マリアン・ジョーゲンセン氏11月16日、30日の2日間にわたり、今年度もマリアン・ジョーゲンセン氏による法文化セミナーが行われました。テーマは1回目が「文化の深層を探る!」、2回目が「アメリカ文化の源は何か?」でした。英語での授業となりますが、学生の反応を見つつ適宜日本語を交えて進めるものでしたので、学生たちもほぼ内容は理解できたと思われます。出席している学生は1年生で、かなり興味をもって参加している様子でした。

(右)マリアン・ジョーゲンセン氏スクリーンに映し出された画像や統計資料に依りながら、次々と学生に対して質問が投げかけられるのですが、2、3人で組になって答える形になっているため、学生側としても安心感があるようでした。左右と相談しながら答えていました。精密さと緻密さゆえにすばらしいものを生み出す一方で、その同じ原理が、ルールとマニュアル化によりがんじがらめとなっている現代の抑圧性の強い日本社会も生み出していることに気づかされる内容でした。

今年も学生にとってよい刺激になったと思います。