7月11日(水)、韓国の高麗大学校法学専門大学院から申昌燮(シン・チャンソプ)教授をお招きして「国際取引とその規律」と題した講演会が行われました。申教授は、高麗大学校で教鞭をとられるかたわらで、大韓商事仲裁院やアメリカ仲裁協会国際紛争解決センターで実際の仲裁に関与されたり、法務部(日本の法務省にあたる)やUNSITRALの委員を歴任なさったりする方です。
今回の講義では、国際取引における問題のうち、準拠法の問題と信用状に関する問題、仲裁制度の紹介について簡潔に、かつ分かりやすくご説明くださいました。
講義後は学生から、仲裁についてイメージするために「仲裁人として選定されるのはどのような人なのか」等の質問がなされ、申教授はご自分の経験から、できるだけ具体的に答えてくださいました。
9月26日(水)午後4時より、アウグスブルク大学法学部のローゼナウ教授をお招きして、法学会講演会を開催します。法学部生ならどなたでも参加できます。申込みなどは不要ですので、関心のある方は下記会場まで直接お越しください。
【テーマ】 「ドイツ刑事手続における上告の意義と限界」
【日 時】 2012年9月26日(水)16:00~17:30
【場 所】 10号館2階大会議室
【講 師】 ヘニング・ローゼナウ教授(アウグスブルク大学法学部)
【通 訳】 辻本典夫准教授(近畿大学法学部)
【司 会】 加藤克佳教授(名城大学法学部)
詳しくは、
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