー/東海ラジオパーソナリティ
受講した学生から
- 実際に話してそれを動画で振り返ること、アドバイスをいただいたことで、自分が直すべきところが明確になりました。 自分では大きいと思っていた声でも、聞いてみると意外とそうでもなかったので、普段から大きな声を出すことを意識して、自分でも定期的に動画を撮って振り返ることをしていきたいと思います。また、これまで大勢の前に立って話すことがなかったので、これを機に、積極的にそうした機会を自らつくって、緊張しないように慣らしていきたいです。今回の講義で伝わりやすい話し方が分かったので、一つずつ練習して、自分の話し方を変えていきたいと思います。
- 今まであまり考えたことがなかった話し方というものを詳しく教えていただきました。自分自身気づかないところで、癖が出てしまっていることにはじめて気がつくことができました。今回教えてもらったことをしっかり覚えておいて、面接などの時にもしっかり話ができるように頑張りたいです。
- 私は人前で話すのが苦手で口ごもってしまったり、顔がこわばったりしてしまいます。これを早く直したいと思っていたので、話す際に重要なことを教えていただいて本当にありがたかったです。笑顔で話す、声のトーンを普段より1トーンあげるなど、アナウンサーならではの的確なアドバイスはとても実践的で貴重な経験になりました。今回学んだことを普段の生活でも使い、それが当たり前にできるようにしていきたいです。
第8・9回(10月20日)
企業から見た学生 業界研究・企業研究
講 師
田村 喜彦
1996(平成8)年卒 ・ 社会保険労務士/人財育成コンサルタント
受講した学生から
- 講義を受けて、企業側が「採用したいと思う学生」像の「一緒に働きたいと思える人」は、当たり前のことですが、一番大事なことだとあらためて気づかされました。企業の名前は知っているけれど、ホームページを見たことがなかったり、身近なSNSを活用してなかったりと、自分の企業研究の足りなさを実感しました。これから興味のある企業を積極的に調べていきたいです。また、他の生徒と話し合うことで、学生生活の過ごし方について自分とは違う様々な意見を聞けたりと、とても充実した講義でした。私は今まで自分を表に出すのが苦手で、積極的に行動してこなかったからこそ大きな挫折や失敗もありませんでした。しかし、マイナスなことや失敗もまた大事な経験だと捉え直して、積極的に行動できる大学生になりたいです。
- 企業がどういう人材を求めているかを知ることができたとともに、自分が社会に出るうえでの理想の人物像を想像することに繋がりました。また、そのためにも自分が今から、今のうちにしておくことを考える時間になりました。求められる学生になるために、自分がなりたい学生像をはっきりさせ、近づけるように努力しようと思います。
- 特に印象に残ったのが、グループになって、与えられた問題に対してワンフレーズで言い表すために話し合う時間です。簡潔に表現することの難しさはもちろん、初対面の人とそのことについて意見を交換し合うのは、いつも以上に神経を使ったような気がします。社会人になるということは私が想像している以上に大変なことだと感じました。
第10・11回(10月27日)
民間企業のしごと 営業職ってどんな仕事?/人に雇われない働き方=起業
講 師
松井 俊
1996(平成8)年卒 ・ 株式会社ライフ・テクノサービス
水谷 浩二
1989(平成元)年卒(理工学部電気電子工学科)・ 丸紅プロテックス株式会社
古家 秀樹
1999(平成11)年卒 ・ (株)飛鳥コンサルティンググループ代表取締役
受講した学生から
- 企業に入社したらまず最初はたいてい営業職に就かないといけないということを初めて知ったので、驚きました。ドラマなどを見ていて、営業には接待が付き物!というイメージがあったのですが、最近は接待はほとんどないということも初めて聞く話だったので興味深かったです。私は、事前アンケートで法務部を選択しましたが、そもそも大きな会社でないと法務部という枠がないことが分かり、また、そうした会社でも法務部に配属されるには、ちゃんとした資格をみんなが持っているため、自分も資格取得の勉強にしっかり取り組まないといけないということが分かりました。
