4月27日(木)、松本俊太教授(政治過程論)が今年1月に出版した『アメリカ大統領は分極化した議会で何ができるか 』の法学会出版助成報告会を開催します。
二大政党の分極化が進行するなかで期待される役割が変容しているアメリカ大統領。同書は、この変化に適応した大統領のあり方とは何かを、過去60年にわたる大統領の立法活動の精緻な実証分析を通じて考察する労作です。現代大統領制の限界や可能性、流動化する国際政治の展望などに関心のある方は、是非ご参加ください。
テーマ |
アメリカ大統領は分極化した議会で何ができるか |
報告者 |
松本 俊太 (法学部教授) |
日 時 |
4月27日(木)10:30~12:00 |
場 所 |
名城大学天白キャンパス 10号館2階 第一会議室 |
事前の申込みなどは不要です。上記の日時に直接会場にお越しください。多数のご来場をお待ちしています。
●松本俊太
『アメリカ大統領は分極化した議会で何ができるか 』(ミネルヴァ書房、2017年)
3月17日、愛知県体育館での全学の卒業式の後、法学部は名古屋東急ホテルに会場を移して、学位記授与式を挙行しました。今年度は、学部から480名、大学院からは5名が、新しい旅立ちを迎えられました。
式典では、まず伊川正樹学部長から、ご両親やご親戚など、学生生活を支え、見守ってくださった方々に対して、卒業の報告とともに感謝の気持ちを言葉にして伝えてほしいとの祝辞が贈られました。また、佐藤文彦法学研究科長からは、「逆境に耐えられる人は二百人もあるのに対し、順境によく耐えうる人は一人である」というトーマス・カーライルの箴言をひいて、順風の中でこそ自分を厳しく律し、ひとつひとつ世の中を良くしていく力となってほしいとの激励が贈られました。
続いて、科長賞・法学会賞・特別賞の贈呈が行われ、会場はあたたかい拍手に包まれました。最後に、卒業生代表の前村佳香さんのスピーチで式典は締めくくられました。
その後、同じ会場を模様替えして、恩師や学友との最後の語らいを楽しむ卒業祝賀会が開かれました。在学中の様々な思い出に名残りは尽きず、華やかな祝賀の雰囲気のなかにも惜別の念がにじむ、忘れ難いひとときとなりました。
名城大学法学部で培った学問、そして同窓の友人たちや先生方とのつながりは、何物にも代えがたい一生の宝となるでしょう。本学部の卒業生としての誇りを胸に未来に向かって突き進み、新しい時代を切り開いていく原動力となられることを、教職員一同、心よりお祈りいたします。