前期の講義が始まった4月7日(木)3限、新入生が学生生活をスムーズに踏み出すための情報提供を目的とした、新入生歓迎イベントを行いました。このイベントは、次の4つの企画のうち、自分の希望するものについて自由に参加するというものです。
(1)「大学生活入門」では、学務センター学生活動グループの職員が、一人暮らしやクラブ・サークル活動に関する個々の質問に答えました。
(2)キャリアセンター職員による「将来の目標を持とう」では、昨今の就職状況の動向について説明が行われ、将来の進路に向けて学生時代をどのように過ごすべきかという点について具体的なアドバイスがされました。
(3)名城大学の謎に迫る「クイズラリー」では、あらかじめ配布された7つの問題について、オリエンテーションでの説明を参考にしつつ、先輩たちにヒントをもらいながら解答した学生が、賞品をゲットしました。
(4)また、「何でも相談コーナー」では、前日の「先輩による履修相談」に参加できなかった学生が、先輩学生に履修方法などについて熱心に相談していました。
法学部では、新入生サポートのさらなる充実をめざし、これまでの枠にとらわれない斬新なアイデアを募集しています。新入生のみなさんは、今年度の体験を踏まえ、ここをこうしたらもっとよくなる、こうした企画もあったらいい、などの忌憚のないご意見、ご要望をどしどしお寄せください。みなさんの後輩に向けた来年度からの参考にさせていただきます。
2011年度の入学式が、4月5日午前10時より愛知県体育館で催されました。法学部では、それに引き続き、同日午後と翌6日午前中の2日間にわたり、新入生オリエンテーションを共通講義棟の教室で実施しました。新たに名城大学の法学部生となったみなさんへの学部長や諸先生による激励の後、事務を担当する職員から、講義の履修方法や相談窓口といった事柄についての詳しい説明がなされました。
その後、学生生活の円滑なスタートをサポートする企画として、先輩学生の引率による学内ツアーが行われました。10~15人のグループ毎に先輩学生2人がつき、エクステンション事務室などタワー75内の各事務部署や、共通講義棟の講義室、附属図書館や学生食堂など、これからの学生生活の主要な舞台となる様々な施設を案内して回りました。新入生のみなさんは、充実したキャンパス・ライフの予感に胸を膨らますとともに、日を置かず始まる新学期を力強く踏み出すための有益な情報を得られた様子でした。また、ツアーを通じて、同じグループの新入生同士、早くも打ち解けてメールのアドレス交換をする姿も見られました。
翌6日には、午後1時30分から、講義の履修登録や勉強の仕方といった新入生の個別の質問に先輩学生が直接答える相談コーナーが、タワー75の学生ホールに設けられました。相談テーブルには150人を超える新入生が長蛇の列を作り、法学という学問を身につけるための履修の仕方や受講の心構え、さらには日々の勉強のノウハウなどについて、熱心に相談をしていました。なかには、法学部のオリジナル企画だとは知らずに列に並び、自分の所属学部が対応してもらえないことを残念がる他学部の新入生もいました。