2017-12-12  講演会
講義の模様12月6日(水)の3時限目と4時限目に、「政治学入門」(仁井田崇准教授・松本俊太教授担当)の講義内で、愛知県選挙管理委員会事務局の本行大輝・主任、児玉寛樹・主事をお招きし、特別講義「日本における選挙制度と選挙を巡る最近の状況」を行いました。「政治学入門」では現代の日本の選挙や政党についての講義が行われたばかりであり、今回はその内容を補うべく、日本の選挙と投票参加について、実務の立場から詳しく、そしてわかりやすく講義を行っていただきました。

(右)本行主任講義の内容は、まず、投票率や投票行動に関する現状の説明が行われました。とくに、若年層の投票率が非常に低いことや、このことと高齢化により、投票所により足を運ぶ高齢者層に配慮した政策が行われているという、「シルバー・デモクラシー」と呼ばれる説が紹介されました。次に、現在の日本の選挙制度について、選挙の種類や投票の行い方などを中心に講義されました。また、最近の状況として、一票の較差の是正のための選挙区定数の見直し・投票環境の向上のための各種制度の導入・選挙権が18歳に引き下げられてから2度目の国政選挙となる衆院選(2017年10月)における投票率などの重要なトピックについても、わかりやすく解説されました。最後に、選挙管理委員会の仕事として、とくに、イベントやSNSなどを使った様々な啓発活動を行っていることが紹介されました。

児玉主事受講生にとって、大変面白くて勉強になった講義のようでした。講義の後には、選挙への関心が高まったという感想や、次の選挙は必ず投票に行きたいといった感想が多く聞かれました。
2017-11-25  講演会
公開セミナーのお知らせ12月7日(木)、アフガニスタン・イスラム共和国のバシール・モハバット駐日特命全権大使をお招きして、公開セミナーを開催します。大使は、1985年に本学の法学研究科修士課程を修了されました。このセミナーでは、後輩にあたる学生の皆さんに、駐日大使としての仕事、そしてアフガニスタンの現状についてお話をしていただきます。

テーマ駐日アフガニスタン大使の仕事、
  アフガニスタンの現状
講 師 バシール・モハバット特命全権大使
(駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館)
日 時 12月7日(木) 15:00~16:20
場 所 共通講義棟南 S-101教室


事前予約や申込みは不要です。上記の会場に直接お越し下さい。
2017-10-13  講演会
法文化セミナーのご案内11月16日(木)と11月30日(木)の両日、国際化推進センターと連携して、マリアン・ジョーゲンセン氏(リーダーシップ・トレーニング・コーチ)を招いて法文化セミナーを開催します。国際的視野と法知識の両方を兼ね備えた人材の育成をめざす語学プログラムの一環として開くもので、多くの皆さんの参加を期待しています。

日 時11月16日(木)10:50 ~ 12:20
場 所共通講義棟南 S-509
テーマDriving Deeper into Culture
 (文化の深層を探る!)

 
日 時11月30日(木)10:50 ~ 12:20
場 所共通講義棟南 S-509
テーマWhat Drives American Culture
 (アメリカ文化の源は何か?)


予約や申込みは不要です。直接会場にお越しください。
2017-09-29  講演会
公開講座のお知らせ10月14日(土)、政治思想史を専門とする仁井田崇准教授を講師として、公開講座を開催します。テーマは「逆風の中の民主主義―民意とポピュリズム」。

今、日本のみならず世界中で、ポピュリズムと少数派排除の動きが問題視されています。しかし民主主義という理念の歩みを振り返ると、これらの問題は既に古代ギリシアの時代から指摘されていたことがわかります。民主主義の「宿命」とさえ呼ぶことができそうなこの古くて新しい問題を、政治思想史の観点からどのように整理できるのか、皆さんとともに考えていきたいと思います。

テーマ 「逆風の中の民主主義
  ―民意とポピュリズム」
講 師 仁井田 崇 (法学部准教授)
日 時 10月14日(土)14:00~15:30
場 所 天白キャンパスN103講義室



予約や事前の申込みは不要です。上記の時間に直接会場にお越し下さい。多くの皆様のご来場をお待ちしています。
2017-07-12  講演会
キャロル・ピーターセン教授6月3日、交流協定校であるハワイ大学ロースクールから講師を招き、「アメリカ法セミナー」と銘打って講演会を実施しました。ハワイ大学ロースクールとの国際交流協定は昨年20年目の区切りを迎え、今年度も従来と同様に、毎年異なる講師を派遣してもらい、アメリカ法や外国の法制度に関するトピックスを取り上げて講演を行っていただきました。

今年度招へいしたのは、キャロル・ピーターセン(Carole Petersen)教授。ハワイ大学ロースクールでは、国際人権法などの科目を担当され、同分野での著書や論文などを多く執筆されています。また、以前には香港大学で教鞭をとられた経験があり、香港の法制度や事情に造詣が深い先生です。
 
(右)講演の様子今回のセミナーでは、「香港における一国二制度の功罪」および「香港における民主主義及び表現の自由への制限に対する諸問題」というテーマで講義をしていただきました。香港をめぐる歴史的経緯を辿りつつ、英国の領土から中国へ返還されるなかで、法制度そのものや人々の法に対する意識がどのように醸成されてきたのかという興味深いものでした。

また、このような内容の前提として、植民地の自立と脱植民地化という概念や国連の役割が紹介され、国際法の基本概念を理解することができました。
同日は土曜日の午後にもかかわらず30人程度の参加者があり、質疑応答を交わすなど充実したセミナーとなりました。

