過去の記事

あなたは現在、2018年7月の記事を見ています。
2018-07-24  講演会
日韓学術交流セミナー20187月10日と11日の2日にわたり、本学と韓国の慶煕大学校の国際交流が今年で10周年となるのを記念して、セミナーと講演会を開催しました。

10日は、元駐日・駐英大使でもある羅鍾一 韓国国防大学碩座教授をお迎えしつつ、「日韓学術交流セミナー2018 平和的秩序の構築に向けて」を開催しました。韓国からは、羅教授のほか、慶煕大学校から林成浩 教授、金賢 教授、鄭璡永 教授が参加されました。

(右)日韓学術交流セミナー2018東アジアにおける国際秩序は、リアリズムの観点から論じられがちな傾向にあります。しかし、羅教授や林教授、金教授は、むしろ、リベラリズムの側面から東アジアにおける国際秩序の提言を行われました。鄭教授は、ややリアリズム側の立場ながらも、国際秩序における分権的な秩序構築の可能性を指摘されました。これに対して日本側の参加者からも、概ねリベラリズムの立場からの報告があり、両者の方向性は奇しくも一致しました。討論も活発に行われ、グローバリゼーションを多角的な観点から考察することの重要性を共有することができました。

講演会11日は、主に法学部生を対象に、林教授、金教授、鄭教授を講師として講演会「韓国政治をより理解するために」を開催しました。参加した学生は200名を超え、韓国に対する関心の深さがうかがわれました。

(右)記念写真林教授は韓国国内政治を、金教授は南北関係を、鄭教授は米中対立の渦中における東アジアを、それぞれわかりやすく論じてくださいました。時間がタイトであったため、十分な質疑応答をすることはできませんでしたが、アンケートにおいて「韓国に対するイメージが変わった」と答えた学生が70%超、「韓国政治に興味がわいた」と答えた学生は80%超という回答を得ることができました。短い時間ではありましたが、学生に強い印象を与えた講演会となったようです。
2018-07-20  お知らせ
8月の開室カレンダー法学部資料室の8月の開室時間は以下の通りとなります。資料室をご利用の皆様におかれましてはご不便をおかけしますが、ご了解のほどよろしくお願いいたします。

時短開室
8:50~17:20
6、7、20、21、23、24、27~29、31
終日閉室 1~5、8~19、22、25、26、30
2018-07-12  講演会
6月27日、真理大学の謝杞森教授謝杞森教授をお迎えして「台湾法セミナー」の第2回目を行いました。台湾の真理大学は名城大学と大学間での交流協定を結んでいますが、同大学の財経学院は法律学科を設けていることから、法学部とも独自の交流活動を行っています。

(右)講義の様子これまでに3回の合同研究会が行われており、謝教授による講演も今回で2度目となります。今回の謝教授の講演題目は、「台湾の公正取引法の競争制限について」。台湾で生じた不公正な取引として違法と判断され、巨額の罰金を科された事件を取り上げ、台湾の公正取引法の内容に関して説明がなされました。また、企業のカルテル防止のためにどのような政策が採られているかについても話題は及び、虚偽や不実広告で問題となった事例なども紹介されました。

日本人の目からすると驚くような実例も挙げられ、参加した学生たちもかなり興味をもって聞いていたのではないかと思われます。
2018-07-09  総合
特設科目A(実践法教育)の受講生のみなさんには、7月9日の授業中に説明しましたが、夏休みの課題に取り組んでもらいます。

2つの課題(裁判傍聴と図書課題)の内容については、授業で説明したとおりです。
レポート用紙は、それぞれ以下のものを使用してください。

 裁判傍聴     用紙ダウンロード 
 課題図書     用紙ダウンロード 
 自由図書     用紙ダウンロード 

2018-07-08  講演会
Mirkay教授6月30日、交流協定校であるハワイ大学ロースクールから講師を招き、「アメリカ法セミナー」と銘打って講演会を実施しました。ハワイ大学ロースクールとの国際交流協定はすでに20年以上にわたって行われており、今年度も例年と同様に、同校の教授を派遣してもらい、アメリカ法に関するトピックスを取り上げて講演を行っていただきました。

今年度招へいしたのは、ニコラス・マーケイ(Nicholas Mirkay)教授。ハワイ大学ロースクールでは、租税法や遺産・信託法などの科目を担当され、同分野での著書や論文などを多く執筆されています。

今回のセミナーでは、「オバマからトランプへ―アメリカ税制はどう変わったのか?-」というテーマで講義をしていただきました。大統領が変わり、大きく改められたアメリカ税制について説明があり、今後、アメリカ国民の生活に及ぶ影響、特に貧富の格差が深刻化するのではないかという視点から紹介がされ、とても興味深い内容でした。

同日は土曜日の午後にもかかわらず50人程度の参加者があり、学生から活発に質問が出るなど充実したセミナーとなりました。

なお、前日の29日には、法学部の「外国法Ⅰ」(植木教授)内で、「ペットに関する遺産処分計画(Estate Planning)」というテーマで特別講義を行っていただきました。死後に自分が飼っているペットの世話を確実にしてもらうための手法として、遺言、信託、契約という各方法の特徴について紹介があり、そこから高齢者の自己決定や遺産管理の方法に関して議論が及び、この問題に対する日米両国の状況を理解する良い機会となりました。
2018-07-02  講演会
韓国政治講演会のお知らせ7月11日(水)、韓国の政治学者をお招きし、法学部国際専門研修プログラムの一環として講演会を開催します。

講師は、林成浩(Lim Seong-Ho) 慶熙大学校教授、金賢(Kim Hyun) 慶熙大学校教授、鄭璡永(Chung Jin-Young) 慶熙大学校教授です。
慶熙大学校は文在寅韓国大統領の出身校でもありますが、変化を迎えつつある韓国政治の現在について講演をしていただきます。

講演には通訳がつきますので、ご関心をお持ちの方々はぜひご出席ください。

日 時 7月11日(水)13:10 ~ 14:40
 (政治思想史講義内で実施)
場 所 共通講義棟南 S-101教室
テーマ 韓国政治をより理解するために


多数の学部生、大学院生の参加をお待ちしています。
2018-07-02  講演会
日韓学術セミナー2018のお知らせ7月10日(火)、韓国の政治学者をお招きし、日韓学術セミナー2018を開催いたします。

名城大学と韓国の慶熙大学校を中心とし、定期的に開催されてきた日韓学術セミナーは、今回で10周年を迎えることになりました。今回のセミナーは、交流にご尽力いただいた方々をお招きしつつ、東アジアを幅広い視点から考察するものです。

韓国からは、元駐日、駐米大使のご経験をお持ちの羅鍾一(Ra Jong-Yil) 韓国国防大学校碩座教授のほか、林成浩(Lim Seong-Ho) 慶熙大学校教授、金賢(Kim yun) 慶熙大学校教授、鄭璡永(Chung Jin-Young) 慶熙大学校教授が参加されます。

セミナーは英語で行われますが、ご関心をお持ちの方々はぜひご出席ください。

日 時 7月10日(火)10:00 ~ 17:00
場 所 タワー75 T1002会議室
テーマ/td> 東アジアにおける平和的秩序構築にむけて

事前の予約や申込みは不要です。直接会場にお越し下さい。