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2013-11-19  お知らせ
ゼミ紹介ブース

 11月5日(火)、6日(水)の両日にわたり、来年度の「専門演習」を志望する現2年生を対象として、ゼミ紹介企画が行われました。各ゼミが設置する相談ブースを訪れた学生数は、2日間で約360人にのぼりました。

 「専門演習」は、約20名の少人数制の演習科目(ゼミナール)であり、親睦会や合宿などを通じてゼミ生同士や先生との交流を深めつつ、専門学問領域の学習・研究を深化・発展させることを目的とする科目です。就職活動や大学院進学のためにもこの科目を履修することが望ましく、多様な専門領域からどのゼミを選択するかによって、3年次からの学生生活を大きく変えるものとなります。

 法学部では、ゼミ選択の情報を集める機会として、ゼミ紹介・ゼミ見学等の企画を行っています。各ゼミが設置する紹介ブースには、現役ゼミ生である3・4年生の先輩たちが、これからゼミを志望する後輩に対し、募集要項だけではわからないゼミの内容や様子を直接伝え、個別の相談に応じました。またゼミの内容を紹介するポスターの前には人だかりができ、友達同士で希望ゼミを検討する声も上がっていました。

学生が作成したゼミ紹介ポスター

 相談に訪れた学生は、普段なかなか話す機会がない先生や先輩から、ゼミの様子や楽しく学問に打ち込む姿勢を学んでいるようでした。また、通常のゼミを自由に見学する「ゼミ見学会」も併せて行われ、ゼミを選択する学生にとって有益な機会となったようです。
2013-11-17  資格支援
講師のみなさん

 卒業生が経験談や進路選択にあたって直接メッセージを送る講座「名城進路講座大志を抱け」の特別フォーラムが、11月14日(木)に実施されました。

 これまでこの講座で講師を務めた経験のある講師に加え新たな卒業生講師を迎え、「企業が求める人材とは―“考動力”を身につけよう」というタイトルでパネルディスカッションや個別相談会が行われました。

伊藤剛康 講師

 前半のパネルディスカッションでは、「学生のうちに資格を取っておかないといけないというのは本当か」、「海外留学しておいた方が就職に有利というのは本当か」といった、多くの学生が抱いている疑問を卒業生講師にぶつけて、社会人としての本音を語ってもらいました。

 実際に企業の採用人事を担当する講師や、学生の就職支援の経験がある先輩講師からは、「まずは自分のやりたいことがあって、その先に資格という目標があるという考え方をした方がよい」、「取得した資格よりも、それを取得する過程で何を得たかを企業は見ている」など、経験に裏付けられた回答がありました。

 また、後半の部では、特別ゲストの先輩講師から、就職活動に向けた心構えや何をポイントとして就職活動を進めていくべきかといった具体的な内容のお話がありました。


 参加した学生はメモを取りながら熱心に話に聞き入り、フォーラム終了後も先輩たちから具体的なアドバイスをもらうなど、積極的な姿勢が多くみられました。

 今回のフォーラム参加者は、次のとおりです。

 講 師(敬称略)
 伊藤 剛康 (KDDI・2013年度講師)
 鈴木 康幸 (大府市役所・2013年度講師)
 田村 喜彦 (社会保険労務士・2013年度講師)
 松井 俊 (中北薬品・2013年度講師)
 野呂 智也 (ミタチ産業)

 特別講師(敬称略)
 内山 立祐 (ミタチ産業)

 進行役
 伊川 正樹 (法学部教授)
2013-11-12  講演会
 11月11日(月)と12日(火)の刑法1の授業において、法務研究科から、伊藤新一郎教授(元裁判官)と立岡亘教授(弁護士)をお招きして、講演会を実施しました。

伊藤新一郎先生・立岡亘先生

 犯人が被害者のハンドバッグをひったくろうとしたところ、被害者の抵抗にあったために、再度バッグを力任せにひっぱって、被害者にケガをさせてしまったという、現実にもよく現れるであろう事案をもとに、窃盗と強盗のいずれの犯罪が成立するだろうかという点を中心に話しは進められました。

 講演の対象は主として、まだ刑法各論を勉強していない1年生であったため、学生には難しい内容ではありましたが、途中アンケートをとりつつ、窃盗と強盗の違いについて2人の先生が丁寧に説明してくださいました。

 判例でも今回出された事案に類似の事案がありますが、両者の異同についての説明があり、類似の事案がすべて一様に解決されるものではないという指摘もありました。

質問風景

 質問の時間では、犯人にも酌むべき事情があるが、これは量刑にどう反映されるのかなど、事案に関するもののほか、2人の先生の意見に反対する見解を毅然と表明したり、法曹に向いた性格とはどういうものかなど質問は多岐にわたり、どれも先生に丁寧に回答していただきました。

