附属高校の生徒と模擬講義を実施
12月17日、「実践法教育」(金曜5限)の受講生が附属高校の生徒とともに、模擬講義を実施しました。
大学生が高校生を相手に法律問題を説明し、グループディスカッションの形式で行う模擬講義は、昨年に引き続いて行われました。
「法の下の平等」を統一テーマとして、まず大学生の代表グループが趣旨を説明した後、3つのグループに分かれ、個別テーマについてグループディスカッションを行いました。
個別テーマは、「婚姻適齢」、「外国人の公務員就任」、「女性専用車両」で、それぞれ憲法14条が禁止する差別に当たるかどうかについて意見を出し合いました。
まだ本格的に法律を学んだことのない高校生を相手に、大学生は「実践法教育」の講義で用意してきた内容をもとに、テーマを説明し、意見を引き出しながら、議論を進めました。
普段は講義を受ける側の学生が、反対に講義を行う側に立ち、説明することの難しさや意見を引き出すためには工夫が必要であることを実感しながら、高校生とともに講義をやり遂げました。
講義に参加した高校生たちは、高校までの勉強との違いに戸惑いながらも、「答えが一つではない法律の学習」の魅力を感じた様子でした。