法学部懇談会では、10月に4限目コースと5限目コースに分けて、各コース2回ずつの「就職対策パソコン講習会」を開催いたします。
現在の就職活動では、パソコンを使えることが必須条件となっています。
キャリアセンターでの情報収集も重要ですが、多くの企業がインターネット上で会社概要や採用情報を公開しています。
また、インターネット上で「エントリー」を受け付けたり、WEBテスト(パソコンを使ったテスト)を課したりする企業もあります。
普段パソコンにあまり触れない方、インターネットや電子メール、文書作成について学びたい方は、ぜひこの機会に習得してみませんか。
プログラムの内容など、詳しくは
こちらをご覧ください。
募集定員は各コース50名です。
参加希望者は、法学部事務室(共通講義棟北2階)にお越しのうえ、直接お申し込みください。
【日 程】
4限目コース
第1回:10月8日(木)14:50~16:20
第2回:10月15日(木)14:50~16:20
5限目コース
第1回:10月8日(木)16:30~18:00
第2回:10月15日(木)16:30~18:00
※内容は両コースとも同じです
【対 象】
法学部生(2~4年生優先)
※懇談会費未納者は対象外です。
※1年生の受講希望者はご相談ください。
【場 所】
タワー75 T606・607教室(情報処理教室)
【定 員】
各コース50名(受付順・定員に達し次第受付終了)
【参 加 費】
無料(法学部懇談会負担)
【申込方法】
法学部事務室(共通講義棟北2階)でお申し込みください。
※電話やメールでの申し込みはできません。
※学生証を持参してください。
【受付時間】
月~金曜日(祝日を除く) 8:50~17:20 (11:20~12:20 は除く)
【申込期限】
9月30日(水)
※ただし、定員に達し次第締め切ります。
【問合せ先】
法学部事務室 Tel: 052‐838‐2050
7月23日、本年3月に法学会選書を出版された肥田進名城大学名誉教授による出版報告会が開催されました(成文堂
『集団的自衛権とその適用問題』)。
報告会ではまず、肥田先生から著書の内容についての報告がありました。本書は、国連創設時の国連憲章51条の制定過程について特に適用対象に関心をもって明らかにした分析と、それにかかわったダレスの外交姿勢に影響を与えた要因について彼個人のパーソナリティに焦点を当てた分析の2つの分析を主なテーマとしています。特に前者では様々な条約の共同防衛条項を分析し、2(3)国間同盟と地域機構では条項の根拠が異なっていることが明らかにされました。
引き続き、現在法学部で国際政治学を担当している矢嶋光助教による討論が行われました。矢嶋先生からはまず同書の学術上の意義について言及があったのち、集団的自衛権概念の形成史から見た本書の位置付けやこの概念の歴史的背景などについてのコメントがありました。また、ダレス研究における本書の位置付けやダレス自身の外交姿勢の変化についての議論が提起されました。
その後フロアからも質疑応答をおこないました。報告会は予定の時間を超過するほどの白熱したものとなりました。
法学部所属の教職員が全国の会場におうかがいする毎年恒例の地区懇談会を、今年は8月30日、9月6日の2日間にわたり、全国16ヶ所の会場で開催します。最新の就職状況のほか、教育や学生生活に関わるさまざまな情報をご提供するとともに、ご子女の成績や就学状況について個別にお伝えし、ご相談・ご要望を承ります。なにとぞ万障お繰り合わせのうえ、ご参加くださいますようお願い申しあげます。
日程や場所などにつきましては、
地区懇談会のコーナーをご覧ください。
7月2日、網中政機教授の紹介により元最高裁判所裁判官の須藤正彦弁護士を講師に迎えて講演会を開催しました。2009~2012年の4年間最高裁裁判官を務めた須藤弁護士は、「憲法の番人ということ」というテーマで、最高裁裁判官に就任した経緯や裁判官の職務内容、国家の三権の一翼を担う責任の重大さ、司法府における立法府および行政府との関係性などについて経験に基づいて語りました。
聴講した学生からは、特に印象に残っている事件の内容や、国政選挙における一票の格差の問題に関する質問が寄せられ、須藤弁護士はひとつひとつの質問に丁寧に回答しました。須藤弁護士は講演会に先立って1日午後、網中教授(憲法)と伊川正樹教授(租税法)の合同ゼミナールにも参加。ゼミ生からの質問に答えるなどして交流を深めました。元最高裁裁判官から直接話を聞けるというめったにない機会を得て、ゼミ生たちは満足げな表情を浮かべていました。
法学会では、本年3月に法学会選書を出版された肥田進名城大学名誉教授による出版報告会を下記の要領で開催いたします。
同書
『集団的自衛権とその適用問題』は、3月に定年退職された肥田先生の35年以上にわたるダレス研究の集大成であり、現在注目されている集団的自衛権に関する新たな視点からの論考です。ふるってご参加ください。
テーマ |
『集団的自衛権とその適用問題』 |
日 時 |
7/23(木) 10:00~11:30 |
場 所 |
10号館2階第1大会議室 |
報告者 |
肥田 進(名城大学名誉教授) |
討論者 |
矢嶋 光(名城大学法学部助教) |
対 象 |
法学会会員(申込不要) |
主 催 |
法学会 |
お問い合わせは、法学部事務室(共通講義棟北2階)まで。