研修レポート No.4

このレポートは、2017年2月から1ヵ月間にわたりオークランド工科大学での英語研修に参加した廣田恭平さん(現:法学科3年生)に執筆してもらいました。


大学生には中高生に比べて1年間の内にかなりの休みがあります。特に夏休みと春休みにどのように過ごすかということは大切だと思います。比較的自由な大学生の長期休暇を自分にとって何か特別なことをしたいと思ったのがこの英語研修に参加したきっかけでした。私は英語を話せる、TOEICで高得点をとれるというわけではない普通のしがない大学生です。しかし、気がついた頃から英語が好きでした。ただ単純に好きなだけで英語漬けの生活をしてみたいと思い、この研修に参加しました。

この海外英語研修に参加を希望した理由は常に英語に囲まれるという経験をもう1度したいと思ったからです。昨年の春休みにもこの海外英語研修に参加し、オーストラリアを訪れました。実際現地に行って授業を受けるまでは英語を自由に話せるわけでもない自分が言葉の通じない国へ行き、過ごせるのか不安でした。しかし、日本を離れて過ごすうちに積極的にコミュニケーションをとることの大切さ、これまで得意でなかった英語を勉強することの楽しさも知ることができました。英語を使うことの楽しさを知ったことで留学先ではもちろん、日本に帰ってきてからも授業でも臆することなく英語を使い特に話すことができるようになりました。英語の本場でネイティブに囲まれて英語を学ぶことを好きになれたこの研修にもう1度参加し、今以上に英語を好きになり勉強し続けていくためにこの海外英語研修に参加を希望しました。

今回の研修で訪れたのはニュージーランドのオークランドという都市です。前回訪れたオーストラリアもおよそ1か月の期間で、同じオセアニア地域でもニュージーランドとオーストラリアではどのような違いがあるのか探すのも楽しみの一つでした。英語研修なので勉強が第一ですが、自分自身が研修先で楽しむこともかなり大切にしました。

現地(ニュージーランド)での生活ですが、到着した時の第1印象は想像していたよりも気温が暑くなかったことです。朝方は少し肌寒いくらいで、長袖のほうがよかったです。当初の予想通り以前訪れたオーストラリアと比べてみると、バスやスーパーは似ているものが多かったです。バスのシステムはほとんど同じで日本のSuicaのようなICカードで決済を行うのが一般的な利用方法でした。スーパーも何個かまとめていくらという表示の仕方が多くこれも以前の研修先と似ていました。ただ明らかに違ったのは中国語の割合でした。前回の研修先では目立ってはいませんでしたが、オークランドでは頻繁に中国語を目にすることがありました。もちろん文字だけではなく、人もかなり見かけました。しかし、観光地ということもあり、日本語を見かける機会も少なからずあり、日本語を街中で耳にする回数も多かったです。

もちろん英語研修なので現地の大学で勉強をします。まず初日にお決まりのレベルチェックテストがあり初日はそれだけで終わりました。2日目から授業が始まりましたが、クラスがコアクラスとエレクティブクラスの2つに分かれていました。授業スタイルは両方のクラス共に大学の語学の授業とあまり変わりませんでしたが、ビデオをよく使って授業をしていたように感じました。ただの座学よりも映像を取り入れるスタイルのほうが、自分としても飽きずに授業に取り組むことができました。現地での大学の授業で痛感したのは、日本人にはLとRの発音が苦手な人が多いことです。Red Lorry Yellow Lorry という文章を使って発音の練習をしましたがやり直しをしなかった日本人はいませんでした。ネイティブの人たちからすると私たち日本人のラ行の発音はLとRの間くらいの音を出しているらしく、英語を母国語としている人にとっては逆に難しい発音をしているそうです。

せっかく海外に行ったので週末にはいろいろな場所へ出かけました。オークランドのミュージアムを訪れたことが意外と印象に残っています。あまり普段から博物館や美術館といった場所には興味を持っていませんでしたが、せっかくだから行ってみようという気分で訪れました。全体的にマオリ族について多くの展示物があり、歴史的な展示物は日本の縄文時代や弥生時代のものとかなり似ている印象でした。昔の人たちが生活するために考え出したものは離れた土地だとしても共通点が多く、人だから考えることは似ているなという印象をうけました。もちろんすべて英語で書かれているのではっきりとは理解できませんでしたが、それでもミュージアムなので満足することはできました。

ニュージーランドでの研修は前回のオーストラリアの経験を生かし、事前にやってみたいことを考えてから研修に行きました。しかし、それでも帰国してからやり残したと思うことはあります。原因は行動するのが遅かったからだと思います。この研修に参加してもっと英語を理解することができればよかったと思いますが、それ以外にも早め早めに行動するように心がけようとするようになりました。今、自分は3年でまだ特に忙しいという訳ではありません。しかし、これから突然予定ができることが増えてくると思うので何事もできるうちに取り組んでおいた方がいいはずです。「思い立った日が吉日」まさにこの通りで早すぎるということはないはずです。もしこの研修に参加するかどうか迷っているならぜひ参加した方がいいと思います。

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