陳添輝教授6月26日(水)、台湾の世新大学法学院から陳添輝教授をお招きして講演会を開催しました。

講演のテーマは、「台湾社会の変遷と民法の『姓氏規定』に関する改正」。1930年に公布された台湾の民法は、妻は自分の姓の前に夫の姓を付けるのを原則とし、夫婦で特に合意をすれば別の形をとれるとしていました。しかし、1998年の改正によって、原則として夫婦は元の姓をそのまま使用すると変更されました。この背景には、台湾での女性たちの著しい社会進出があること、かつてと今の人々の意識の違いなどが詳しく説明されました。

(右)セミナーの様子韓国法文化や中国文化の授業の受講生を中心に学生も多数参加し、近隣国の状況を知ることができてとても興味深かったとの感想が寄せられました。