四大学税法ディベート大会で名城大学チームが初優勝!
立命館大学、青山学院大学、名城大学の3大学の各税法ゼミが税法の判例を素材としたテーマでディベートの対戦を行う「四大学税法ディベート大会」が、11月5日(土)、青山学院大学で行われました。本学からは租税法ゼミ(伊川正樹准教授)の4年生チームが出場しました。今年で21年目を迎えるこの大会は、過去の経緯から「四大学」という名称が付いています。
第1試合は、名城大学対青山学院大学の対戦で、「組合が新株予約権の行使によって取得した経済的利益はその組合員の所得税課税上、一時所得か雑所得か」がテーマでした。3人の審査員の審査は、2‐1で名城の勝ち。
第2試合は、青山学院大学対立命館大学の対戦で、テーマは「オリエンタルランドが無償で交付した本件優待入場券の使用に係る費用は交際費等に該当するか?」、2‐1で立命館の勝ちでした。
第3試合は、名城大学対立命館大学、「リンゴ生産組合の組合員が組合の作業に従事して受け取った金員は所得税課税上、事業所得か給与所得か」というテーマの対戦で、2‐1で名城の勝ちという結果でした。
3試合の結果、2勝した名城大学チームが初優勝を成し遂げました。数カ月にわたって本番に向けて準備をしてきたディベーターの学生たちは、優勝が決まった瞬間、感極まって喜びの涙を流しました。3試合とも2‐1という僅差の審査結果が示すように、どの試合も各チームの力が拮抗したよい試合でした。
伊川ゼミでは、今度は12月3日に行われる「三大学税法ディベート大会」に3年生のチームが参加します。健闘を期待します。