- 実際に社会に出て働いている方々の言葉の重みはやはり違うなと思いました。個人的に起業家の方の話は純粋にすごいなと思いました。行動力が違います。100人以上の方と知り合ったという話は衝撃が大きかったです。結局は最初の一歩を踏み出せるどうかだなと、あらためて思いました。自分には踏み出す勇気がまだありません。しかし、これから少しずつ勇気を持てるように頑張ります。そして、いつかは自分が掴んだことを他の誰かに教えられるような人間になりたいと思いました。貴重な講義をしていただいて本当にありがとうございました。
- 20年同じ会社で務めたのちに転職した先生、卒業してすぐ自ら起業した先生など、たくさんの視点からお話を聞くことができ、とても参考になりました。特に、電話をかけることについての回答は、とても実用的なお話だったと思います。現実的で厳しいこともおっしゃっていただいたので、より頑張ろうという気持ちが高まりました。
第12・13回(11月3日)
公務員の魅力 “住民のために働く”とはどういうことか
講 師
宇野 明子
1999(平成11)年卒 ・ 岐阜県庁
鈴木 康幸
2005(平成17)年卒 ・ 大府市役所職員
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愛知県警警察官
受講した学生から
- 公務員という仕事が具体的にどのような仕事をしているのかを知ることができました。今までは、市民と役所のつながり、国と役所のつながりという印象が強かったのですが、民間企業ともたくさん仕事をしていることを知って驚きました。とてもやりがいの持てる仕事であるように感じるとともに、先生方の熱意が伝わってきて、とてもためになりました。役所の中でも様々な部門があることを改めて実感したので、自分でもっと詳しく調べていこうと思います。
- 私自身が想像していた公務員は、事務職で安定している職業というイメージが強かったのですが、お話を聞いて、想像以上に大変であり、幅広い業務を行っていることが分かり、とても驚きました。現在、民間企業への就職を考えているため、この名城進路講座を受講していなかったら、公務員という立場の方からお話を聞ける機会もありませんでした。公務員として活躍されているご本人からお話を聞くことで、立場が異なっていてもお互いに寄り添える関係でありたいと思いました。
- 私は公務員を目指しています。公務員の中でも、今回来ていただいた、県庁・市役所・警察の3つで悩んでいます。そのため、今回それぞれの業種の詳しい話が聞けて光栄でした。警察の話では残業などを隠さず話していただいたことで、他では知ることのできない現実を知ることができました。他職のこともためになる話ばかりで参考になりました。
第14・15回(11月10日)
豪華士業セミナー 法律を活かした仕事の実態
講 師
藤谷 久美
2004(平成16)年卒 ・ 弁護士
宮城 拓
1996(平成8)年卒 ・ 司法書士
三輪 貴哉
2006(平成18)年卒 ・ 社会保険労務士
栗山 貴志
1984(昭和59)年卒 ・ 税理士
古家 秀樹
1999(平成11)年卒 ・ 行政書士/宅地建物取引士
受講した学生から
- 今回の講義を通して、士業の魅力や実態が分かりました。法律を活かした仕事には法学部に入学した頃から興味がありましたが、そのような仕事に就くには知識が必要なので難しいのかなと思い、少し諦めていました。しかし、今回5人の先生方のお話を聞いたことで士業への憧れが強くなり、私も先生方のように法律を活かした仕事に就きたいと改めて思うようになりました。また、士業はお堅い仕事で、人との関わりは少ないのかなと思っていましたが、様々な業種の人と会えることが楽しみだという士業の方もおり、様々な魅力があるなと感じました。士業の皆さんの仕事は私たちの生活に関わることもあり、また、何か問題が起きた時にとても頼れる存在だと改めて感じ、私も先生方のように人に信頼され頼られる存在になりたいと感じました。
- 今まで漠然としか知ることのなかった司法試験やその他の資格試験についての詳細な情報を得られ、実際に合格されている先輩方の話を聞くことでモチベーションをあげることができました。士業の中にはどのようなことをしているか把握できていないものもあったので、新しい学びにもなりました。
- それぞれの士業でどのような仕事をするのかが明確に分かり、とても参考になりました。今回紹介された6つの士業の中では、行政書士と宅地建物取引士が特に興味があったので、今回詳しく説明していただけて勉強になりました。また、士業系の資格をひとつ持っているだけで扱いが全く変わってくるということが分かり、資格を取得することの大切さを理解することができました。