ジョルジオ・ファビオ・コロンボ氏12月9日(金)と12月16日(金)、名古屋大学大学院法学研究科准教授のジョルジオ・ファビオ・コロンボ氏を講師に招き、後期2回目となる法文化セミナーを開催しました。

(右)セミナーの様子テーマは各々「西洋の法伝統の誕生」、「大陸法の伝統の注目すべき特徴」でした。イタリア出身であり、比較法律学で博士号を取得されているコロンボ准教授の講義では、古代のローマ帝国以来のヨーロッパの歴史、ローマ法の広がり、そしてローマ法の影響を受けた大陸法の国であるフランスの状況など、ゆっくりとわかりやすい英語で説明がなされました。パワーポイントも使用し、ヨーロッパの歴史にあまり詳しくない学生であっても、内容は十分理解できるものであったと思われます。

今回は英語で質問する学生もでてきて、議論もより活発化していました。次回のセミナーではさらに多くの学生が積極的に質問することを期待しています。