 事実を正確に見て、異同を考えることでしっかりとした判断をすることができる、「飛び乗り飛び降り自由」と自分の意見に固執することなく、意見変更することは恥ずかしいことではなく、むしろ進歩であるなど、長年実務家として活躍された先生ならではの深いお話しもしていただきました。

 多くの学生にとっては、普段の講義では聞くことのできない実務の世界を少しでも垣間見ることができ、有意義な講演会となったとおもわれます。
2013-11-12  資格支援
 就職活動を目前に控えた3年生は、今、何をしておくべきか。
 そんな具体的なニーズに応える形で、経験豊富な講師と、実際に企業の採用担当者が講演会を実施しました。

 10月22日に行われた1回目の講演会では、本学元職員の鶴沢真一氏による「面接攻略法」という講演が行われました。「就活生が陥りがちな3つのミス」には気を付けなければならないということが冒頭で触れられ、面接で自分らしさをアピールするにはどうしたらよいのか、という点について具体的なお話がありました。

鶴沢真一氏

 また10月28日の第2回目では、鶴沢氏のお話に続いて、本学理工学部卒で、名古屋トヨペット株式会社人事部副部長の後藤史郎氏をお迎えし、採用担当者が学生に何を求めているか、どこを見ているか、という具体的なお話をしていただきました。

後藤史郎氏

 就職活動を目前に控えた3年生が講演の内容を熱心に聴き、終わった後でも講師に個別の質問をする姿が見られました。

 なお、11月より、鶴沢氏による個別相談を実施しています。就職活動に向けて具体的に何をどうすればよいのか、カウンセリング方式で考えをまとめていきます。
 事前申込みが必要ですので、法学部資格支援室(10号館105室)までお問い合わせください。
2013-11-12  講演会
 裁判官や弁護士などの法曹を目指す学生の意欲を高め、法曹実務の実際を伝えようと、法務研究科(法科大学院)の先生方による特別連携講座が行われました。

 第1回目は10月17日(木)で、講師は吉野彩子准教授。弁護士としての実務経験から、裁判や法的支援など、具体的な活動の概要をわかりやすく説明していただきました。

吉野彩子 准教授

 第2回目は10月22日(火)で、講師は碓氷裕彦教授。企業の知的財産部部長であるご経験から、特許に関する基本的なお話やその実務の詳細な内容までお話を
していただきました。

碓氷裕彦教授

 いずれの回も参加者は少なかったのですが、法科大学院への進学を目指している学生が先生方のお話に熱心に耳を傾けていました。
2013-11-11  講演会
髙松准教授

 10月26日(土)に天白キャンパスにて、名城大学2013年度公開講座の1つとして、法学部・髙松淳也准教授による「地方分権と政令指定都市制度:大都市が果たすべき役割」が開催されました。今年も名古屋市生涯学習推進センターキャンパス講座の「名城カレッジシリーズ」との共催として実施されました。

 講演では、まず政令指定都市制度についてその歴史的背景や制度の特徴を説明したのち、現在指摘されている問題点について整理しました。そして、これら問題点を改善するために主張されているいくつかの改革案について比較検討を行いました。最後に近年の政治情勢をふまえながら今後の展望についてまとめました。

 講演後には参加者の方々から、名古屋市の現状を踏まえた上での今後の道筋など予定時間をややオーバーするほど活発な質疑応答がなされました。
2013-11-05  資格支援
大志を抱け!特別フォーラム

 11月14日(木)の3・4限、「企業が求める人材とは」をテーマとするフォーラムを開催します。
 2011年度から開講している特設科目2「名城進路講座 大志を抱け」では、各界で活躍する名城大学法学部卒業生が、人生の先輩としてさまざまなお話を聞かせてくださっています。
今回、この講座の特別フォーラムを実施することになりました。

  【日 時】 2013年11月14日(木) 3限・4限
  【場 所】 共通講義棟北 N302講義室

 このフォーラムは、12月からの就職活動を控えた3年生、これから先の進路選択に迷っている1・2年生など、先輩たちの経験を聞いて参考にしたいと考えるすべての学生を対象として行われます。

 前半(3限目)のパネルディスカッションでは、進路選択に向けて学生時代に何をしてきたか、どんな経験が今に生きているかといったテーマで、5人の先輩たちがディスカッションを行います。

 後半(4限目)では、就職活動に向けた具体的な取組みとして何を、どうすべきかといった観点から、5つのテーマごとに先輩講師が個別に応答する小セッションを行います。

 事前申し込み等は不要です。また、いずれか一方のみの参加も可能です。詳しくは、こちらをご覧ください。

 先輩たちの実体験にもとづいた討論やアドバイスを参考にして、より納得のいく進路選択に役立ててください!