学位受授与式を開催しました3月17日(火)、天白キャンパスで落成したばかりの新体育館「ライオンズアリーナ」で卒業式が行われた後、法学部は名古屋東急ホテルに会場を移して学位記授与式を開催しました。今年度は学部から372名、大学院から4名の卒業生・修了生が、キャンパスの思い出を胸に新しい旅立ちを迎えました。

式典では、前田智彦学部長から、近年の生成AIの急速な発展により、人間の長文読解力が衰えていくのではないかとの懸念が指摘されました。そのような時代にあっては、長文を読み解き、思考を深める力そのものが、限られた人だけが持つ特別な能力になっていく可能性もあると述べられました。そのうえで、先例のない課題に向き合い、新しい解決策を探り出す営みは、人間ならではの能力であると強調されました。そして、法学部で培った、法律や原理・原則に基づいて問題の解決を一から組み立てる力は、不透明さを増すこれからの社会において何より重要になるものであり、この力を身につけたことに誇りを抱いて歩んでほしいとの激励が贈られました。続いて、研究科長賞、法学会賞、特別賞の授与が行われ、会場はあたたかい拍手に包まれました。卒業生代表の加藤裕生さんが答辞を述べた後、卒業生一人ひとりに学位記が手渡されました。

授与式の後は、同じ会場を模様替えして、恩師や学友との最後の語らいを楽しむ卒業祝賀会が開かれました。在学中の様々な思い出に名残りは尽きず、華やかな祝賀の雰囲気のなかにも惜別の念がにじむ、忘れ難いひとときとなりました。

名城大学法学部で培った学問、そして同窓の友人たちや先生方とのつながりは、何物にも代えがたい一生の宝となることでしょう。本学部の卒業生としての誇りを胸に、それぞれの道を歩み、新しい時代を切り開く原動力となることを、教職員一同、心よりお祈りいたします。