書き方講座 第二弾

 7月4日の第1弾に続き、7月12日(金)5限目に、「法学部 文章書き方講座第2弾」として、「作文は怖くない~実践的文章術~」を実施しました。

 講師を務めたのは、本学部卒業生で朝日新聞記者の林辰浩氏。事前に「私の特技」または「夢」というテーマで作文を書いたうえで、その内容にも触れながら、作文を書く際の注意点や心構えなどの説明が行われました。
 

林辰浩氏
 
 読む相手を想定して、読みやすい文章を心がけることが大切で、そのために一つの文章を短く書くとか、中学生が読んでわかる平易な言葉・表現を使うなどのアドバイスがされました。また、作文上達のコツとして、良い文章を読み、書き写すこと、身近な話題に引き付け、エピソードを詳細に書くことなど、具体的なノウハウも伝授されました。

 参加した学生からは、作文や論文の出題の意図をどのように理解して書くべきかとか、文章の構成をどのように考えればよいのかなど、多くの質問が出されました。林先生は、予定した時刻を大幅に超過して、一つ一つの質問に丁寧に答えておられました。

 今回この企画に参加できなかった学生や教員からも、次回の予定はないのかなどの問い合わせがあり、関心の高さをうかがわせる好企画となりました。