2010名城大学公開講座

 11月6日(土)、2010年度の名城大学公開講座の一つとして、法学部の長谷川乃理助教による「会社法改正の課題」が開催されました。
 2005年以降も続く会社法の改正動向について、背景にある現在の政治状況も視野に入れつつ、これまでの経緯や、法制審議会の議事録から研究者の視点で読み取れること、企業統治のあり方などが、これまで報道を大きく賑わせたこともある著名な事例を交えながら、わかりやすく解説されました。
 会場には、予備の椅子が必要になるほどの数の参加者がお越しになり、真剣な表情で資料に書き込みをされていました。中には、六法や参考書を持参して熱心にノートを取る参加者も複数いらっしゃいました。
 講演後には、参加者の方々から示された質疑に対する応答がなされ、あまりの活発さに、公開講座の終了予定の時間を若干オーバーするほどでした。