11月4日(火)、5日(水)の両日にわたり、来年度の「専門演習」を志望する現2年生を対象として、ゼミ紹介企画が行われました。各ゼミが設置する相談ブースを訪れた学生数は昨年度より増え、2日間で約400人にのぼりました。
「専門演習」は、約20名の少人数制の演習科目(ゼミナール)であり、親睦会や合宿などを通じてゼミ生同士や先生との交流を深めつつ、専門学問領域の学習・研究を深化・発展させることを目的とする科目です。就職活動や大学院進学のためにもこの科目を履修することが望ましく、多様な専門領域からどのゼミを選択するかによって、3年次からの学生生活を大きく変えるものとなります。
法学部では、ゼミ選択の情報を集める機会として、ゼミ紹介・ゼミ見学等の企画を行っています。各ゼミが設置する紹介ブースには、現役ゼミ生である3・4年生の先輩たちが、これからゼミを志望する後輩に対し、募集要項だけではわからないゼミの内容や様子を直接伝え、個別の相談に応じました。またゼミの内容を紹介するポスターの前には人だかりができ、友達同士で希望ゼミを検討する声も上がっていました。
相談に訪れた学生は、普段なかなか話す機会がない先生や先輩から、ゼミの様子や楽しく学問に打ち込む姿勢を学んでいるようでした。また、通常のゼミを自由に見学する「ゼミ見学会」も併せて行われ、ゼミを選択する学生にとって有益な機会となったようです。