2019-07-11  講演会
陳添輝教授6月26日(水)、台湾の世新大学法学院から陳添輝教授をお招きして講演会を開催しました。

講演のテーマは、「台湾社会の変遷と民法の『姓氏規定』に関する改正」。1930年に公布された台湾の民法は、妻は自分の姓の前に夫の姓を付けるのを原則とし、夫婦で特に合意をすれば別の形をとれるとしていました。しかし、1998年の改正によって、原則として夫婦は元の姓をそのまま使用すると変更されました。この背景には、台湾での女性たちの著しい社会進出があること、かつてと今の人々の意識の違いなどが詳しく説明されました。

(右)セミナーの様子韓国法文化や中国文化の授業の受講生を中心に学生も多数参加し、近隣国の状況を知ることができてとても興味深かったとの感想が寄せられました。
2019-06-26  講演会
David M. Forman教授6月22日(土)、交流協定校であるハワイ大学ロースクールから講師を招き、「アメリカ法セミナー」と銘打って講演会を実施しました。ハワイ大学ロースクールとの国際交流協定はすでに20年以上にわたって行われており、今年度も例年と同様に、同校の教授を派遣してもらい、アメリカ法に関するトピックスを取り上げて講演を行っていただきました。

今年度招へいしたのは、デビッド・フォーマン(David M. Forman)教授。ハワイ大学ロースクールの環境法プログラムの責任者であり、国際自然保護連合(IUCN)の会員であるとともに、ハワイ先住民の権利に関する専門家でもあります。

(右)講義の様子今回のセミナーでは、「環境法と将来世代」というテーマで講義をしていただきました。ハワイ州憲法を含めた各州憲法で規定されている「将来世代の利益」という概念が持続可能性を重視する環境政策の鍵になるという基本的な認識が示された上で、そのような認識が国際法及び各国憲法にも見られることを明らかにする大変に興味深い内容でした。

同日は土曜日の午後にもかかわらず50人程度の参加者があり、多数の学生から質問が出るなど充実したセミナーとなりました。

講義の様子なお、その前日には、法学部の「外国法Ⅰ」(植木教授)内で、「アメリカ合衆国及びハワイ州における環境法の概論」というテーマで特別講義を行っていただきました。本講義では、アメリカ合衆国における連邦レベルでの環境法に関する概説があった後に、ハワイにおける環境保護をめぐる紛争として、高速道路の建設、海岸でのホテル建設、信仰の対象となってきた山(Mauna a Wakea)の山頂での天文台建設などの事例に関する紹介があり、環境問題だけでなく先住民の権利などの問題も含めて考える機会となりました。
2019-06-25  講演会
ジョルジオ・ファビオ・コロンボ准教授5月29日と6月19日の2回にわたり、国際専門研修プログラムの1つとして「法文化セミナー」を開催しました。講師として名古屋大学法学研究科のジョルジオ・ファビオ・コロンボ准教授を招き、代田准教授担当の国際法文化プログラム科目・法文化3を受講する2年生が中心となって参加しました。

(右)セミナーの様子5月29日の「大陸法システムの誕生」は、古代ローマ帝国から、フランク王国を経て、イタリア、フランス、ドイツの基礎ができてゆく歴史を辿りました。6月19日の「フランス法制」は、大陸法の特徴、特にフランスの法制度について学びました。パワーポイントを使用し、地図や絵を見ながら、ゆっくりとした英語で説明されるので、学生にとっても聞き取りやすかったでしょう。

セミナーの様子授業の後は、デービッド・グリーン准教授も交え、学生たちとコロンボ准教授との交流の場を設けました。日本以外の国では就職までどのような形をとるのか、小学生が金融のことを勉強したりするのかなど、学生たちは次々と質問し、コロンボ准教授がイタリアの状況、グリーン准教授がアメリカの状況について説明する内容に熱心に聞き入っていました。各国にはそれぞれの社会に対応した独自の教育制度や就職状況があることを知り、日本の諸制度を相対化して見る眼を養うよい機会となったことでしょう。
2019-06-17  講演会
台湾法セミナーのお知らせ6月26日(水)、台湾の世新大学から講師をお招きして、台湾法セミナー「台湾社会の変遷と民法の『姓氏規定』に関する改正」を開催します。アジア学術交流支援プログラムの一環として開くもので、日本と縁の深い台湾の家族法をテーマとする講演会です。
 
テーマ 台湾社会の変遷と民法の「姓氏規定」に関する改正
講 師 陳 添輝(世新大学法学院教授)
日 時 令和元年6月26日(水)3限(13:10~14:40)
場 所 天白キャンパス10号館2階 会議室


事前の申込みなどは不要です。直接会場にお越しください。多数のご参加をお待ちしています。
2019-06-13  講演会
アメリカ法セミナー6月21日(金)・22日(土)、ハワイ大学ロースクールからデビッド・フォーマン(David M. Forman)教授をお招きし、国際専門研修プログラムの一環としてアメリカ法セミナーを開催します。