なお、その前日には法学部の「外国法Ⅰ」(伊川教授)内で、「障害者の人権の展開と国連障害者の権利条約をめぐる議論」というテーマで特別講義を行っていただき、この問題に対する日米両国の状況を理解する良い機会となりました。
2017-06-10  講演会
法文化セミナー開催のお知らせ6月21日と28日の2回にわたり、名古屋大学准教授のジョルジオ・ファビオ・コロンボ先生をお迎えし、国際専門研修プログラムの一環として法文化セミナーを開催します。

日 時 6月21日(水)9:10 ~ 10:50
テーマ The Birth of the Civil Law System
(大陸法システムの誕生)
日 時 6月28日(水)9:10 ~ 10:50
テーマ The French System
(フランス法制)
講 師 ジュルジオ・ファビオ・コロンボ
 (名古屋大学准教授)
会 場 共通講義棟南 517講義室
対 象 法学部生・法学研究科生


事前の申込みや予約は不要です。直接会場にお越しください。多数のご来場をお待ちしています。
2017-05-23  講演会
アメリカ法セミナー6月2日(金)・3日(土)、ハワイ大学ロースクールで人権法や国際法を教えておられるキャロル・ピーターセン教授(Carole Petersen)をお招きして、差別問題と人権保障に関する講義、および香港における一国二制度をテーマとする講演会を開催します。

講演自体は英語で行われますが、通訳がつきます。テーマに関心のある方の多数のご来場をお待ちしています。

日 時 6月2日(金)10:50 ~ 12:20
(外国法Ⅰ講義内で実施)
場 所 共通講義棟南S301
テーマ 「障害者の人権の展開と国連障害者の権利条約をめぐる議論」
日 時 6月3日(土)9:30 ~ 12:30
場 所 共通講義棟南S202
テーマ 「香港における一国二制度の功罪」
「香港における民主主義及び表現の自由への制限に対する諸問題」



事前の申込みや予約は不要です。上記の時間に直接会場にお越し下さい。
2017-01-10  講演会
ジョルジオ・ファビオ・コロンボ氏12月9日(金)と12月16日(金)、名古屋大学大学院法学研究科准教授のジョルジオ・ファビオ・コロンボ氏を講師に招き、後期2回目となる法文化セミナーを開催しました。

(右)セミナーの様子テーマは各々「西洋の法伝統の誕生」、「大陸法の伝統の注目すべき特徴」でした。イタリア出身であり、比較法律学で博士号を取得されているコロンボ准教授の講義では、古代のローマ帝国以来のヨーロッパの歴史、ローマ法の広がり、そしてローマ法の影響を受けた大陸法の国であるフランスの状況など、ゆっくりとわかりやすい英語で説明がなされました。パワーポイントも使用し、ヨーロッパの歴史にあまり詳しくない学生であっても、内容は十分理解できるものであったと思われます。

今回は英語で質問する学生もでてきて、議論もより活発化していました。次回のセミナーではさらに多くの学生が積極的に質問することを期待しています。
2016-12-06  講演会
法文化セミナーのお知らせ12月9日と16日の2回にわたり、名古屋大学准教授のジョルジオ・ファビオ・コロンボ先生をお迎えし、国際専門研修プログラムの一環として法文化セミナーを開催します。

日 時 12月9日(金)14:50 ~ 16:20
テーマ The Birth of the Western Legal Tradition
(西洋の法伝統の誕生)
日 時 12月16日(金)14:50 ~ 16:20
テーマ Notable Features of the Civil Law Tradition
(大陸法の伝統の注目すべき特徴)
講 師 ジュルジオ・ファビオ・コロンボ先生
(名古屋大学准教授)
会 場 共通講義棟南 517講義室
対 象 法学部生・法学研究科生


事前の申込みや予約は不要です。直接会場にお越しください。
2016-12-05  講演会
特別講義の模様11月30日(水)の3時限目と4時限目に「政治学入門」(仁井田崇准教授・松本俊太准教授担当)の講義内で、愛知県選挙管理委員会事務局の天野孝教・主査、赤羽茂樹・主任、竹山桂子・主任をお招きし、特別講義「日本における選挙制度と選挙を巡る最近の状況」を行いました。これは、県の選挙管理委員会が行っている、有権者の選挙に対する意識の向上と投票参加を促す啓発事業の一環であり、政治学の基礎を学ぶ「政治学入門」の内容に深く関わる重要なテーマでもあります。

(右)竹山主任講義の内容は、まず、投票率や投票行動に関する現状の説明として、戦後の投票率は低下している傾向があること・若年層の投票率が昔も今も低いこと・有権者に占める高齢者の割合が増加しており、そのために、多数派の高齢者層に配慮した政策が優先的に行われているという説があることなどが紹介されました。つづいて、現在の日本の選挙制度について、憲法や公職選挙法に基づいて説明されました。また、最近の状況として、2つの大きな変化について説明がありました。1つは、今年6月から選挙権年齢が18歳にまで引き下げられたことです。この直後に行われた参議院議員選挙では、新たに選挙権を得た18歳・19歳の投票率は非常に高かったというデータも示されました。もう1つは、有権者の投票参加を容易にするような数々の法改正が行われていることです。このような選挙をめぐる環境向上のための様々な試みは、現在でも続いているとのことです。

赤羽主任受講生は大変興味深く講義に聞き入っているようでした。受講生の大半は選挙権を得たばかりの1年生であり、これから生涯にわたって選挙や政治との関わりを考えてゆく上で、良い機会だったように思います。