選挙制度と若者の投票参加を考える特別講義が行われました
10月24日(水)の3時限目と4時限目に、「政治学入門」(仁井田崇准教授・松本俊太教授担当)の講義内で、愛知県選挙管理委員会事務局の水口雅文・主任、諏訪貴洋・主事をお招きし、特別講義「日本における選挙制度と選挙を巡る最近の状況」を行いました。同講義では毎年この特別講義を行っており、今回で3回目になります。
講義では、投票率や有権者の投票参加に関する現状、および日本の選挙制度が、詳細かつわかりやすく説明されました。とくに、最近の動向として、今年7月に国会で成立した参議院の選挙制度の変更や、2020年以降に予定されている「アダムズ方式」による衆議院の選挙区割りの変更など、報道でも詳しく知ることが難しい内容を講義頂きました。また、この講義は、県の選挙管理委員会の業務の1つである、有権者の投票参加を促す啓発事業の一環でもあります。講義では、来年2月3日(日)に愛知県知事選挙が行われることや、選挙管理委員会の啓発事業全般が紹介されました。
1年生を中心とした受講生にとっては、新しく学んだことが多々あったようです。とくに、20代の投票率が低いことや、そのことが政策などに及ぼす影響などについては、1人の有権者として、あるいは政治学を学ぶ学生として、重要な事柄だととらえた受講生が多かったようです。