特設科目Ⅰ(実践法教育)で弁護士による講演を実施しました
6月17日(月)、特設科目Ⅰ(実践法教育)に関谷慶一郎弁護士をお招きして、
「刑事裁判の実情」というテーマで講演をしていただきました。
この特設科目は、模擬裁判のしくみを学び、学生自身がシナリオ作成等を行っ
て、最終的に模擬裁判を実践するという講義です。
その一環として、関谷弁護士をお招きして、裁判員制度を含む刑事裁判の実情
についてお話をお聞きしました。
被疑者との接見や刑事弁護を手がけられている経験から、刑事手続のしくみや
特徴、また現在の問題点など、具体例を交えて興味深いお話をしていただきま
した。
聴講した学生からは、裁判員制度と被害者参加制度との関係や、捜査機関とマ
スコミとの関係などに関する質問があり、丁寧に答えていただきました。
なお、関谷弁護士は本学法科大学院の教育支援員も務められており、今回は、
法学部と法務研究科との連携事業の一環として行われました。今後も法務研究
科から講師の派遣を受けて、学部生向けの企画を行う予定です。