講演自体は英語で行われますが、通訳がつきますので、テーマに関心のある方は是非ご参加下さい。
 
日 時 6月21日(金)13:10 ~ 14:40
(外国法Ⅰ講義内で実施)
場 所 共通講義棟北 N-106
テーマ 「アメリカ合衆国およびハワイ州における環境法の概要」
日 時 6月22日(土)13:10 ~ 16:20
場 所 共通講義棟北 S-203
テーマ 「環境法と次の世代」



事前の申込みや予約は不要です。上記の時間に直接会場にお越し下さい。多数のご来場をお待ちしています。
2019-05-28  講演会
法文化セミナーのご案内5月29日(水)と6月19日(水)の2回にわたり、名古屋大学准教授のジョルジオ・ファビオ・コロンボ先生をお迎えして、国際専門研修プログラムの一環として法文化セミナーを開催します。

日 時 5月29日(水)9:10 ~ 10:50
テーマ The Birth of the Civil Law System
(大陸法システムの誕生)
日 時 6月19日(水)9:10 ~ 10:50
テーマ The French System
(フランス法制)
講 師 ジュルジオ・ファビオ・コロンボ
 (名古屋大学准教授)
会 場 共通講義棟南 517講義室
対 象 法学部生・法学研究科生


事前の申込みや予約は不要です。直接会場にお越しください。多数のご来場をお待ちしています。
2018-12-22  講演会
マリアン・ジョーゲンセン氏12月6日(木)と13日(木)の2回にわたり、今年度も国際法文化プログラムの一環として、マリアン・ジョーゲンセン氏による法文化セミナーを行いました。テーマは、それぞれ「文化の深層を探る!」、「アメリカ文化の源は何か?」でした。

(右)セミナーの様子自国の文化にだけ浸っていると、それが当然となってしまい異なる考え方に気づかなくなってしまう恐れがあります。このセミナーを通して、学生たちも固定観念をもって見ない方がよいことなどを改めて認識できたと思います。その一方で、やはり国ごとに見られる感じ方の特徴というものも無視することはできず、いろいろな面について比較するデータなども紹介され、学生たちも興味をかきたてられたようでした。パワーポイントで示されたことについて次々と英語で投げかけられる質問への返答も活発で、学生にとってよい刺激となるセミナーでした。
2018-11-23  講演会
法文化セミナーのお知らせ12月6日(木)と12月13日(木)の両日、国際化推進センターと連携して、マリアン・ジョーゲンセン氏(リーダーシップ・トレーニング・コーチ)を招いて法文化セミナーを開催します。国際的視野と法知識の両方を兼ね備えた人材の育成をめざす語学プログラムの一環として開くもので、多くの皆さんの参加を期待しています。

日 時12月6日(木)10:50 ~ 12:20
場 所共通講義棟南 S-509
テーマDriving Deeper into Culture
 (文化の深層を探る!)

 
日 時12月13日(木)10:50 ~ 12:20
場 所共通講義棟南 S-509
テーマWhat Drives American Culture
 (アメリカ文化の源は何か?)


予約や申込みは不要です。直接会場にお越しください。
2018-10-30  講演会
特別講義の模様10月24日(水)の3時限目と4時限目に、「政治学入門」(仁井田崇准教授・松本俊太教授担当)の講義内で、愛知県選挙管理委員会事務局の水口雅文・主任、諏訪貴洋・主事をお招きし、特別講義「日本における選挙制度と選挙を巡る最近の状況」を行いました。同講義では毎年この特別講義を行っており、今回で3回目になります。

(右)水口主任講義では、投票率や有権者の投票参加に関する現状、および日本の選挙制度が、詳細かつわかりやすく説明されました。とくに、最近の動向として、今年7月に国会で成立した参議院の選挙制度の変更や、2020年以降に予定されている「アダムズ方式」による衆議院の選挙区割りの変更など、報道でも詳しく知ることが難しい内容を講義頂きました。また、この講義は、県の選挙管理委員会の業務の1つである、有権者の投票参加を促す啓発事業の一環でもあります。講義では、来年2月3日(日)に愛知県知事選挙が行われることや、選挙管理委員会の啓発事業全般が紹介されました。

諏訪主事1年生を中心とした受講生にとっては、新しく学んだことが多々あったようです。とくに、20代の投票率が低いことや、そのことが政策などに及ぼす影響などについては、1人の有権者として、あるいは政治学を学ぶ学生として、重要な事柄だととらえた受講生が多かったようです。
2018-10-27  講演会
矢嶋光准教授10月27日(土)、天白キャンパスで2018度の法学部公開講座を開催しました。本年度は国際政治学を専門とする矢嶋光准教授が「日米安保体制の成り立ちとその仕組み」をテーマに講演を行いました。

(右)講演会の様子1960年の新安保条約によってはじめてアメリカが日本防衛を義務づけられ、それ以外の目的で日本施政下の基地から米軍が出撃するには日本政府との事前協議が必要になったこと、その縛りを避けるために、当時占領中で日本施政下になかった沖縄に本土の基地が移設されたことが解説され、よく言われる「沖縄の地政学的重要性」では沖縄の基地集中は正当化しきれないことが明らかにされました。

安全保障や沖縄の基地の問題などを考えるうえで欠かすことのできない知識を身につけることのできる講演会となりました。