卒業生が経験談や進路選択にあたって直接メッセージを送る講座「名城進路講座大志を抱け」の特別フォーラムが、11月14日(木)に実施されました。
これまでこの講座で講師を務めた経験のある講師に加え新たな卒業生講師を迎え、「企業が求める人材とは―“考動力”を身につけよう」というタイトルでパネルディスカッションや個別相談会が行われました。
前半のパネルディスカッションでは、「学生のうちに資格を取っておかないといけないというのは本当か」、「海外留学しておいた方が就職に有利というのは本当か」といった、多くの学生が抱いている疑問を卒業生講師にぶつけて、社会人としての本音を語ってもらいました。
実際に企業の採用人事を担当する講師や、学生の就職支援の経験がある先輩講師からは、「まずは自分のやりたいことがあって、その先に資格という目標があるという考え方をした方がよい」、「取得した資格よりも、それを取得する過程で何を得たかを企業は見ている」など、経験に裏付けられた回答がありました。
また、後半の部では、特別ゲストの先輩講師から、就職活動に向けた心構えや何をポイントとして就職活動を進めていくべきかといった具体的な内容のお話がありました。
参加した学生はメモを取りながら熱心に話に聞き入り、フォーラム終了後も先輩たちから具体的なアドバイスをもらうなど、積極的な姿勢が多くみられました。
今回のフォーラム参加者は、次のとおりです。
講 師(敬称略)
伊藤 剛康 (KDDI・2013年度講師)
鈴木 康幸 (大府市役所・2013年度講師)
田村 喜彦 (社会保険労務士・2013年度講師)
松井 俊 (中北薬品・2013年度講師)
野呂 智也 (ミタチ産業)
特別講師(敬称略)
内山 立祐 (ミタチ産業)
進行役
伊川 正樹 (法学部教授)
就職活動を目前に控えた3年生は、今、何をしておくべきか。
そんな具体的なニーズに応える形で、経験豊富な講師と、実際に企業の採用担当者が講演会を実施しました。
10月22日に行われた1回目の講演会では、本学元職員の鶴沢真一氏による「面接攻略法」という講演が行われました。「就活生が陥りがちな3つのミス」には気を付けなければならないということが冒頭で触れられ、面接で自分らしさをアピールするにはどうしたらよいのか、という点について具体的なお話がありました。
また10月28日の第2回目では、鶴沢氏のお話に続いて、本学理工学部卒で、名古屋トヨペット株式会社人事部副部長の後藤史郎氏をお迎えし、採用担当者が学生に何を求めているか、どこを見ているか、という具体的なお話をしていただきました。
就職活動を目前に控えた3年生が講演の内容を熱心に聴き、終わった後でも講師に個別の質問をする姿が見られました。
なお、11月より、鶴沢氏による個別相談を実施しています。就職活動に向けて具体的に何をどうすればよいのか、カウンセリング方式で考えをまとめていきます。
事前申込みが必要ですので、
法学部資格支援室(10号館105室)までお問い合わせください。
11月14日(木)の3・4限、「企業が求める人材とは」をテーマとするフォーラムを開催します。
2011年度から開講している特設科目2「
名城進路講座 大志を抱け」では、各界で活躍する名城大学法学部卒業生が、人生の先輩としてさまざまなお話を聞かせてくださっています。
今回、この講座の特別フォーラムを実施することになりました。
【日 時】 2013年11月14日(木) 3限・4限
【場 所】 共通講義棟北 N302講義室
このフォーラムは、12月からの就職活動を控えた3年生、これから先の進路選択に迷っている1・2年生など、先輩たちの経験を聞いて参考にしたいと考えるすべての学生を対象として行われます。
前半(3限目)のパネルディスカッションでは、進路選択に向けて学生時代に何をしてきたか、どんな経験が今に生きているかといったテーマで、5人の先輩たちがディスカッションを行います。
後半(4限目)では、就職活動に向けた具体的な取組みとして何を、どうすべきかといった観点から、5つのテーマごとに先輩講師が個別に応答する小セッションを行います。
事前申し込み等は不要です。また、いずれか一方のみの参加も可能です。詳しくは、
こちらをご覧ください。
先輩たちの実体験にもとづいた討論やアドバイスを参考にして、より納得のいく進路選択に役立ててください!