3月18日(月)、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)での全学の卒業式の後、法学部は名古屋東急ホテルに会場を移して学位記授与式を開催しました。今年度は学部から365名、大学院から2名の卒業生・修了生が、キャンパスの思い出を胸に新しい旅立ちを迎えました。
式典では、前田智彦学部長から、コロナ禍により入学式の中止やリモート方式での授業など予想外の形で学生生活をスタートせざるを得ないなか、こつこつと自学自習を続けて困難を乗り越えたことに対する賞賛と、これからの先の見通せない社会に立ち向かうためにも大学で得られた友人を大切にしてほしいとの言葉が贈られました。続いて、研究科長賞、法学会賞、特別賞の授与が行われ、会場はあたたかい拍手に包まれました。卒業生代表の伴真悠子さんが答辞を述べた後、卒業生一人ひとりに学位記が手渡されました。
授与式の後は、同じ会場を模様替えして、恩師や学友との最後の語らいを楽しむ卒業祝賀会が5年ぶりに開かれました。在学中の様々な思い出に名残りは尽きず、華やかな祝賀の雰囲気のなかにも惜別の念がにじむ、忘れ難いひとときとなりました。
名城大学法学部で培った学問、そして同窓の友人たちや先生たちとのつながりは、何物にも代えがたい一生の宝となるでしょう。本学部の卒業生としての誇りを胸に未来に向かって突き進み、新しい時代を切り開いていく原動力となられることを、教職員一同、心よりお祈りいたします。
※ 学位記授与式の様子は、
ギャラリーに写真を掲載しています。
7月29日(土)と30日(日)の両日にわたり、2023年度のオープンキャンパスを開催しました。猛暑にもかかわらず、例年以上に多くの皆さまに足を運んでいただき、まことにありがとうございました。
学部紹介は二部構成で、教員によるカリキュラム等の説明に続いて、学生スタッフが自作のパワーポイント資料を使って学生視点からの法学部を紹介しました。年齢の近い在学生による親しみやすいトークで、法学部生のリアルなキャンパスライフをお伝えできたと思います。
法学・政治学の模擬講義では、45分という短い時間ながら、法学部での学びの一端を体験していただきました。一部の講義では教室定員をオーバーして立ち見をしていただくなど、予想以上の盛況となりました。
模擬ゼミナールでは、大学での学びの醍醐味が凝縮された演習授業への参加を通じて、法的にものごとを考えることの意味を味わっていただきました。討論を通じて考えを深めていく楽しさを実感していただけたことと思います。
法学部では、
WEBオープンキャンパス も開設しています。下の画像をクリックして、是非のぞいてみてください!
5月28日(日)、3年生を中心としてソフトバレーボールによるスポーツ大会を体育館で開催しました。
2006年から実施していた
ゼミ対抗スポーツ大会が新型コロナウイルス感染症のために2019年の第14回大会を最後に中止を余儀なくされており、今年度も再開は見送られました。その代わりに、学生どうしの交流の場を提供し、コロナ禍以前の生活に少しでも近づいてもらうことを目的として、ゼミ履修の有無を問わず3年生以上の誰でも参加できるスポーツイベントとして実施しました。
大会には100人以上が参加し、トーナメントではなく順位もつけないとあって、和気藹々とした雰囲気の中、大いに盛り上がりを見せました。ゼミ生どうしの結束が深まっただけでなく、コートの設営や後片付けなどを通して新たな知己をつくり、人間関係を広げるよい機会になったでしょう。
熱戦の様子は
ギャラリーでも紹介しています。
5月29日(日)、3年生を中心としてソフトバレーボールによるスポーツ大会を体育館で開催しました。
法学部では、2006年から
ゼミ対抗スポーツ大会を実施していましたが、2019年の第14回大会を最後に、新型コロナウイルス感染症の蔓延のために中止を余儀なくされています。今回のスポーツ大会は、入学式の中止や大半の授業の遠隔化などで最も強く影響を受けた3年生以上を対象に、学生どうしの交流の場を提供し、コロナ禍以前の生活に少しでも近づいてもらうことを目的として発案され、実現したものです。
当初は午後から開催の予定でしたが、参加人数が想定を上回り100名を超えたため、午前と午後の二部構成となりました。従来のゼミ対抗スポーツ大会のようにトーナメント方式で順位を決めるのではなく、あくまでレクレーションの範囲で交流を楽しむというコンセプトのもと、午前と午後それぞれ2時間近く、和やかな雰囲気の中で大いに盛り上がりました。
感染症対策のため、プレイ中を含めたマスクの着用はもちろん、換気・消毒・人数制限・大会前からの体調報告といった措置を徹底しなければならない少々窮屈なものではありましたが、思い出に残る楽しいイベントになりました。ゼミ生どうしの結束が深まっただけでなく、コートの設営や後片付けを通して新たな知己をつくり、人間関係を広げるよい機会になったでしょう。
熱戦の様子は
ギャラリーで紹介しています。
前期の授業が開始してから2度目の土曜日となる4月16日、「新入生歓迎会」が行われました。このイベントは法学部史上初の試みで、9人の新2・3年生で構成される「新入生歓迎会実行委員会」が企画・準備・実施しました。前日と当日は、伊川ゼミのゼミ生も協力してくれました。
歓迎会の前半では、「学校紹介:名城大学法学部を知ろう!」というテーマのもと、「キャンパス紹介」「学食紹介」「先生紹介」「部活・サークル紹介」「課外活動紹介」について、動画やスライドを用いて紹介しました。実行委員が作成した動画はVlog風のものもあれば、実行委員自らが出演しているもの、先生へのインタビュー動画、クラブやサークルの個性が全面に出ている動画など、個性やテイストが様々で、見ごたえのある素晴らしいものでした。
