研修レポート No.1

このレポートは、2016年1月末から1ヶ月間にわたりマレーシアUCSI大学での英語研修に参加した鷲野友哉さん(現:法学部4年生)に執筆してもらいました。

1.はじめに

今回、僕は名城大学国際化推進センター様、T&E地球の歩き方様のご協力のもと、マレーシアにあるクアラルンプール郊外の郊外に位置する、UCSI大学で1ヶ月間の語学研修をさせていただきました。実は、昨年度もこの海外語学研修プランに参加し、そのときはオーストラリアのニューサウスウェールズ州で1ヶ月間語学研修をさせていただきました。それが自分にとっての初海外だったのですが、そこで得た経験や、文化の異なった人々との出会い、現地の生活を肌で体験して、帰国後、またこういった体験をしてみたいと思ったのが今回マレーシアに行こうと考えたきっかけでした。

一度海外研修プランを利用させていただいていることもあって、参加に対してあまり不安や戸惑いはありませんでした。むしろ、どんな物を準備するべきか、現地で出来そうなことは何か等を考えるのは割と容易でした。また、二度目の参加ということで、グループリーダーとして指名をいただき、一層やる気が出ました。出発前から、マレーシアとはどういった所かを自分なりに調べ、現地の生活スタイルや食文化の多様性などを知り、ますます行ってみたいという気持ちになりました。

2.プログラム内容

現地のUCSI大学の語学研修コースは10段階にレベル分けされ、初級コースは午前中、上級コースは午後という時間割になっています。英語力に関して、正直、自分は上級クラスに食い込めるほどの英語力はないだろうなと思っていました。最初のクラス分けテストも日本の今までのテストと比べて難しく、あまり出来た自信がありませんでした。それでも今回、僕は上級コースに割り当てられました。

今回のクラスメンバーの国籍は、最も多いのがアラブ系で、次に多いのが中国韓国と、アジアからの出身者がほとんどでした。彼らは全員フレンドリーで、クラスに入ればまず握手から始まりました。こういったところでも文化の違いを体験することができました。コミュニケーションもしましたが、彼ら独自の「英語訛り」を理解するのには時間がかかったときもありました。文法が若干怪しかったり、単語もスペルが間違っていたりすることが時々あり、なかなか互いに意思疏通がうまくいかないときもありましたが、ボディランゲージや、辞書を使ったりして、互いに理解し合うことができました。授業前に仲良くなったクラスメイトとフットボールをしたりもしました。全員裸足でプレイしたら、日本人組だけ足の皮がめくれて痛かったです笑。

授業は2部構成になっていて、前半はリーディングやライティングを、後半はリスニングやスピーキングをしました。もちろん教科書は全部英語だし、特に苦手なライティングは全然書けないのに語数のノルマが多く正直気が滅入るほどでした。そういった授業の後に友達に教えてもらったり、寮に戻って必死に予習してカバーしていきました。学期末にはテストがあり、通常のペーパーテストに加え、3、4人でグループになってプレゼンテーションを行うというものもありました。僕のグループメンバーはアラブ人と中国人の二人で、それぞれの考え方の違いや、プレゼンテーションのまとめ方などで苦労しましたが、互いにコミュニケーションを取り合い、なんとか形に仕上げて乗り切ることができました。簡単ではありませんでしたが、自分なりに英語に対してしっかり取り組み出来たという充実感はありました。

3.食文化

今回、正直にいってあまり観光はできませんでしたし、写真も多く撮っていません。一応今回の研修スケジュールにマラッカという都市の観光と、現地の工場見学というプランがありましたが、マラッカの方は楽しむことが出来たのですが、工場見学の方は時期が悪く、ちょうど中華新年という中国の旧暦でいう正月にあたってしまい、行ったはいいものの、ほとんどの工場が操業していませんでした。その他の観光地も自分で行こうにも車や電車で何時間とかかったり、そもそもバス停が日本みたいにはっきりと目印がないので、出来ることと言えばクアラルンプール市内観光がほとんどでした。

しかし、そんな観光に疎いマレーシアでも特に、それも毎日楽しむことが出来たのが、食文化。日本と違って多国籍文化のマレーシアは食文化の面でも例外でなく、様々な種類の本格的な料理店があちこちにあります。その日の気分ごとにあちこちのお店にいって、いろんな国の料理を食べることができます。最も提供率が高いメニューがナシゴレンと呼ばれる料理で、店ごとにいろんなアレンジが加えられているので1つの料理でも飽きることがないです。ちなみに個人的なおすすめはリトルインディアにあるお店で食べたマトンカレーです。安くて臭みも少なく、インド人シェフが作る美味しい本格カレーです。今回あまり街や物や人の写真は撮ることができませんでしたが、食事に関しては毎回、撮ることを欠かすことはなかったです笑。それぐらい食文化の面では満足しています。

基本的に物の価格が安いので、現地の人が入るようなレストランであれば、一食およそ300円程度でしっかりしたものは食べれます。軽くつまむくらいなら100円程度でも十分だったりします。食べ歩きをしてもあまりお財布に負担がかからないです。もちろん学食も安いです。ブッフェ形式になっていますが、うまくやれば一皿100円で量のある朝食が食べられます。

もちろん、現地に日本食のレストランもあります。日本の有名な店舗もちらほらあります。が、いわゆる似非日本みたいなレストランもあります。そういったお店は値段が高かったりしますが、逆にそういったところに入ってみて、日本の食文化がどういったものだと思われているのか、調べてみるのも面白いかもしれません。ちなみに茶碗蒸しは大豆をプリンにしたみたいな味でした笑

4.最後に

僕は今回の海外研修に参加して、海外への興味がいっそう深まりました。特にマレーシアに行ったことによって、いかに日本が恵まれているかということに気付くことができました。下水設備はそれほどしっかりしたものではなく、交通渋滞は国規模の問題だし、農村地区等では建物の老朽化や都市部に比べて衛生面もあまり良いものとは言えません。基本的賃金も安く、都市部には家のない人も数多くいます。

しかし悪いところばかりではなく、マレーシアには活気があります。建設途中の高層ビル群や、活気溢れる市場を見ると、これからもマレーシアはどんどん発展していくんだと肌で感じることができます。発展を見せるアジアの国と日本とを比較して、そこから見えてくるものもあるはずです。

英語を通じて、友人関係が広がることも1つのメリットです。互いの文化の特色や価値観の違い、そういったものを理解して出来た海外の友達は、海外留学で出来た一番の宝物です。

もしも今、海外に対して興味があるのならば、是非行ってみることをお勧めします。特にグルメ好きなら、マレーシアは絶対おすすめです笑。名城大学での海外研修はサポートも充実していますし、語学研修プランは短期間なものがほとんどなので、初めての海外でもそれほど大きなハードルにはならないと思います。もちろん長期の留学でも、わからないことや悩みがあれば国際化推進センターのスタッフさんが丁寧にアドバイスしてくれます。

海外留学はそんなに難しいものではないと思っています。そして、こういった経験が出来るのも大学生の間が一番のチャンスです。思いきって海外に出てみることで、何か新しいものを発見できるかもしれません。そしてそれは、絶対に自分にとって素晴らしいものになると思います。

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