髙松准教授

 10月26日(土)に天白キャンパスにて、名城大学2013年度公開講座の1つとして、法学部・髙松淳也准教授による「地方分権と政令指定都市制度:大都市が果たすべき役割」が開催されました。今年も名古屋市生涯学習推進センターキャンパス講座の「名城カレッジシリーズ」との共催として実施されました。

 講演では、まず政令指定都市制度についてその歴史的背景や制度の特徴を説明したのち、現在指摘されている問題点について整理しました。そして、これら問題点を改善するために主張されているいくつかの改革案について比較検討を行いました。最後に近年の政治情勢をふまえながら今後の展望についてまとめました。

 講演後には参加者の方々から、名古屋市の現状を踏まえた上での今後の道筋など予定時間をややオーバーするほど活発な質疑応答がなされました。