歓迎会の後半は「ミニゲーム企画:新しい友達を作ろう!」をテーマに、「ジェスチャーゲーム」と「テーマ型連想ゲーム」を行いました。いずれのゲームもチーム戦で(1チーム5人)、ポイントを多く獲得したチームには景品が出る!ということもあり、熱戦が繰り広げられました。ゲーム後もチームのメンバーどうしで談笑するなど、新たな友情が芽生えているようでした。
コロナ禍という制限のある中での実施となりましたが、感染防止に配慮しつつ、随所で創意工夫が凝らされており、参加した新入生も大変満足そうに会場を後にしていました。アンケートでは、参加者の約99%が、来年度も歓迎会を開催してほしいとのことでした。
ご入学おめでとうございます。今年度は420名の新しい仲間が名城大学法学部に加わりました。
大学全体の入学式は動画配信という形での開催でしたが、新入生オリエンテーションは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を徹底したうえで、4月5日・6日の両日にわたり対面で実施しました。
5日は、学部長のあいさつに続いて、これからの4年間の学生生活をスムーズに送るうえで必要な事項について、教職員が動画なども用いながら詳しく説明しました。
翌6日には、先輩学生サポーターが時間割の組み方や履修方法等について個別のアドバイスを行いました。新入生は、大学生になって初めての経験に戸惑いながらも、「自分自身の時間割を組む」という作業を通じ、大学生になったという実感を得ている様子でした。また、
資格支援室の学生スタッフなどを案内役として、学内ツアーも行いました。教室や学務センターの場所、図書館、学食など、学生生活にとって必要不可欠なポイントの説明を受け、学内の施設を一つずつ把握していきました。
新入生の皆さんが一日も早く大学生活になじみ、充実した4年間を送ることができるよう、教職員一同、全力でサポートしていきます。もしも困ったこと、迷ったことがあったら、いつでも相談に来てください。
6月12日(金)3限の萩野准教授の基礎演習1(1年次開講科目)で、学務センターや図書館などキャンパス内の重要施設をまわる学内ツアーを行いました。密にならないよう注意しながらの移動で、場所も限られたものでしたが、大学生活を送るうえで必要な場所を見学しました。
本来であればオリエンテーションや学内ツアーは4月上旬に行う予定だったのですが、今年度はコロナ禍の影響で実施できていませんでした。また、6月3日より基礎演習1のみ学内での対面授業を実施しており、1年生にとっては大学生になった実感をあらためて抱くよい機会となりました。
8月20日(火)から23日(金)までの間、中国の清華大学法学院の労 東燕教授による集中講義が行われました。
名城大学法学部は清華大学法学院と交流協定を結んでおり、この協定に基づいて2年に1度集中講義が行われます。開始から既に20年がたっています。
今年の講義担当者の労東燕教授は刑法が専門です。中華人民共和国が成立した1949年から現在に至るまでの中国刑法学の発展過程や論争の状況について、詳しい説明がありました。加えて2018年に憲法に定められた監察制度と法学教育の現状についても説明がありました。
日本とは異なる点がいろいろあり、参加学生にとっては大きな刺激になったのではないかと思います。
8月3日(土)・4日(日)、天白キャンパスでオープンキャンパスを開催しました。両日とも記録的な猛暑となりましたが、今年も午前9時半の開場から多数のご来場をいただきました。
法学部は、共通講義棟北に企画を集中させて、来場者の皆さんをお迎えしました。まず、1階の進学相談コーナーに専任教員が常駐し、入試や教育内容を中心に質問・相談にお答えしました。3階の模擬法廷では、将来の進路や日々のキャンパスライフへの疑問などを学部生・大学院生のスタッフに直接ぶつける「先輩に聞いてみよう」コーナーを設置。法学部オリジナルグッズの配布も行いました。
午前10時40分からは、模擬講義を実施しました。テーマは、3日が「法律学入門講義 : 何のために生まれて、何をして生きるのか ― 会社法210条を例に」、4日は「政治学入門講義 : 役所の仕事やしくみを政治学的に分析して理解してみよう」。
いずれも250人収容の大教室がほぼ満席になる盛況ぶりで、30分間という短い時間ながら、法学部での学びの一端を体験していただくことができました。つづく午前11時20分から、天白キャンパスで最大のキャパシティを誇る名城ホールで学部紹介を行い、こちらも模擬講義以上のご参加をいただきました。
午後1時半からの模擬ゼミでは、大学での学びの楽しさが凝縮された演習授業への参加を通じて、法的にものごとを考える醍醐味を味わっていただきました。両日とも、定員20名が早くに埋まり、多くの見学者が見守るなか、身近なテーマをもとに活発な討論が繰り広げられました。
30分間の討論では物足りない方のために、今年は追加の課題も用意。
こちらからご覧いただけます。
名城大学法学部の魅力を高校生の皆さんに伝え、進路選択の材料を提供するよい機会になったことと思います。ご来場・ご参加、ありがとうございました。
5月19日(日)、3年生の専門演習を主体としてソフトバレーでチームプレイを競う、毎年恒例のゼミ対抗スポーツ大会を開催しました。第14回目となる今年も教職員チームを加えた全17チームが大声援のなか熱戦を繰り広げました。
大会を取り仕切るのは、各ゼミから選出された委員からなる実行委員会です。今年も委員長を先頭に、会場運営、試合進行、昼食や飲み物の手配など、献身的に頑張ってくれたおかげで無事終了できました。
注目の試合結果は、
こちらをご覧ください。また、
ギャラリーも公開しています。
これを機会にゼミの結束もこれまで以上に強くなったことでしょう。実行委員の方をはじめ、参加した学生の皆さん、お疲れ様でした。