学位記授与式を開催しました3月18日(火)、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)での全学の卒業式の後、法学部は名古屋東急ホテルに会場を移して学位記授与式を開催しました。今年度は学部から358名、大学院から6名の卒業生・修了生が、キャンパスの思い出を胸に新しい旅立ちを迎えました。

式典では、前田智彦学部長から、コロナ禍により入学式が対面で行われないという不本意な形で大学生活をスタートせざるを得なかったにもかかわらず、困難を乗り越え学業に励んだ卒業生と、それを支えた家族の皆さまに対し、ねぎらいの言葉が述べられました。また、既存の枠組みや価値観が揺らぎ、不確実性が増す社会へと踏み出すにあたり、法学部で学んだ守るべき正義としての「法」の精神を胸に刻み、これからの道を切り開いていってほしいとの激励が贈られました。続いて、研究科長賞、法学会賞、特別賞の授与が行われ、会場はあたたかい拍手に包まれました。卒業生代表の牛鼻竜之介さんが答辞を述べた後、卒業生一人ひとりに学位記が手渡されました。

授与式の後は、同じ会場を模様替えして、恩師や学友との最後の語らいを楽しむ卒業祝賀会が開かれました。在学中の様々な思い出に名残りは尽きず、華やかな祝賀の雰囲気のなかにも惜別の念がにじむ、忘れ難いひとときとなりました。

名城大学法学部で培った学問、そして同窓の友人たちや先生方とのつながりは、何物にも代えがたい一生の宝となるでしょう。本学部の卒業生としての誇りを胸に未来へと歩みを進め、新しい時代を切り開いていく原動力となることを、教職員一同、心よりお祈りいたします。

※ 学位記授与式の様子は、ギャラリーに写真を掲載しています。