氏 名
山田 豊(教授)
YAMADA Yutaka
担当科目
 学 部 英語講読1、英語講読2、英語講読3、英語講読4、実践英語3、実践英語4 
研究分野
英文学
研究の紹介
文字を使った芸術、という意味での文芸が独立した一つの分野とみなされていた時代は終わった。つまり文学作品と、何か字が書いてあるだけの文書との区別は19世紀が作った虚構に過ぎないので、全ての文書は歴史資料としての価値が先ず第一に注目されることになり、従来の見解には、かなりの懐疑的検討が加えられる。この作家は何が言いたかったのか、とか何のために書いたのか、伝統的な常識がかなり変更を加えられる結果になっている。例えば、イギリスでは誰もが知っているシェークスピアも、芸術家の鑑のように考えられていたが、19世紀の理想像の投影であり、実像はかなり違っていただろう。手塚治虫より、もっと虫プロ社長に近かったであろう。全体像が少しでも変われば、細部の解釈が全く変わることも珍しいことではない。
主要業績
訳書ジョン・ベイル「ジョーハン王」 
論文Sir Henry Wotton: ヴェネチア大使の学問形成と外交政策
論文絶対王政と恋愛詩 John DonneとJames1世
学生へのメッセージ
私が大学生をしていた頃には存在しなかった職業に就く学生諸君が益々増加するでしょう。勉強とか学問とはこうした昔から在るものに対応することです。非常に大事なことですが、選択肢が異常に増えた21世紀に色々試していたらきりがない、と感じる今日この頃です。ささやかな経験から一言、何か興味を持ったら、一日に十時間以上、できれば二日、三日続けて下さい。もし続いたら、それを職業に選べると思います。遊びでも勉強でも、何でも良いと思います。ちなみに、私にできたのは、読書だけでした、今できるとは思いませんが。

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