6月14日(金)、井上達夫 東京大学名誉教授をお招きして、法学会講演会を開催しました。講演題目は、「差異と平等 ― 違いを認めあって共生するなんて、本当にできるのか?」。
社会の中では主流派のあり方が当然とされ、そこに属さない者が抑圧されることは容易に起こりえます。また、男女のように一方が多数派でなくても抑圧が生み出されることもあります。人間は、何かの違いを根拠に差別を生み出すものとも言えます。そして、様々な主張が吹き出す現代社会において、「平等」の実現がますます難しくなっていることは実感するところです。講演では、この難題に切り込んでいただけました。
当日は多くの学生が参加し、名城ホールを使っての講演となりました。教職員の出席も多く、学生を引き連れての参加や、校務の合間を縫って学部長の参加もありました。このような先生方の関心の高さや、自分たちにとって切実な問題であることが学生にも伝わったのか、難題を扱った講演であったにもかかわらず、講演後は何人もの学生が質問をしていました。名城大学法学部の学生もなかなか頼もしいと、嬉しい気分にさせられた講演会でした。
2024年度の法科大学院(ロースクール)入試に向けた小論文対策講座を開催します。
参加を希望する方は、
要項をよく読み、6月17日(月)~ 6月21日(金)の期間に法学部資格支援室(タワー75・14階)にてお申込みください。
ただし、定員は先着で
5名です。定員に達した場合、期間内でも締め切ります。
6月2日(日)、3年生を中心としてソフトバレーボールによるスポーツ大会を新体育館で開催しました。
2006年から実施していた
ゼミ対抗スポーツ大会が新型コロナウイルス感染症のために2019年の第14回大会を最後に中止を余儀なくされており、今年度も再開は見送られました。その代わりに、学生どうしの交流の場を提供し、絆を深め合うことを目的として、ゼミ履修の有無を問わず3年生以上の誰でも参加できるスポーツイベントとして実施しました。
大会にはおよそ100名の学生が参加し、トーナメントではなく順位もつけないとあって、和気藹々とした雰囲気の中、大いに盛り上がりを見せました。ゼミの結束が強まっただけでなく、コートの設営や後片付けなどを通して新たな知己をつくり、人間関係を広げるよい機会になったでしょう。
熱戦の様子は
ギャラリーで紹介しています。
名城大学法学部懇談会では、修学の意思があるにもかかわらず経済的な理由によって修学が困難な学生の皆さんに対して、
「修学援助奨学金」を支給しています(返還は不要です)。
支給の要件は、法学部懇談会の会費を1年次に納入していること、及び取得単位数など別に定める基準を満たしていることです。
申請される方は、要項をご確認のうえ、
6月28日(金)までに、申請書類を法学部事務室(共通講義棟北2階)に持参により提出いただきますようお願いいたします。
■要項 ■申込用紙